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良い音を出すために(8)喉について

2012-05-29 20:06:23 | 楽器講座
 良い音を出すには「バカ殿の発音」、は以前書きましたが、さらに強力な呼気を出すコツです。ケーナを吹いた後フルートを吹くとなんと音が出やすいのだ、と感じるのです。低音から高音まで楽に出るのです。さすが長年研究され尽くした楽器。その点ケーナは厄介です。低音が出やすいケーナは高音が出にくく、高音が出やすいケーナは低音が出にくい。どちらがより厄介かと言うと前者だと思うのです。太いケーナはその傾向が強いですが、バカ殿式では間に合わない、その時に有用なのがスリーパーホールド式喉なのです。スリーパーホールドとは何ぞや?プロレスファンなら誰でも知っているのですが(私は大のプロレスファン、ただしG馬場時代の)首を絞める技なのです。息を吐きながら自分の首を絞めてください。息の通り道が狭くなって、カスレ音になります。この状態とバカ殿式を同時にやるとここで息がさらに圧縮されるのです。ただ自分で首を絞めたままにするわけにはいきませんから、自らの喉の調整でスリーパーホールド状態を作るのです。どうやるかと言えば簡単、わざとカスレ声を出すようにするだけです。簡単です。だったらスリーパーホールドなんてやる必要ないじゃん???確かのそのとおり。首を締めたら危険ですのでやめましょう。
 いづれにせよケーナの高音はバカ殿式+カスレ声式喉で。この話はケーナに限ったことでして他の笛は良く知りません。(オカリナ類はバカ殿式で充分です)

良い音を出すために(7)イメトレ

2012-05-14 22:10:02 | 楽器講座
 何と言ってもイメージトレーニングが大事なのです。楽器を構えて、音を出さずに吹いて(弾いて)みる。そのときに腹筋は力を入れ、横隔膜は自在に動いて、喉から頬・唇まで脱力して、圧力のある息が出てきてチチンプイプイ、ボリュームがあって美しすぎて華麗すぎる音がでてきたゾ~、とイメージするのです。自分がスター演奏家、名手になったと思いこむ、と言うのも手かも。フルートならジェイムスゴールウェイに、トランペットならモリスアンドレに(これはちょいと重すぎると言う向きにはナカリャコフなんかどうでしょう)ギターならパコでルシアとかね、いやビセンテアミーゴの方がイケメンでいいかも、なんて想像するのです。いけないマニア話になってきてしまった。楽器に限らず、イメージトレーニングは絶大な効果があるそうです。笛の練習は夜、音が出せない時に、かすかな風の音だけ出して練習するのも効果があります。いい音を出さなければ、と言う意識から開放されますから指使いを覚えるには最適です。自分が操り人形になったつもりで演奏すると余分な力が抜けて楽に吹ける、と言うのも試してみると良いでしょう。ついでに大観衆からスタンヂングオベーションで大喝采を浴びている、という空想もすると楽しいよ。

良い音を出すために(6)脱力

2012-04-26 23:16:45 | 楽器講座
腹筋には常に力が入っていますが、他の部分は力を抜くのです。余分な力が入っていると音も堅くなります。と言われてもどうしても力が入ってしまうのですね。唇かちかち、頬ごわごわ、肩首こりこり、腕指がちがち。でもそれは仕方がないことなのです。いっそのこと無理に力を入れてみましょう。全部の部分に力を思い切りいれて、がちがちこりこりにしてみるのです。そのうち力が抜けてくる、楽になるのです。ギターに関して言えば、始めた当時、または久しぶりに弾くときは両方の指がカチカチになってしまうのです。そこにわざと力を入れて引いてみる。それを数日やると力が抜けてくるのです。ギターの練習と言うのは結局指の筋肉を鍛える、と言うことなので、筋肉を鍛えて力をつければ、余分な力を入れなくて済む、ということなのです。ギターは門外漢なので(いやいや笛も十分、門外漢なのですが)偉そうなことはいえませんが。笛類も同様、腹、喉、頬、唇、舌の筋肉を鍛えるということなので、最初は力んで力を入れてもいいのではないでしょうか。筋肉は反対方向に緊張させると緩む、という法則があるようですから、それを応用してもいいかもしれません。

良い音を出すために(5)タンギング

2012-03-28 20:51:13 | 楽器講座
 タンギングも厄介です。フルートを始めてから、このタンギングがうまくいかず、しどろもどろタンギングがずーと続き、それがコンプレックスになり、やめてしまおうかとも思ったものです。結論を言うと、正しいタンギングをしていれば訓練しだいで正確に速くできるようになるのです。舌も筋肉ですからいくらでも鍛えようがあります。ただ時間がかかるのです。私は間違ったタンギングでやっていたので、まともにできるようになるのに20年!(いやまだまともにできていないか?)。
 一般的な教則では、タンギングを“トゥ”で表わしていますが、もっと自在に舌を扱うには不十分なように思います。私は“トゥ”“テ”“ティ”“レ”=tu,te,ri.reで表わしています。舌の先端を上あごに当てるのですが、声を出しながらいぇって見ると、その当てる位置により発音が異なります。それがtutetireです。スタッカートがtu、レガートがre、その中間がte,tiです。これもビブラート同様楽器を用いない“エア練習”が功を奏します。朝から晩まで小さな声で“トゥ”“テ”“ティ”“レ”を繰りかえすのです。人がその様子を見ると、その異様さに「あの人お気の毒ね」と思われるののがオチですが、そんな事は気にしない。練習あるのみです。ダブルタンギング“teketeketeke”トリプル“teketeteketetekete”も同様です。

注)reと表記しましたが、英語発音であればleが適当です。

良い音を出すために(4)ビブラート

2012-03-27 20:30:28 | 楽器講座
ビブラートは厄介です。なかなか一定の波でかかりませんし、振幅はまちまちうになってしまう。そもそもビブラートは腹でかけるか喉でかけるか、という方法論争(?)がありましたがフルートの教則では腹で、が多かったように思います。ケーナは喉でかける、が一般的なようです。あるフルート奏者は、腹でかけるのだけれど結果として喉も動いてしまう、と言っていました。ジェームスゴールウェイ(世界的フルート奏者)は「私は、喉だけでビブラートをかける。そしてどのようなスピード、幅でも喉でコントロールできる」と言っている、とある本に書いてありました。私自身は腹は固定して喉だけでかけています。腹筋でのビブラートは難しくて諦めました。でもフルートの神様のようなゴールウェイが言っているのだから喉だけでいいのでしょう。さて練習方法は前回紹介した「志村けんのばか殿」の喉をして演歌歌手(たとえばぴんから兄弟)の真似をして大げさに震わせながら歌ってみることです。これはきっかけとつかむためのもので、実際の練習は「ばか殿喉」でアエアエアエ(アは高い声、エはさらに高い声)と声を出し、大きな振幅で一定のスピード(最初はゆっくりから)を保つ練習からでしょう。これは声を出さなくても練習可能です。通勤~勤務時間~パソコン時間~風呂~寝付くまで、つまり一日中喉を動かす練習をしていれば上達はアッいう間です。