人の言葉を

夕べ夜食時間になると、珍しくクーが先に台所に来て「ニャオオ」とご飯を催促した。その時ココは椅子の上でねこ丸になって爆睡中であった。クーはご飯を食べる前「撫ぜ撫ぜしてよ」可愛い声で催促する。これも毎度の事で、僕はしゃがんでクーの背中を撫ぜる。ご飯の次は流しに一気に登って、洗い桶の前に座った。ここでも「ミャーァ」背中を撫ぜろと催促である。クーが水を飲み始めたので、僕は居間に戻りブログを見始めた。ものの５分もしないうちに、クーの声が台所から聞こえて来た。この時すぐに行かないとクーは怒り出す。側に行くと窓へ走った。「開けてよ」と言っている。僕は「今晩は寒いからだめだよ」とクーに言う。幼い頃から人間の言葉をよく理解してるクーは、僕の言葉も分かったようで、でも不貞腐れ気味に冷蔵庫の上に座っていた。そして僕が席に戻ると間もなく呼ぶ声が聞こえた。クーのところへ行くと「ミャャアー」と。今度はご飯のお代わりの要求のようだった。
以前にもブログに書いたが、クーは頭の良いねこであり、人の言葉も理解するが、自分の意思も言葉で伝える。ココには出来ない事である。今は寝ているが目が覚めると、何を言ってくるのか楽しみである。