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韓国映画「江南ブルース R15+」

2020-04-21 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「江南ブルース R15+」 予告

2015年の韓国映画
花より男子 Boys Over Flowers」「相続者たち」「青い海の伝説」といった
テレビドラマで人気の俳優イ・ミンホが主演したアクションノワール。
今までのロマンティックな役柄とは一転、野心溢れる鋭い眼差しと
危険な拳を振りかざす激しいアクションシーンにも挑戦!

韓国激動の1970年代
兄弟同然に育った二人がソウル南東部の江南地区の利権争いに巻き込まれ、
土地開発をめぐる男たちの欲望や義理、裏切りを描いた作品。
「ドクターズ」「Mr.ソクラテス」のキム・レウォン、
「国際市場で逢いましょう」などのチョン・ジニョンが共演。
監督は『凍える牙』などのユ・ハ。
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「江南ブルース」 
イ・ミンホさんのノワール映画だったので観てみました。
今までに観た作品とは全く違うキャラクターでした。
キム・レウォンさんとの兄弟同然の関係が、生きて行くためとはいえ
父親同然のキルスを殺されたことによって歪んでしまうストーリーは切なかったです。

江南の農村地帯を買い上げて、政府主導による高層団地など住宅開発を目論んで、
土地ころがしで儲けようとする有力者たちのシーンは興味深かったです。
政治家・ヤクザ・富裕層の有力者たちが絡み合って駆け引きが繰り広げられますが、
そんな中で、「自分の土地を持ちたい」と夢見るジョンテの姿が心痛いです。
今や、ソウルでも指折りのファッショナブルな地域が存在し、新興のエンターテインメント地域
・文化地域として江南はあらゆる世代の人々を惹きつけているそうですが、
当時の江南を知る人が観たら、また違った思いが残る映画ではないかと思いました。

 

■江南(ソウル特別市) ※Wikipediaより
ソウルの伝統的な中心部は漢江の北(江北)にある鐘路区や中区などの旧市街であったが、
1970年代以降の政府主導の住宅地・オフィス用地開発政策によって、
1990年代よりソウルのビジネス・政治・教育・商業などの中心は江南に移りつつある。
また不動産価格の急上昇も起こっており、高層アパートの価格上昇やバブル発生の懸念は
韓国の国政上の課題となっている。

江南には地方から大学進学のため上京し、後に一流企業や政府機関等に就職した住民も多い。
そのため江南は「富裕な住民の住む地域」と韓国社会では見られている。
また、発展に取り残された感のある江北や全国の他地域との格差がしばしば指摘され、
他地域住民や左派などから目の敵にされることも多い地域である。

 

■STORY
舞台は1970年。
戸籍もまともにない生活をしながら実の兄弟のように暮らしてきた
ジョンテ (イ・ミンホ) とヨンギ (キム・レウォン) 。
ある日、唯一の安息の場だった小さなほったて小屋さえ奪われた2人。

さらに、やくざが介入した全党大会の妨害作戦に巻き込まれ、
ジョンテとヨンギはお互いを見失ってしまう。

3年後、自分を家族として受け入れてくれた組織のボス出身のキルス (チョン・ジニョン)
の願いとは裏腹に、成功したいという夢だけで、やくざの生活を始めたジョンテ。


情報と権力の中心に通じているミン・マダム (キム・ジス) と一緒に
江南開発の利権争いに飛び込んだジョンテは、明洞派の中堅ボスになった
ヨンギと再会する。


敵同士となったジョンテとヨンギに、政界まで介入した義理と陰謀、
そして裏切りが渦巻く江南の土地を巡る争いが始まる…。

 

 

 


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