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亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

いろいろ出てきた病気の根っこ?

2008-04-10 | 甲状腺&膠原病
今日は、急に寒くて、朝、目がさめたら、手がしもやけになってました。4月なんですけど(笑)
カラダがびりびりするので、一日うちでおとなしく暮らしました~。

この間も書きましたが、内分泌の診察のとき、次々いろんな病気が出てくると笑ったら、「もとは一つかもよ」と先生がサラッと言ってました。

え、もとって?

帰ってから、「そういえば、どうやったら、膠原病(SLE、シェーグレン症候群、リン脂質抗体症候群)や甲状腺ホルモン不応症やバセドウ1つの元から起きるんだろう???」とナゾ解きが気になってきました(笑)おもしろそうなのに、ぼーっとしていて、「え、どういう意味?」って聞き返し損ねたのが残念。

全身性エリテマトーデス(SLE)の研究と、甲状腺ホルモン不応症の研究で、つづけて遺伝子の検体をしたところなので、瞬間的に、遺伝子の転写因子?と思いうかびました。
学校では、遺伝子は「人間の設計図」と習ったから、一生変わらないと思っていたのですが、そうでもないんですね。よく考えたら、冷蔵庫にいれていても、お肉は腐るわけで、細胞だって、たえずリフレッシュ(新陳代謝)しています。その過程で、遺伝子も転写されます。
でも、放射線や紫外線のようなストレスや老化から、転写を失敗することがあるんだそうです。失敗することがあっても、修復する酵素があるようです。それでも、酵素も失敗したら…?
そういう、転写をするためのタンパク質や酵素をつくる部分の遺伝子に問題があるということ?

甲状腺ホルモンは、脳の上の方にある視床下部から出たTRHというホルモンが、頭の真ん中あたりにある下垂体を刺激して、そこから出たTSHというホルモンが喉にある甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンが出ます。そのホルモンが血液に乗って全身にまわり、それぞれの器官でα受容体とかβ受容体によってキャッチされ、「活性化してねー」という情報が伝わるわけです。
血圧の調整をする交感神経の指令も、視床下部から。受容するのは、α受容体やβ受容体。
ってことは、そのあたりの内分泌の指令系統を疑った?

やっぱり遺伝子系とホルモン系の接点がよくわかりません~。

…そして、診察から1週間経ってみて、「あ、バセドウとRTH(甲状腺ホルモン不応症)の合併の元が1つってだけかも」と思い当たって、脱力中です(笑)
わからないことは、ちゃんと聞くのがいいですね。

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24時間ホルター(血圧計付)は、ぶじに完了♪

2008-04-03 | 甲状腺&膠原病
昨日、とつぜんつけることになった24時間ホルターは、ぶじに「ソクテイカンリョウ」という表示がでました~。
24時間つけている間も、普段の生活をつづけるわけで、その間に剥がれないように、心電図の電極も血圧計も、テープで厳重に貼られていました。採血のあとのバンソウコを10分貼っているだけ赤くなっている肌に、24時間テープを貼っていたらどうなるか…。剥がしたあとも、まだついているみたいに、赤く腫れてもりあがってます~(笑)
かゆみだけは収まってきて、何よりです。

データの入った機械は、仕事のあとで、救急外来に届けてきました。

データの中身は……ちらっと見たところ、いろいろありそう…かな。寝起きに血圧が高いはずが、夕方カクンと下がったあと、乱高下。でも、ま、いっか。とりあえず、解析はゆっくりしてくださることになって、ぶじに解放されました♪

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冷静と仕事のあいだ

2008-03-30 | 甲状腺&膠原病
今日は、めずらしく家から一歩も出ずに、うちでおとなしく暮らしました。静かにしていると、やっぱり熱の上がり方が穏やかです♪

ぼぉっとしたついでに、内分泌も膠原病も、診察が近づいてきて、「聞きたいことは何だっけ?」とメモを書いてました。

1ヶ月以上つづく熱、関節の痛みが増えていること、鼻血がよく出ること、春なのに乾燥がひどいこと…。並べてみると、なんとなくわたしの元気より病気の元気が勝っているかも…?と、ちょっとへこんだのですが、よぉく眺めてみると、どれも対症療法で対応できるレベルみたい。勝手にそう決めて、元気になってます(笑)
原因が全身性エリテマトーデス(SLE)か、シェーグレン症候群か、甲状腺ホルモン不応症か、はたまた何か新しいものかはわかりません~!
あとは、白血球の増加、1年くらいかけてゆっくり落ちている貧血が止まっているといいな。白血球が増加していてもリウマチとか新しい病気が増えないといいな。

多分、症状はどれも大したことがないのだけれど、仕事がちょっとずつ増えてきている状態なので、大丈夫かなぁと、ちょっと不安でカラダのサインに敏感になっているんでしょうね。
周りがとっても忙しそうなので、何とかしてあげたいし、自分もやりたい仕事が目の前にいっぱいあるけれど、どうやら体がついていっていないので、次の診察のあとで、上司ともう一度、仕事の量を相談してみようかな。そのうち、クビになるかなぁ。

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遺伝子の検査は手間がかかる

2008-03-15 | 甲状腺&膠原病
1日とっても気持ちがいい天気でした。気がついたら、風がすっかり春のにおい。そして、つづいていた熱もおさまりました♪ 半分のワソランも効いているのか、脈拍も安定してます。

そういえば、この間の診察にあわせて、ついでに、アメリカの全身性エリテマトーデス(SLE)の研究者のお友だちの病院で研究協力の献血もしてきました。補体に関する遺伝子異常がある人は、補体の値が正常でもSLEになりやすい、という仮説があるらしく、SLEを発症しているわたしの遺伝子がどうなっているかを確認したいそうな。
20ccだけなので、普通の献血の10分の1とか20分の1なんだけれど。
薬も飲んでいるし、海外の渡航歴から献血ができないわたしとしては、世の中に貢献できてよかったかな。

その話を甲状腺の先生にしたら、「え!じゃ、甲状腺ホルモン不応症の検査のために、T3受容体の関連遺伝子もまとめて検査させてくれないかな?」と先生の名前を聞かれてました(笑) なにやら、遺伝子の分離がややこしいらしくて、分離した血をちょっとだけわけてもらって、甲状腺ホルモン不応症に関係する遺伝子を検査したいということらしいのですが、残念ながら、日本では分離せずに、先生が連絡を取る頃には-80度に凍っていて、そのままアメリカに送ってしまうと思うなぁ(笑)

提供する方は、血を抜いてもらうだけだけど、検査するのは、白血球を分離して、薬品で細胞膜を壊して、DNAとそれ以外を分離して、分離したDNAを洗浄して、固定して…とたくさんやることがあるようです。大変なんですねぇ。

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てぶくろを買いに

2008-02-23 | 甲状腺&膠原病
熱はずいぶん落ち着いたと思ったら、気のせいだったようで、今日も38度達成~!!

この冬は、レイノーはあまり出ないのですが、凍瘡様皮疹(つまり、しもやけ?)はよく出ます。寒いところに出ると、染料に指をつけたみたいに、指の部分だけ赤くふくれている感じ。手のひらにできる寒冷じんましんと同じかと思ったら、皮膚科の先生によると、指の方は、しもやけ状の紅斑だったみたいです。

なので、手首のサポーターの上から使える、男性用の手袋を愛用していたのですが、ぼーっとしてたら、片一方をなくしてしまいました(泣) 暖かい日でも、サポーターだけでは指がジンジンしてくるので、さっそく買いに行ったら、世の中はすっかり春物が売られてました!!きゃー。この数日は春のように暖かだけど、まだまだ手袋は必要です!!
来年、寒くなり始めたときに困らないためにも買っておこうと、ネットでさがしてみたら、いいものを見つけました♪

あったカイロ 手袋」! 
ミトン型で、指先部分にカイロをいれるポケットがついているんです。420円というのもうれしい♪ みんな求めるものは同じなんですね!

それにしても、手のこわばりと手首の痛みが、しっかりでてきました。
今朝は、ごそっと髪の毛がぬけたので、地味に数えてみると、100本で挫折したけど、けっこう抜けたみたい。口と目の乾燥もなんだかしっかり。
うーん。やっぱり、何があやしいって、カラダの状態を越えて動きすぎているってことかな(笑)反省…。
飲める薬が少ない今、できるだけ薬を飲まずにすむ状態をじょうずにつくるのは、大事なので、ガンバリすぎないように、ガンバリます♪

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発熱のルール♪

2008-02-22 | 甲状腺&膠原病
熱が37.5度くらいになりました!
37.5度はまだ自慢できないでしょうけど、微熱の域なので、「何かが起こっている?」感が減るかな。って、38度でも気にせず、一日でかけていたりしてましたが。イケマセン!

内分泌の先生は、ふだんはあんまり発熱は気にしないのですが、今は、メルカゾールに切り替えて間もないので、「38度の熱がでたら、電話でご報告」というお約束になってます。
で、膠原病の先生とは「何か変わったことが起きたらお電話。38度の熱が1週間つづいたら、とりあえず電話。」という約束になってます。

38度が5日くらいつづいたので、週明けには膠原病の先生に一応、報告しないといけないかなと思っていたところで、さがって何より。
全身性エリテマトーデス(SLE)で発熱するのは、活動期には73%くらいあるけれど、非活動期には1%くらいという統計もあるので、熱がつづくと、先生がずいぶん心配するのです。顔の紅斑がつづくときも、一気に活動性があがることがあるので、心配されますが、同じくらい心配されます。
心配される=病院に監禁される(入院)の可能性があがる、ということで、困ります!!(笑)

反省して、もうちょっと休み休み暮らすことにしました~!

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この熱はなにもの!?

2008-02-19 | 甲状腺&膠原病
昨日、鼻水が止まらないと思ったら、寝る前に、38度の熱を出していました。耳鼻科のせいじゃなかったみたいです(笑)

実は、前の診察のとき、内分泌の先生に「一応、無顆粒球症メルカゾールの副作用)が怖いから、38度以上の熱が出たら、電話してね」と言われました。飲み始めて、2ヶ月くらいの間に白血球の顆粒球という成分がなくなってしまう副作用。わたしは今、飲み始めて約5週間です。
無顆粒球症なら39度とか40度とかまで出そうですけど、38度でほんとに電話しますか?38度なら、しょっちゅう出るかも。」と念を押してしまいましたが、「うん、一応」と言われてました。

というわけで、今朝は37.3度までさがったのですが、電話でご相談。
「うーーん、微妙な出方だね。僕としては、血液検査で確認できたら安心だけど。」と風邪声で言われました。
とりあえず、病院まで行くのは体力使うし、先生の風邪をもらいそう(笑)なので、1日おとなしくしてみようということになりました。

が、ずっと安静にしていたのに夕方、37.7度になって、関節まで痛くなってきました。
「痛み止めのカロナールを飲んだら、熱が下がっちゃって、ややこしくなりますか?」と聞いてみたら、「うーん、ややこしいけど、つらいのに止められないね。」と先生。
「無顆粒球症なら、ふつうは、今ごろ死にそうになってそうだけど、そんな感じではないんだね。しょっちゅう熱を出すもんね。じゃあ、様子をみよう。つらいと思ったら、夜でも早朝でもすぐに来てね。」と言われました。

さっき38度まで上がってきましたが、どこまでも上がる感じではないので、朝まで様子を見ることにします♪ 無顆粒球症でよくある喉の痛みもないし。
この2週間くらいの易疲労感からすると、案外、この熱は、内分泌でなくて、膠原病の方だったりして!?
熱はあるけど、ぐっすり寝たので、なんだか、とってもゲンキなんです~。

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ちょっと休憩♪

2008-02-02 | 甲状腺&膠原病
やっぱり気を張ってお仕事をすると、カラダにもハリがでてきました♪ 手首や足首の痛みもありますが、夏の間、重いお皿を持つのがつらかったことから考えれば、ずいぶん調子がいいです。

…そんなことで、油断をして働きすぎたのか、数日前から、甲状腺も亢進しているはずで、ワソランも飲んでないのに、脈拍は45から60の間。あれれ。とりあえず、吐かないようにカラダを起こした状態で、おとなしくしてます~。
高熱はないから、病院にはいかないで大丈夫かな。
ハート・プラスにご理解を

ハート・プラスのカードもつくったし、キーホルダー・キットが届いたけれど、ちょっと休憩です♪

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ハート・プラスマーク、ぷろぱ仕様

2008-02-01 | 甲状腺&膠原病
昨日書いたハート・プラスマーク。さっそくバッヂを用意しました♪
ポチッと注文したアイロンプリントとキーホルダーのキットが届かないので、第一弾は、名刺用の紙に印刷して、名札のようなプラスチック・ケースにいれています。
HeartPlus girl4.jpg

Heart Plusだけでは何のこと?という感じですが、そこは「え?知らない?」と開き直ってます(笑
トートバック用に、1つは、おんなのコの絵を地にひいてみましたが、ちょっとほのぼのしすぎて、席をゆずってもらえなさそう…! ロゴのデザイナーの方にも、ちょっと申し訳ないかも。やっぱりここは、キチンとした形のものが安心でしょうか。

いろんな人に「このマーク知ってる? どう思う?」と聞いてまわってますが、身障者手帳を持っている人でも、外から見えない場合は、バスや電車の優先席で肩身が狭かったり、身障者用の駐車スペースに車を停めたら叱られたり、いろんな経験されているそうです。
わたしも、バスで座っているときに、つめた~い空気が流れたので、となりに座ったおばあさんと「元気に席をお譲りできるといいんですけど、病気でどうしても立って乗るのがむずかしくて、申し訳ないんです」「あら、そうなの、大変ねぇ」と会話してみたりしたことがありますが、そんな会話をする元気がいつもあるわけではないので、マークを鞄にしのばせておくと少し気持ちに余裕ができるかも。

大切なのは、「見えないところで切羽詰っている人がいるかもしれないって、知ってください」ということなんでしょうね。

このマークは「みえない障害で苦労している人」を表わすものですが、「理解をひろげる運動」も背負っているのかもしれません。
患者さん自身が使うときには、フレーズは必要ないかもしれないけれど、理解を深める意味では、「内部障害者に理解を深める」は、ちょっぴり敷居が高いので、マタニティ・マークの「おなかに赤ちゃんがいます」のような、やわらかいコピーを会の方がつけてくれるとうれしいな。

 みえない内部障害をご存知ですか?
 みえない痛みにご理解ください

う、むずかしい…。
まずは、必要な人が使うことで、世の中にひろがるといいのかな。

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難病の人が利用できるハートプラス・マーク発見!!

2008-01-30 | 甲状腺&膠原病
以前、マタニティマークのような、難病マークがあるといい!と書きました。なんと、今日、NHKの『まちかど情報局』で「やさしいマーク」のことが取り上げられていて、まさにそんなマークが紹介されていました。
(ひろさん、教えてくださってありがとうございます!! わたしも偶然みてました!)
28日の読売新聞にも掲載されていたようです。

ハート・プラスの会が進めるハートプラス・マークです!

身体に不自由があっても、外観からは判らないため 自宅で、電車の中で、学校で、職場で、スーパーで、「辛い、しんどい」と声に出せず我慢している人がいます。一般社会にそんな人々の存在を視覚的に示し、理解の第一歩とするため、このマークは生まれました。
と説明されていました。代表の白井伸夜さんも、先天性の心臓病のため数度の手術を受けた経験がある方だそうです。内部障害、つまり障害者手帳をもっている人だけでなく、内臓疾患の人も対象だそうです。これですよ、これ!!
今日の通院の前に、昨日、アイロンプリントで「外から見えにくいハンデをもっています」というトートバックを作ろうかと思っていたところなので、今朝、テレビで見かけて、叫んでしまいました(笑)

マークは単体で無料で使用できるそうなので、さっそく手作りキーホルダーのキットを購入。表にマーク、裏に「外から見えにくいハンデをもっています」と書いてつくってみよ♪

ちなみに、関連するやさしいマークを調べていたら、いろいろあるんですね。聴覚障害者のマークやオストメイト(人工肛門など)に対応したトイレのマークも発見。知りませんでした…。もっとひろく認知されて、気持ちよくゆずりあえるようになると、ほんとにいいです♪

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職場でうれしかった、復帰のためのこんなこと

2008-01-28 | 甲状腺&膠原病
先週、お仕事に復帰して、最初は4時間。通院でお休みもいただいて、後半は8時間がんばれました。いろいろ職場で配慮をしてもらったことで、比較的、負担が少ない状態で復帰しています~。前の膠原病の主治医が、「入院しちゃった方が、周りの意識が変わるから、これから働きやすくなるよ」と言ってくれたけれど、ほんとにそうでした。
上司が勉強したり質問してくれて、考えてくれたのですが、具体的にいうと…

通院への配慮
予定されている通院はもちろん、気になる症状が出たときにも病院に寄って確認したいときに、「長期的に見れば、治療が最優先」と言ってくれることが、言い出しやすくてうれしいです。
休んだ分を残業でカバー…という気持ちになってしまうのも、「治療だけでつかれるはずだから、ダメダメ!」と言ってくれました。

上司からの同僚への説明
同僚には病気のくわしい説明は病名も含めて特にしていないのですが、「無理するのが一番いけない病気だから、気をつけてあげてね。みんなには負担をかけてごめんね。」と上司から同僚に話してくれたのは、救われました。見た目では元気そうだけに、お互い気持ちよく仕事ができるうえでは大きいかも。
悪性リンパ腫を治療しながら、半在宅をしている同僚がいたり、子育て中の短縮勤務の人がいたり、変則勤務がわたしだけじゃない、というトレンドも気持ちの負担を軽くしてくれているような気がします。
空調も暖かめに設定してくれたり、大きな窓にカーテンを増やしてくれていたのも、ちょっとうれしかった♪

勤務中の休憩のとりやすさ
膠原病の本に、よく「疲れてしまう前に、こまめにお休みを」と書かれていますが、2時間くらいで、ちょっと別室にいって、ゆっくりお茶をいれたり横にならせてもらったり、体を温めたり仮眠をとらせてもらうのが、先週はとてもありがたかったです。甲状腺が安定すると、ずいぶん違うんでしょうけど。
用心しすぎ?とも思ったのですが、上司が「見た目で病気がわかりにくい分、きちんと休むことで周りも受け入れやすいと思うよ」と言ってくれたので、すなおに休ませてもらいました。確かに夕方の疲れ方がまったく違います!!

時間帯の配慮
関節がすごく痛いときには早朝ミーティングがホントにつらかった(!)ので、フレックス・時差出勤をして、同僚からミーティングの概要だけ教えてもらう形が助かってます。

職務内容の分担
今は、担当していた仕事をいったんすべてリセットしています。すこしずつ担当を復活させていきますが、バックアップの担当者をつけてくれることになりました。
具合が悪いときに、細かく説明しないで、「ゴメン!この件、託させて」だけで伝わるから、休むときのハードルがずいぶん低くなります。
これまでの「あとひとガンバリ」を「一休み、ひと休み~♪」にするのがいいかな。

今の状態は、膠原病の先生も甲状腺の先生も、薬がうまく効いて、血管炎もなければ、ストレスや重労働を避ける範囲で8時間は働けるんじゃないかな、と話していました。
復帰にあたって、上司から、どんなことを意識したらいいの?と聞かれて、前の記事に書いたサイトなど、わたしもいくつか勉強してみましたが、こんなところに配慮があれば、という課題や実際にうまくいった例、むずかしい例が書かれていて、そのなかに「休息」という仕事として、お昼に1時間仮眠をとる女の子のお話がでてきます。
「それもお仕事」と思うというのは、わたしの場合は必要なのかも。上司からも、「具合がちょっとどうかなと思ったら、すっぱり帰るのも、仕事のうち。周りからはわからないから。」と念を押してました。

カラダが安定してくると、いろいろやりたくてウズウズしてきそうだけれど(笑)、しばらくは、今の仕事量をつづけてみるのが潔くてよさそうです♪
甲状腺が亢進しがちな夏を越えたら、一安心かな。

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難病とお仕事

2008-01-26 | 甲状腺&膠原病
お仕事に復帰して、1週間が終わりました♪

復帰早々、急に病院に行くためのお休みをいただいたり、フレックスにしてもらったり、何度も短く横にならせてもらったりしていたら、熱があがるようなことはなく、1週間のりきりました~。

今日は肩がはって、貧血みたいに背中がぞくっとしたり、お腹がむかむかしたり、ちょっと怪しげ。働いているときは、「翌日に残らない程度の疲労にとどめる」と思っていたんだけれど、…あれ、なんだか疲れてる?(笑)
下血疑惑のあとは、実は昨日あたりから若干、血尿疑惑が出てきたので、もしかしたら、そのせいかもしれません。ともかく、来週の診察で腎臓を確認してもらうので、それまで待ってみることに~。

先週、厚労省の調査で、精神障害者の8割、身体障害者の半数が就業してないという報告が新聞に出てましたが、難病をもつ人も、思うように働けないのに、支援も受けにくいという話をよく聞きます。

わたしも、仕事をはじめるにあたって、いろいろ資料を読みました。
春名 由一郎という先生が、患者と会社の両方の立場で、実態調査した報告書『難病等慢性疾患者の就労実態と就労支援の課題』は、10年も前の資料ですが、職場での理解が得にくい実態や会社としてもどういう配慮ができるか見えていない状態が垣間見える気がします。その他の体験も難病就業支援プロジェクト資料閲覧室に載っていました。

大きくいうと、「働ける人と働けない人」ときっちり2つ分けないで、「こんなことなら働ける人」「ちょぴっと働ける人」というような曖昧な可能性を頭において、何ができるかやってみよう、という方向の提言になっています。

読みながら、わたしも「少しずつ復帰」という形に自信がもてました。(って、さっそく8時間働いてしまっちゃイカンけど…)こういうおおらかな意識が社会に広がるとほんとにいいな。

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副作用に対応する政府機関なんかあったんだ!

2008-01-25 | 甲状腺&膠原病
まったく関係ないものを検索していて、偶然、みつけました。

独立行政法人・医薬品医療機器総合機構というところに「健康被害救済制度」があるようです。薬によって、入院するくらいひどい副作用が出た場合には、薬剤メーカーが出した拠出金によって保障されるそうです。(なかなか認定されないような気がするのは偏見?)
ホームページにポスターが載ってましたが、見たことないなぁ。世の中、知らないことが多いもんんですね(笑)


なんと、情報提供のサイトには、新薬の承認の報告やリコール(!)のお話まで掲載されています。
一般向けの情報もたくさんありました。
たとえば病院で「甲状腺のお薬を飲み始めてしばらくは、無顆粒球症という症状がでる可能性があるから、気をつけてくださいね」と言われても、何にどう気をつけるのか、わからないことって、多いですよね。わたしもこの間の下血疑惑のときに、若い先生に「血管炎の症状は何かでましたか?」と聞かれて、「血管炎の症状って、どんなことなんだか知りません」と言っちゃったことがありました。
重篤副作用疾患別対応マニュアルとして一覧になっていて、「次のような症状が出たら、放置せずに、ただちに医師・薬剤師に連絡してください。」ということが明記されているのがうれしいです。

今後、どれだけ一般に向けて充実していくのか、わかりませんが、せっかくあるなら、もっと知られるといいのかも♪


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尾籠な話ですが、下血疑惑!?

2008-01-22 | 甲状腺&膠原病
下血のお話です。
読みたくない方は読まないでください~!

実は、昨日の朝、ちょっぴりトマトソースみたいなものが出ました。
ふつうは、大腸ポリープ・大腸がんを心配するんでしょうか。
そのときは、眠くて、まったく気にしていなかったのですが、痔主じゃないし、痔にありがちな鮮血でもないのがひっかかるし、今、観察している甲状腺の薬に対する副作用のAnca関連血管炎や、膠原病のSLEの大腸潰瘍・ループス腸炎血管炎でも下血する可能性があるみたいだから、一応、膠原病の先生にお電話してみました。

 先生 「赤いものをたくさん食べた?」
 わたし「覚えているかぎりではないです。」
 先生 「どうしたい?来て確認しておく?」
 わたし「見慣れないから、ほんとにトマトだったかもしれないんですけど。」
 先生 「忙しかったら、様子を見る?」

大丈夫な予感がすごーくするのだけれど、職場で「今は念には念を」と言われていたので、素直に病院に行ってみることにしました。
主治医は、外来日で予約の患者さんがいっぱいいるので、若手の先生にまず会うことに。

熱は、平熱。呼吸もOK。尿も腎臓がどうかなったような変化なし。
紫斑・紅斑は変わらず。この間、先生に発見された出血斑(押して色が変わらない丘疹)は治ってきてます。この数日で、といえば、足に出た記憶にない痣(斑状出血)と手の網状皮斑くらい。あとは、口内炎?
関節炎も、いつもどおりで、特にひどくなってません。
レイノーも出てないから末梢神経は大丈夫そう。
腹痛もなし。触診しても、へんな痛みもありません。

…あのぉ、下血というと、直腸検査?と聞いてみました。だって、若い先生だし。
「ふつうは、ここで即、直腸検査なんですよねぇ。」

見詰め合ってしまいました…(笑)
とりあえず症状もないし、貧血がなかったら、大丈夫でしょう、ということに。
採血の結果がでたら、主治医も加わって、「元気だよ、だいじょうぶ!」と言ってくれて、一応、主治医も触診して、今回は、直腸検査は避けられました(笑) ほっ。

このあと、変わったことがないかは観察してみますが、とりあえず下血疑惑は晴れました。
年齢的にも、あんまり大腸がんを気にしすぎて、不要な検査をするのも負担がかかるかな、といいつつ、身近に大腸がんの人もいるので、そのうち、大腸内視鏡検査をするかなぁっと先生に言われました。どきどき…。
2リットルの下剤を飲むまでは頑張れても、そのあとは胃カメラよりつらそう。

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寒い夜には、レイノーに注意♪

2008-01-20 | 甲状腺&膠原病
今夜は、雪が降るとか。
今年は、寒冷じんましんで指がジンジンしたけど、レイノーが出ないな、と思っていますが、今夜も完全防備をしています。関節の痛みにも、冷えはこたえます~。

お仕事復帰にむけて、今日、上司が「調子はどう?大丈夫?寒いから無理しないでね。」と連絡してくれました。
心配しすぎてもいけないけれど、万が一のときに、救急車はどこに搬送してもらいたいか、とか、主治医は誰に連絡したらいいかとか、そういう情報をまとめておこうね、と言われたなかで、そういえば、近くの総合病院で、ちゃんとカルテを作ってもらっておくと安心だよ、ということに。
最近も、近くの病院で、搬送されたところで手間どって、若い方が亡くなったという話も聞きました。とりあえず基本情報のカルテがあると、受け入れてもらいやすいかな。

そんなわけで、明日は、朝から、総合病院の口腔外科に行き、そのあとでオフィスに行くことになりました~。雪がひどくないといいな♪

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