QAZのつれづれ日記

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アマレットと杏仁豆腐

2016年08月07日 | 日記

私はお酒に弱くあまり飲めません。
いきおい本ブログにもお酒の話が出てくることはほとんどなく、過去にランブルスコワインのことを書いたくらいしかありません。
今回アマレットのことを書いてこれがお酒の話題二度目ということになります。

昔は海外に行きますとみんなお酒を買って帰るのが当たり前のような時代でしたから、私も飲めないくせにカミュ、マーテル、オタールなどブランデーのV.S.O.P.やナポレオン、ダンヒルなどスコッチウイスキーを出張のたびに免税店で購入、少しづつしか飲めませんのでそのうち開けてないボトルや飲みかけのボトルが家に何本も貯まってしまうというありさまでした。
アマレットもそんな飲みかけのお酒の一つで何ともう20年以上経ちますがまだボトルに半分以上残っています。

アマレット(Amaretto)はアンズ(杏子、アプリコット)の種を使用したリキュールで、アーモンドのような香りがします。
お酒に詳しくありませんしその時はどんな酒かラベルを見てもわからずボトルのデザインが気に入って買ってきました。


アマレットリキュールの歴史はかなり古くイタリア起源のようです。
ボトルに貼られたラベルにイタリア語でルッカ(地名)のカトリック教会、ファルネタ修道院の名前が出てきますがこの蒸留酒との関係はよくわかりません。
Amarettoとはイタリア語で「すこし苦いもの」という意味のようです。

このリキュールはちょうど中華料理のコースの最後に出てくるデザート、杏仁豆腐の味と匂いに非常によく似ていて甘くちょっぴり苦いです。
20数年経ってもいい香りがして甘味が少し増したように感じます。
アルコール度数は28度ほどですからワインより高いです。

私は杏仁豆腐が好きですので以前このリキュールで杏仁豆腐が作れないかと妻に言いましたらおいしい杏仁豆腐を作ってくれました。
普通杏仁豆腐はゼラチン、水、牛乳、生クリーム、砂糖に杏仁霜(アーモンドパウダー、アーモンドプードルとも呼ばれます)、好みでシナモンなどを加えて作られますが、杏仁霜(きょうにんそう)の代わりにこのアマレットを使ったのです。
知りませんでしたがネットを見ますと杏仁霜の代わりにアマレットを使った杏仁豆腐の簡単レシピがたくさん載っています。
杏仁は杏子の種の中の成分ですから杏仁豆腐を杏子の種を使用しているアマレットで作ってなんらおかしくないわけです。

アマレットのもう一つの楽しみ方は紅茶に数滴垂らして飲む方法です。
アマレットをウーロン茶で割ったカクテル(イタリアン・アイスティーと言うそうですが)もおいしいようです。
夏場、すっきりと爽やかそうで飲んでみたいと思います。

関連ブログ:
ランブルスコワイン(2013.12.29)



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