はなのしたにて

日本スピッツのぷり(♀17歳)、小辰(♂3歳)と東京下町で暮らしています。二匹との日々をつづります。

美容室行った

2006-06-27 18:09:14 | がんのこと
今日は春休み。(そういうものが当社にはあります。)
近所のイタリアンレストランでゆっくりとランチを楽しみ、幸せを噛みしめました。(ビールにワインもいただきました。)
で、ランチ後に美容室行ってきました
初めての美容室でしたが、感じがよく。
薬の副作用でハゲだったのが、やっとここまできたこと等を話してカットしてもらいました。
かわいくなったと思っています
抗がん剤のCEFが終了して、親父のように(サザエさんの波平と言えばわかってもらえる?)髪の毛が生え始め、
タキソテールが終了して頭頂部も生え始め、
約5ヶ月で美容院に行くほどまで成長しました。
それにしても以前とは大違いにくせ毛、やわらかい、細い。
もうカツラに戻ることがないと良いな。

ぷりと小辰

2006-06-24 00:18:03 | 犬のこと
ぷりは14年間もうちの姫として君臨してきた。
もうその気品には恐れ入るばかり。
そこへ小辰が乱入してきた。
小辰には理屈は通用しない。
ただただ欲望のまま遊ぶ。
ぷり、だいすっきって追いかける。
後からそっと近づく、そして前足で襲い掛かる。
そして遂にぷりの堪忍袋の緒が切れた”キャン”と鳴く小辰。
目の近くをかまれちゃった。
その後はぷりに対しては少しおとなしくなった小辰と
優位に立ったぷりは何とかうまくやっている。

そう君たちの妙な距離のとり方を見るのが、
今の私の生きがい。

がんのプロフィール②

2006-06-23 23:22:10 | がんのこと
告知から抗がん剤開始まで

健康診断の2次検査で告知された翌々日に治療を受ける病院で診察を受けた。
まずは検査から、マンモグラフィー、乳房の超音波、血液検査。
超音波の検査にかける時間が検診のときとは比べようもないぐらいに長く、
しっかり見てくれるという安心感が得られた。
超音波は横向きで受けていたため画像が見える。
医療の現場を離れて十数年の私にも、はっきりとしこりが見えた。
でも、私の古い知識ではしこりということ以外はわからない。
マンモは板に胸をはさむのが大変
巨乳の私は乳房を薄く延ばすのが大変。

主治医となったのは30代前半とおぼしき女医、きびきびした様子とはっきりとした口調が印象的だった。
紹介状に”乳がん”と断言してあったので、
”細胞診もしていないのに・・・”と言われたが、
彼女も超音波、マンモの画像から、ほぼ間違いないでしょうと診断する。
そして抗がん剤治療を行うであろうことを示唆された。

初回の診察で感じたことは、
ガンが専門のこの病院の待合室にあふれる患者の数への脅威。
そして、そんなに多くいる患者の中で自分が一番年下であろうことへの不安。
ガン患者の負の感情に一日中向け合わなければいけない医療現場の方々への尊敬。

この日から長い治療が始まった。
闘病とは言わない、闘っているというほど頑張らなかった。
ただ、始めたことをキチンとこなしてきただけだった。
カリキュラムをこなしているように。

ネコのお座り

2006-06-20 12:49:20 | Weblog
ネコがお座りしている背中の形が好きです。
こんもりと山のようになっていて、
ネコの体の柔らかさを象徴しているようで、かわいい。
そして、こちらもしゃがんで小さくなって、
そんなネコに向き合って、”こんにちは”って話しかけると、
”にゃあ”って返事をしてくれる。(ごくまれに)
その声も好きです。

外で会うネコたちは私を幸せな気持ちにしてくれるけど、
交通事故にあったり、心ない人にいじめられたりしないかと、
少し心配にもなります。

ZOO

2006-06-19 23:49:16 | 本のこと
乙一の"ZOO"を読み終わりました。
乙一は好きな作家の一人。
ジャンルとしてはホラーやファンタジーになるのだろうか。
メジャーな感じのしない作風だけど、
怖がりでやさしくて、自分の弱さを受け入れている性格を感じる。
私にも共通する性格(と、自分では思う)。
文庫版の最後の文が好き。こんなに短いのに怖さとやさしさと弱さが詰まっている。

小辰が私のおならの音に驚いた

意味不明

2006-06-17 14:07:07 | 犬のこと
小辰の行動は唐突で意味不明。
特にわからないのが、ぷりの水のみで水を飲んだ後、
水のみに寄りかかりくつろぐこと
子犬は毎日成長して、昨日まで出来なかったことが出来るようになる。
たとえば、結界だったラグから出られるようになったり。
だけど、自分の尻尾を追っかけてクルクル回るのはむなしくないの?小辰

神はサイコロをふらない

2006-06-15 23:42:49 | 本のこと
また、TVドラマの原作。
ドラマでは小林聡美が主演で、好きな女優なので一度、見ました。
(帰宅時間が間に合わず、ビデオにもとらず、その後は無理)
原作は、ドラマと設定が違っていて、残された時間は3日間。
途中まで読んだ段階では、
死者がよみがえるのは生者のため、生者のための小説って感じてました。
”黄泉がえり”のように。
もともと私は死者にかかわる儀式は生者が納得するために行われるもの。
死は無に帰すのだから、死者に対する思いは生者の気持ちを慰めるためと考えていました。
だけど、この小説は死者のための小説でした。
突然に理不尽に訪れた死を死者が受け入れるための3日間。
同時にそれは生者も救う時間でした。
文章も設定も傑作とはいえないけれど、死者が自分のために時間を使ったところが素敵でした。

癌になって、このような突然の理不尽な死に襲われることなく、
死の準備と覚悟を出来ることには感謝。

がんのプロフィール

2006-06-15 00:21:28 | がんのこと
私の乳がんのプロフィール①

告知まで
2001~2003年まで毎年春、健康診断で乳がんの検査を触診で受けていた。
2004年 胸にしこりを見つけるも周期的に小さくなるように感じて、
そのうち日常の忙しさにしこりのことを忘れる。
2004年は仕事が忙しく健康診断は受けられなかった。
2005年2月 入浴中にしこりを再認識、かなり大きいと感じたものの、
しこりが移動することから、乳がんではなさそうと気持ちをごまかし、
仕事の忙しさにかまけて受診せず。
2005年4月 健康診断で超音波による乳がん検診を受診。
(私が所属する健保では、被保険者の乳がん検診はこの前年まで触診のみ。ただし、被扶養者は数年前からマンモグラフィを導入していた。同じ保険組合に属し、自分の給料から保険料を払いながら、乳がん検診は精度が悪いとされていた触診しか受けられず、専業主婦として夫を支える被扶養者はマンモを受けていた。せめて同じにしてほしかった。)
2005年4月 再検査でマンモグラフィ。問診をした医師(専門は不明)に超音波の画像を見ながら”大きいな”といわれる。

告知される
2005年5月
検診先の病院で”乳がんです”と告知される。
マンモグラフィのみで細胞診も行っていない段階で断言される。
そして治療を行うための病院を三つほど提示された。
その中でもっとも職場に近い病院を選ぶ。
医師に”仕事を続けることは出来ますか?”と問いかけていた。
(そんなに仕事が好きだったんだな。このときの気持ちを思い出し、明日からも仕事がんばろう。
この再検査の結果を聞きに行くとき、14時の予約だったから午前中仕事して、ランチとビールで勢いつけました。
結果を聞いた後、また会社に戻り仕事をしたのですが、帰りの電車は反対方向に乗ってしまい、引き返すという失態を演じました。動揺してたんだな


結界

2006-06-14 23:50:50 | 犬のこと
小辰はパテラとかいう小型犬にありがちな持病を持っていて、
後ろ足の膝を脱臼しやすいらしい。
だから、すべって膝に負担のかかるフローリングはよくない。
なので、ラグの上で遊ばせていた。
ラグは赤、フローリングはナチュラル。
なぜかラグの上から出られない小辰。
ラグのはじまで行くのに出られない
ぷりや私がラグの外にいるのにいけない
色のせいかな?犬は色はわからないというけど、
濃い色と薄い色の区別はつくらしいから、
そのせいかな。
面白いな、彼にとって世界はどんな風なんだろう。
一生、君を大事にするからね。
病めるときも健やかなる時も。

小辰登場

2006-06-14 08:38:15 | 犬のこと
うちに2匹目の犬、小辰が6月11日日曜日にやってきた。
生後約80日、2kgのオス。
ちっちゃい、白い、動きが変。
長い間、2匹飼いたいと思っていたが、
今の環境になってやっと実現。
最大の課題はうちのばあちゃん犬(ぷり)が受け入れてくれるかどうか、
ゆっくり気長にならしていくつもりだけれど、
今のところは、ぷりが逃げている状態。
でも、毎日に大きな楽しみが一つ増えました