まだ早い

この間の検査で腫瘍マーカーが上限値を超えました。
手術してからまだ５ヶ月弱。
即再発ではなく、８月まで様子を見ることになったけど、
膝や肩、ひじも痛いので、骨転移？なんて疑っちゃう。
リンパへの転移は少しだったのだから、抗がん剤だってよく効いたじゃない。
超悪性タイプの私の癌でも、早すぎ。
再発だとしたらまだ早いな。
もう少し、待ってほしかったな。

なので、今日、死ぬまでにやりたいことをもう一つやるため、
出かけてみました。
そのことは、次回にでも。

だれか、励まして。
きっと大丈夫って。

星の王子様

友達に薦められて、星の王子様を読みました。

切なかった。
サン　テグジュペリ、生きるのが難しい人だったろうな。
見えないものが見えるのは辛いことで、
やさしい気持ちを持っていると、人の痛みも自分の痛みのように感じて辛くて、
生きるのが辛くなってしまう　と思う。
消えてしまいたくなるぐらい。

だから、私には子供がいなくてよかったなと思う。
やさしい、思いやりのある子になってほしいけど、
そんな子には世界は辛いことばかりだから。
その辛さを受け止められる強さが私にはないから。

光合成？

かつらを取って会社に行くようになって10日、
それまでと比べて髪の毛の伸びが異常に早い気がする。
光合成してるんかい？それとも今まで息苦しかったのかい？
すくすく伸びてくれてるのはうれしいけど、
くせ毛がひどくて佐藤隆太状態。

くすり

乳ガンの再発防止のために、ホルモン剤を朝晩1錠ずつ飲んでます。
これがよく飲み忘れて、どんどん余っていく。
粉薬とか錠剤を何粒も飲むとかだと、”飲んだ”って感じがするけど、
錠剤を一粒は”あれ？飲んだっけ？”ってすぐ忘れちゃいます。
薬の副作用でボケも入ってるのかしら？

白夜行、読み終わりました。

ついに白夜行を読み終わりました。
最後まで読んでも、”救われない”の印象は変わらず。
雪穂と亮司の気持ちが一切描かれていないから、
共感が沸かないのに、あの量を読ませるのは東野圭吾がうまいからなんだろうな。
でも、やっぱり二人の気持ちが知りたい。
もう一冊、あの二人の視点で小説を書いてもらいたい。
（TV　ドラマは二人の気持ちがかなり書かれてるらしいけど。）
きっと、もっと悲しくて辛くて救われない気持ちになると思うのだけれど。

平行して、毎日かあさん３　西原理恵子を読みました。
二人の子供の成長が楽しい。
西原の気持ちの暖かさが伝わってくる。
しかし、男の子（人）って、いつまでたってもおバカ。
そこがいいところなんだろうけど。

さて、この次は何を読みましょう。

生き方、変わりますか？

そろそろ髪の毛が伸び始め、
気候も暖かくなってきましたので、
昨日からかつらをとって出社しました。
”髪の毛、切ったのですか？”の問いには、
正直に”いいえ、かつらを取りました。”と答えました。
少し意地悪ですかね？
その反応の中に”生死を見つめて生き方変わったでしょ？”がありました。
ありえません。
10秒後、死ぬのなら会いたい人も、言いたいことあるけど、
とりあえず、死ぬのは身近でも、
今すぐではないし、
今までだって、精一杯生きてきたので、
生き方も信念も変わりません。
それは威張ります。

と　今日はここまで。

本日通院日

こんばんは。
今日は2ヶ月ぶりの外科の通院日でした。
注射して血液検査して、薬もらって。
3ヶ月にいっぺんお腹にホルモン剤を注射するのですが、
これがなぜ3ヶ月かけて徐々に効くのか理解不能。
（もちろん、その仕組みについては説明書を読んだのですが、やはり？？？）
ホルモン剤の副作用に関しては、たいした自覚もなくおめでたい日々を送っています。

ただいま、東野圭吾”白夜行”半分まで、読み進みました。
今のところ、二人の主人公の行動には共感も同情もできず。
ここから、二人に気持ちが寄り添えるような展開になるのでしょうか？
ＴＶドラマも見てなかったし・・・。
面白いけど、すくわれません。

去年の今日

去年の今日、乳がんを告知されて、
それまで何のために生きるの？だったのが、
あとどれぐらい生きられるの？に変って、
つらいけど、生きるのが楽になりました。
（ってか、これはものすごい強がりかな。）
とりあえず、親よりは先に死ねないですよね。
乳がんを甘く見ていました。
私の場合は予後不良。
あー、そんなものか。
少し前、夏川結衣と本木？でやっていた
子宮がんのドラマ　”5年生存率70％”でいい？
のタイトル見て、”いいじゃんそれだけ生きる確率あれば”と
思った自分は。
5年生存率50%ぐらいでした。
でもまぁ、半々だしね。いいじゃんと思っています。
ただ、何のために生きるのか考えることから離れて、
とりあえず、生きていて、
きれいなものを見られて、美しいものに触れることができることに感謝できるようになったことは、幸せです。

宝石は好きですか？

きれいなもの、
美しいもの、
素敵なものが好きです。
また成田美名子。
いまは　ALEXANDRITE を読んでいるところです。
やはり美しいということは、素敵なことですね。
ってか、ありえないですね。登場人物全員美形。
できれば、悩み共有したい　と　あこがれるようなお話です。

その一方、
東野圭吾　白夜行　読み始めました。
どうも救いがないらしい。

小説や漫画に求めてるものってなんでしょう？
私はなくちゃ生きていけないものの一つです。活字。

あなたにとってはどんなものですか？活字って？

さて

はじめまして、もしかしてこれを読んでくれるかもしれないあなたへ。
自己紹介から始めるのが、礼儀でしょうか？
それともブログを始めるきっかけでしょうか？
ブログを始めるきっかけは酔いです。
酔った勢いでもないと恥ずかしくて始められません。
というか、その前に始めたかったけど、勢いがほしかったですかね。
まぁ、次に背中を押したのは、乳がんです。
珍しくもないけど、私の年齢では少し珍しいでしょう。
その辺はおいおい書いていきます。
今日は漫画の話。
”花よりも花のごとく”著者　成田　美名子　って知ってますか？
お能の漫画です。お能ってぜんぜんなじみがないのですが、
面白い　ってか。うまいですね。
好きなことを漫画にするの。成田さんてば。
日本の文化　ってどうなんでしょう・
人生折り返し地点ですが、歌舞伎もお能も見たことのない私ですが、
なんとなく　お能に親しんだ気がします。
お能に触れられて、かつストーリの面白さと画のきれいさで素敵な漫画です。
活字読むほどチカラないけど、身になるもの読みたいときはお勧めです。
癒やし系ではないけど、まぁ、癒やされます。