G様がミドリフグを飼い始められたそうなので、ウチの飼育環境(かなり酷いですごめんなさい)をのっけてみますよー。参考にしてはいけない的な内容ですがね、特に水槽がね、狭過ぎなのでね、そこんとこはスルーで頼みますよっと(笑)。
■大福水槽:
大福さん(=ぽこぽこさん)5歳、豆福さん4歳の複数飼育。
30cm水槽+テトラの外掛けフィルターOT-45に生物濾過の種砂、エアレーション、26度固定ヒーター、底砂はサンゴ砂、アクセサリーに岩。
フグは飛び出すことが良くあるので、水槽のフタは小さな隙間も塞いでます。
フツーなら、30cm水槽に2個体混泳させてるとエライ人詳しい人に怒られます。ミドリフグの場合1個体につき最低でも60cm水槽単独飼育が推奨されております。狭い=飼育水が汚れ易い=運動不足=肥満。
■一福水槽:
一福さん4歳、独居房(=噛み付きクセがあるので単独飼育)。
設備は上記と同じものです。
普段使う消耗品はこんな感じ。
・人工海水の素(シーライフ)
・カルキ中和剤(テトラ/コントラコロライン)
・人工餌(テトラ/マリン グラニュール)
・O2ストーン(酸素の出る錠剤?)
・交換フィルター
青い枠は初期の水槽立ち上げ時期には要りますが、あとはほとんど要りません。
赤い枠は病気が出た時の治療薬。魚は動物病院では看てくれないので、基本は「体力」頼り。
他のは普段使う掃除用具などなど。
◆汽水のつくりかた
ミドリフグは汽水域の魚なので汽水で育てます。海水と淡水の川の水が混じる河口付近に棲んでいるそうです。だもんで薄塩~。淡水(=真水)を1.000として、海水が1.020~1.023のあたりの塩分比重(つまり真水より重い)として、ミドリフグを飼育してらっしゃるかたは1.006~ぐらいから始めて徐々に濃くしていくそうですが、ウチはフグさんを買ったSHOPの飼育水比重が1.016だったので、それに近いところと計測し易い数値(コレ重要)にするために比重1.015辺りを採用。水温によっても比重は変わりますがめんどくさいので割愛(笑)
使ってる人工海水の素シーライフの場合、
比重1.015の汽水を作るには、(水温を26度にしておく)水道水1リットルに対して人工海水の素27グラムを投入して混ぜ混ぜします。カルキ中和剤(コントラコロライン)も忘れずに加えます。濁っていた水が透明になるまでぐるぐるかき混ぜたら出来上がり(写真では5リットル分の汽水をバケツで作っています)。
他のメーカーの人工海水の素ではグラムが違ってくると思います。
↑クリックで拡大。必ず比重計で測って確かめます。
比重計には汽水の目盛が無く測れないものもあるので注意。
飼育本などではチューブでちょろちょろと新しい水と交換するサイフォン式が推奨されとりますが、んなことやってられないので柄杓でガバっと古い飼育水を掬って出し(=濾材は古い水で軽くすすぐ)、新しい水をザーっと水槽に注ぎ入れます。超アバウトです。こんなアバウトでも5年も生きてくれています。ミドリフグは本来は丈夫は魚なんだよね。
今は水質安定しているので水換えは週一回ぐらいです。水槽小さいのでもっと頻繁でもいいんだが。
そんなこんなでムチムチと育ってしまったウチのフグさん本日のお姿はこちらのサムネールをクリック。
どすこ~い!!
後ろにある岩のトンネル穴はもうすぐ通れなくなるかと思います。