●走ろうぜ、マージ
小太郎くんの父さん・母さんのお勧めで、馳星周さんの”走ろうぜ、マージ”を読みました。
馳さんと愛犬バーニーズ・マウテンドッグのマージ(♀11歳)の最後の夏の物語です。マージは末期がんに侵され、余命3ヶ月と告知されていました。
そのマージの世話を実に献身的に行う馳さん、それに必死に応えようとするかのようなマージの姿に、読みはじめから終わりまで涙が止まりませんでした。
犬には死の概念はないといいます。愛犬の死を恐れるのは飼い主のほうなのでしょう。
馳さんは、マージの死後、”落ち着いたら、またバーニーズを飼おう。マージの代わりではなく...”と言いますが、自身がやれるだけをことを行ったという気持ちと、マージが与えてくれたものが、とても大きかったからこその言葉だと思いました。
実は馳さんにはマージの他にワルテル(♂1歳)という愛犬もいます。マージとワルテルの関係がぷりと小辰に似ていたことで、さらに感情移入をしてしまいました。
犬を飼うものとして、大切にしたい一冊となりました。
●41歳からの哲学
今年2月に亡くなられた池田晶子さんの著書です。中心テーマは”死”ですが、”死を考えることは生を考えること”、”善く生きることとは”について哲学的でありながら、易しい言葉でつづられています。
池田さんはクールでシニカルな印象の方ですが、愛犬家でもあります。この本の最後の2章で愛犬について、語られています。
そのタイトルが、”悲しみを恐れて愛することを控えるか-愛犬”と”あの忠実さ、あの善良さ、そして情けなさ-再び、愛犬”です。
ここで語られていることは、私がずっと考えていたことそのものでした。
”死んだとき悲しいから生き物は飼わない。”とよく聞く言葉ですが、大切にしていたもの、幸せな時間をたくさん一緒に過ごしたものを失うとき、与えてくれたものの大きさに比例して痛みを伴うものだと思います。
よほど強欲な人を除けば、失っても痛みを伴わないものは大切なものではありません。
失ったときの悲しみを恐れて、犬との時間を過ごさないのをあまりにももったいないと、池田さんは語っています。まったく同感です。
池田さんも二代目の愛犬を迎えています。馳さんと同じ気持ちからでしょうか。
悲しいことですが、どういう形であれ、必ず別れは来ます。
でも、それまでたくさん、一緒に良い思い出を作り、うちの子になってくれて、ありがとうと言い続けたいです。
とはいえ、ぷりも小辰もうんと長生きして犬又になるんだからね。
小太郎くんの父さん・母さんのお勧めで、馳星周さんの”走ろうぜ、マージ”を読みました。
馳さんと愛犬バーニーズ・マウテンドッグのマージ(♀11歳)の最後の夏の物語です。マージは末期がんに侵され、余命3ヶ月と告知されていました。
そのマージの世話を実に献身的に行う馳さん、それに必死に応えようとするかのようなマージの姿に、読みはじめから終わりまで涙が止まりませんでした。
犬には死の概念はないといいます。愛犬の死を恐れるのは飼い主のほうなのでしょう。
馳さんは、マージの死後、”落ち着いたら、またバーニーズを飼おう。マージの代わりではなく...”と言いますが、自身がやれるだけをことを行ったという気持ちと、マージが与えてくれたものが、とても大きかったからこその言葉だと思いました。
実は馳さんにはマージの他にワルテル(♂1歳)という愛犬もいます。マージとワルテルの関係がぷりと小辰に似ていたことで、さらに感情移入をしてしまいました。
犬を飼うものとして、大切にしたい一冊となりました。
●41歳からの哲学
今年2月に亡くなられた池田晶子さんの著書です。中心テーマは”死”ですが、”死を考えることは生を考えること”、”善く生きることとは”について哲学的でありながら、易しい言葉でつづられています。
池田さんはクールでシニカルな印象の方ですが、愛犬家でもあります。この本の最後の2章で愛犬について、語られています。
そのタイトルが、”悲しみを恐れて愛することを控えるか-愛犬”と”あの忠実さ、あの善良さ、そして情けなさ-再び、愛犬”です。
ここで語られていることは、私がずっと考えていたことそのものでした。
”死んだとき悲しいから生き物は飼わない。”とよく聞く言葉ですが、大切にしていたもの、幸せな時間をたくさん一緒に過ごしたものを失うとき、与えてくれたものの大きさに比例して痛みを伴うものだと思います。
よほど強欲な人を除けば、失っても痛みを伴わないものは大切なものではありません。
失ったときの悲しみを恐れて、犬との時間を過ごさないのをあまりにももったいないと、池田さんは語っています。まったく同感です。
池田さんも二代目の愛犬を迎えています。馳さんと同じ気持ちからでしょうか。
悲しいことですが、どういう形であれ、必ず別れは来ます。
でも、それまでたくさん、一緒に良い思い出を作り、うちの子になってくれて、ありがとうと言い続けたいです。
とはいえ、ぷりも小辰もうんと長生きして犬又になるんだからね。
でも読み終えたのは随分後でした
最初の1ページから涙で進まず・・・全くだめですね
この本で遅ればせながら『虹の橋』も知りました
命あるものだからいつかは別れる時が来ると頭では理解していますが
重度のペットロスにはなるでしょうな
今から小太郎の主治医である友達にも心配されているらしい
でもいいんです、大切な我が子だものあたりまえ!
今はたっぷり愛して、その時はどっぷり沈みます
でもいつかは浮き上がってこなくてはと!
日々感動を与えてくれる小太郎達、わんこ
その時までしっかり向き合って行きたいですね
池田さんの本、私も是非とも読ませていただきますね
それにしてもやけにかわいい犬又ですね
小太郎にもがんばってもらいましょ~
「走ろうぜ、マージ」ですか。この本はまだ読んだことがないのですけど、実際に手にしたら多分私でも大雨洪水警報に見舞われることと思います。
これとは違うのですけど、以前「ダメ犬グー」を本屋で立ち読みして、公衆の面前で雨漏りしそうになったことがあります。
「死んだら悲しいからもう飼いたくない」という意見の人もいますけど、たぶん私は悲しい別れのあとでもまた犬を飼うと思います。確かにお別れのときは必ずやって来ますけど、ワンコと暮らしているとそれ以上のものをたくさんもらえるので。
それでも、箔にはできるだけたくさん長生きしてもらいたいです。
素敵な本を教えていただきありがとうございます。
マージ・・・、奇跡が起こることを祈りながら、読み進んでいました。
ペットロス、私もとても心配です。二匹がいなくなると考えただけで涙が出るほどです。
でも、おっしゃるとおり、どんだけ沈んでも、浮き上がってくれば良いんですよね。
小太郎くんも、犬又を目指してがんばりましょう
マージ・・・を読んで泣きすぎて、次の日、まぶたが腫れて大変でした、気をつけてくださいね。
私も、どれだけ別れが悲しくても、ワンコは飼い続けると思います。
ワンコが与えてくれるものは何物にも変えがたいですから
”ダメ犬グー”探してみます。また、まぶたが腫れちゃいますね
箔くんも目指せ犬又です。
ゆきさんは立派だ!
ペットロスは私も経験しました。
最初の仔を不慮の事故でなくしたとき、それはもうひどかったです。
でも二度目の仔はギリギリまでお世話できたので、悲しかったけど清々しい気持ちになりました。
やるだけやったら大丈夫だと思います。
池田晶子さん、惜しい人を亡くしました。
敬愛する小林秀雄先生のおそばできっと微笑まれていることでしょう。
送る痛みと辛さで何年も、他のワンコを横目で見ていましたよ。それも、寂しいものでしたが、又、送る悲しさを考えると、どうしても、一歩が踏み出せなくて。
でも、現在、かけがえの無いエルといっしょです。
矛盾していますが、何故か一緒に居るのです。
私の中で、何かが、そうさせたのかも、
言葉では言い表せない何かがです。
言葉が足りなくてごめんなさいね。
エルと時間を共有して、先代犬へメッセージを
託す日迄、慈しみ育てたいと思ってます。
だから、エルより先には死ねませんよね。
なってしまいました~(笑)
先日シロとーさんと二人で眼科にいったとき
待合室にあった、数ページに簡単にまとめられた
子供用の「フランダースの犬」の絵本で
普段泣いたところを見たことがない
シロとーさんが泣きそうになってました(笑)
先代を亡くしており
別れの悲しみは知っているつもりですが
シロとの別れはまた受け入れられるかどうか
自信ないです。。
ちょっと病気になっても
かなりの動揺でしたから(苦笑)
この本は新聞の本紹介欄で見たと思います。が、しかし先代犬ゴールデンのアニー君をやはりがんで亡くしていたので、手に取れなかった。。こうしてゆうたんがいるにもかかわらず、アニー君の闘病生活を思い出すといつも涙腺が緩んでしまいます。
先日、いせひでこさんという絵本作家の本で、「グレイがまってるから」というシリーズの3作目を本屋で見つけて手に取りましたが、立ち読みで泣いてしまいました。馳さんのこの本、読むには次の日休みの日がいいかもしれませんね。。
読んだら泣いちゃうってわかってても読んじゃうのは、学習能力が無いか、泣くことで涙と一緒に何かを流しているためかと思います
ワンコたちは優しいから、あんまり別れを悲しむと心配してしまいますね。
池田晶子さん、まだまだ著作を残して欲しかったですが、きっとあちらで”やるだけやったわよ”と愛犬をなでながら微笑んでらっしゃるでしょうか。
愛犬との別れは何度あっても慣れるということはないのでしょうね。
でも、きっと先代犬さんたちは、今、エルママさんがエルちゃんと楽しそうにしているのを見て喜んでいるのはないでしょうか。
ワンコたちとの出会いにはいつも運命を感じます。エルちゃんが来たのはまさに運命です。尻尾のはえた天使さんですから
私も犬ものを始めとした動物関連のものは、涙と鼻水にまみれてしまいます。
フランダースの犬はカルピス名作劇場(?)が大好きだった私が一度見ただけであまりに辛くて見られませんでした
お別れは避けられないのかもしれませんが、そのための覚悟など一生できない気がします。
シロさんの元気な姿を見ると嬉しいです。治って良かったです
アニー君もガンだったのですか
ゆうたんがいてもアニー君を思い出して泣いてしまうのは仕方が無いことだと思います。ゆうたんはアニー君の代わりではないのですから
”グレイがまっているから”は3作とも読みましたが、最終作は特に涙が止まりませんでした。人前で読んだらいけませんよー
犬の十戒をベースに作られているようですが
出来はどうであれ広告観ただけでじ~~ンときてしまいました
小太郎と巡り会うまでの仕事と生活に追われる日々を過ごして来た私にもこれほどまでの感情があったのか・・・と思い知らされる昨今
小太郎と接していなければなかったかも
砂漠にオアシス・・
最近よく行く寿司居酒屋さんには先代犬の肖像画が入り口に飾ってあります(入り口の目立つ壁に)
今は二代目二匹と仲良く暮らすご夫婦のお店ですが
先代の肖像画を飾る位置で売り上げが変わると・・
いつも見守ってくれているのだという話でした
毎回犬談義で一杯やってます
なんだかつよ~~~い絆を感じてしまいます
肖像画ってところにすごく重みがありました
魂入ってますね
もちろん行くと挨拶してから飲んでます
”犬との10の約束”(?)、本も出てるって知って、早速、図書館に予約しました。また、まぶたが腫れるほど泣くのに、こりない奴です。読んだら、感想をupしますね。
寿司居酒屋さん、愛犬の肖像画を飾っているのですか、大切にされていたんですね。きっと、飼い主さんとお店のことを見守ってくれていますね。
この頃思うのですが、死は犬との別れではなく、肉体を見たりさわったりすることは出来なくなっても、もっとずっと一緒にいられるようになることなのかもしれないと。。。
まぁ、そう考えることで、やがて来る別れに備えているのですけど。
ワンコ達とはいつまでも一緒です