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初めてこの蝶を見ました。→
浅葱斑（アサギマダラ）、渡りをする蝶として有名なんですよね。話としては知っていたけれど実際に目にしたのは初めてで、自分の家の庭に飛んで来てくれたのがとても嬉しかったです。きのう強い北風が吹いていたからそれに乗って渡ってきたんだろうな。薄く半透明な羽はまさに浅葱色。ヒヨドリバナ属の花（ヒヨドリバナ、フジバカマなど）の蜜に含まれるらしいアルカロイド（毒物）を摂取しないと成熟／生殖出来ないという不思議な関係。（幼虫の時期もオオカモメヅルなどの毒草を食べて成長するそうな。）
白い花はキク科ヒヨドリバナ属の藤袴（フジバカマ）の白花種。山野草屋さんから買ってきたものですが、これも今年初めて庭に導入したもの。幸運は飛来するものなのね。闘病中の山野草屋のおじさんに蝶の話をしようと思った。ひらひらとゆったり舞う不思議な蝶。おじさん元気になってくれるといいな。
花と蝶と毒……。文才があったら何か小説でも書けそうな三つの単語。文才ないですけど（苦笑）。