大好きなクーちゃん

僕がココを貰ったのは、クーにとって可愛い弟がいたら良いだろうと思ったからである。
そのココは、予想以上な甘えん坊で、悪戯っ子であった。今でもクーの事が大好きで、傍に居たいらしく、今朝もほんの数センチの距離で寝ている。
夕方もクーが台所に入ると、後を追いかけて入って来る。そして家内のズボンに爪を立てたり、クーの近くでうろうろしたりと。クーにとっては迷惑なのかもしれないが、最近はクーも諦めている。
昨日の夕方も、西側の部屋に入り、家内の服で遊んでいた。その時クーは出窓で、孫達の遊ぶ姿を眺めていた。ココに「乗ってみる」と言って抱き上げると、珍しそうに外の空気を嗅ぎ、子供の遊ぶ姿を眺めていたが、10センチと離れていないところにクーもいたが、怒ることなく、鼻を点け合ってネコの挨拶までしたのだった。
兎に角、ココはクーが大好きであり、一緒に居たいのである。