メト■ポリス

ゆっかぜ載ってた「えすえふマガズィ～ン11月号」の表３に載ってる映画『メト■ポリス』。懐かしいー。元々1926年のモノクロサイレント映画ですが、私はリメイク版（1984年のジョルジオ・モ■ダーの再編集版）をレンタルビデオで見た記憶があります。リメイク版の方は時間も短くなっていてサントラが入ってたのが面白かったのだ。（確かサントラLP買ったぞ、どこいったっけ。若いお嬢様方は御存知ないかもしれませんが、昔はLPレコードなんつうデカい黒円盤だったのよね音楽は。）後世の映画にいろんな影響をあたえたビジュアルデザインがあちこちにあります。このロボットのデザインは有名だけど、私は10時間シフトの時計のタイポグラフィーがものすごく好きでした。この数字デザインの美しいこと！（表３に載ってる右上の写真ね。）ああ、文字って美しいんだわと、映画のテーマとは関係ないビジュアルばかり印象に残ってます。見た当時は自分が後にタイポグラフィーの仕事するとは思ってなかったけど（笑）。このDVDはオリジナル（は残っていない）に近い形での編集版みたいですね。さすがに今サイレントに長時間耐えられるかというと…ストーリーのテーマが重いだけに私には無理っぽいな、途中で寝てしまいそう（笑）。支配者階級　VS. 労働者階級のストーリーですが、何だか闘争が解決していなかった気がするんだけど、どうなんだ？

あ、84年版のサントラはよくも悪くも80年代なので、その当時のサウンドがお好きな方には面白いと思います。私は好き（笑）。意外な方々が楽曲参加されてます。フレディー.・M氏とか。
さっき密林で調べてきたら1989年にCD化されてましたよサントラ。（在庫切れだったので再補充ないだろな…）

手塚氏の『メト■ポリス』とは別作品です。何かしらの影響は受けてると思いますがそっちは未見なので確認できず。