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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

岡本光

2012-03-01 19:49:26 | 日記
投球フォーム・・・右オーバースロー


球種・・・ストレート、カーブ、シュート、スライダー


1983年・オープン戦
3月5日・ロッテー巨人「鹿児島」
巨000000101・2
ロ20200000・・4
勝ち・三宅・・セーブ・シャーリー・・負け・岡本・・・本塁打・落合1号

岡本投手・投球内容・3回・・3安打・自責4

「先発・岡本、重圧に自滅・・・苦いデビュー」
・強烈なプロの洗礼だった。1回1死1塁で、昨年の三冠王・落合に高めの直球を左中間へ2点本塁打された巨人のルーキー岡本は「度肝を抜かれました」と脱帽した。試合前からいやな予感がしていたという。右から左へ絶好のホームラン風が吹いていた。そして、巨人では新人が「オープン戦・開幕投手」になったのは18年ぶりという緊張感。そのうえ、プロでの調整法に迷って、前日の練習を軽めにしたのがたたってか、ブルペンでも球が高めに浮いていた。先頭の高沢こそ投手ライナーに打ち取ったが、これも高めのタマ。「プロはやっぱり甘い球を見逃さないなあ」と思ったそうで、これが頭にこびりついて、コーナーを狙ったら、続く弘田に四球。「ちょっとカーッとして」落合の2球目が、おあつらえ向きの真ん中高めに行ってしまった。この場面を落合は「この時期にぶつけられるのは怖いから、早めに勝負しょうと思っていたら、いい球が来た」と振り返った。そして3回の2打席目も、弘田が四球の後、今度はスライダーがベルトあたりへスーッと入り、左翼フェンス直撃の2塁打。幕下付け出しの新人と横綱の対決といったところだから仕方ないが、岡本が「1回で完全にのまれたという感じ」と言えば、落合は本塁打賞を手に「賞金レースは強いよ。オープン戦だからだろうけど、ちょっと岡本の出番は早いんじゃないの」と余裕たっぷり。この試合を岡本は「シュートのテスト」と言っていたが、そのシュートがことごとくボールになっていては打つ手がなかった。4回までの予定を3回で切り上げ、あとは巨人の先輩投手を見学。その感想は「やっぱり厳しいところをついてました。もっと制球力をつけて出直します」大荒れの投球では点数のつけようもなく、藤田監督も「勉強、勉強」というしかなかった。


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