はっきり言って音痴なのです。ピッチが高めなのに1曲終わるまで全く気づかずに、伴奏者のカミさんから指摘されて初めて「そ、そうかあ?」てな物です。
小沢征爾さんはテーブルを叩くドンという音でさえ、その構成音を瞬時に解析してピアノで再現できる、と聞きました。なんということだろう。なんという違いだ。違って当たり前なのですが・・・でもそんな耳を持っていたらピッチの狂った音を聞くたびに気持ち悪くならないのだろうか、耳が痛くならないのだろうか、と疑問に思ってしまうのです。
私は自分の耳では判断がつかないので、練習のときにいちいち伴奏のカミさんに音が合っているか聞いたり、チューナーで確認したり、ここは低めに、ここは高めにと言うことだけ覚えたりと、大変なのです。こればかりはタンギングや腹式呼吸、指使いのように特訓して効果がすぐ出る、と言うものではないようです。しかしながら、もともと自作の音程が不安定の楽器ばかり演奏するので、あまり音感がよかったら逆に吹く気がしないのだろうなとも思うのです。「オレは音感が全く無いから音程が決まっているピアノを選んだのさ」と言う名ピアニストもいます。そういえばHKN響交楽団でもいつかピッコロがぜんぜんずれたピッチで吹いていたなあ。(客席の最前列の絶世の美女に気を取られたか、おなかの調子が悪かったのか、当日朝すざましい夫婦喧嘩をしたか、のいづれかだろうけれど)。プロフェッショナルでも音痴に吹くこともあるのだなあ、とちょっぴり嬉しくなるときもあるのです。(きっと失敗だらけの私の笛は大勢の人に嬉しさを提供しているのでは???)だから「私は音痴だから楽器は出来ない」と決め付けることはないのです。音痴と意識している限り音には敏感なのです。つまり本当の音痴ではないのですよ。
小沢征爾さんはテーブルを叩くドンという音でさえ、その構成音を瞬時に解析してピアノで再現できる、と聞きました。なんということだろう。なんという違いだ。違って当たり前なのですが・・・でもそんな耳を持っていたらピッチの狂った音を聞くたびに気持ち悪くならないのだろうか、耳が痛くならないのだろうか、と疑問に思ってしまうのです。
私は自分の耳では判断がつかないので、練習のときにいちいち伴奏のカミさんに音が合っているか聞いたり、チューナーで確認したり、ここは低めに、ここは高めにと言うことだけ覚えたりと、大変なのです。こればかりはタンギングや腹式呼吸、指使いのように特訓して効果がすぐ出る、と言うものではないようです。しかしながら、もともと自作の音程が不安定の楽器ばかり演奏するので、あまり音感がよかったら逆に吹く気がしないのだろうなとも思うのです。「オレは音感が全く無いから音程が決まっているピアノを選んだのさ」と言う名ピアニストもいます。そういえばHKN響交楽団でもいつかピッコロがぜんぜんずれたピッチで吹いていたなあ。(客席の最前列の絶世の美女に気を取られたか、おなかの調子が悪かったのか、当日朝すざましい夫婦喧嘩をしたか、のいづれかだろうけれど)。プロフェッショナルでも音痴に吹くこともあるのだなあ、とちょっぴり嬉しくなるときもあるのです。(きっと失敗だらけの私の笛は大勢の人に嬉しさを提供しているのでは???)だから「私は音痴だから楽器は出来ない」と決め付けることはないのです。音痴と意識している限り音には敏感なのです。つまり本当の音痴ではないのですよ。
