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北海道ツーリング(2) 船旅

2006-09-03 17:01:17 | ぶらぶら2006「秋」
《写真は海上ですれ違った姉妹船「きたかみ」 天気が良かったのでかなり接近したすれ違いでした》

~太平洋フェリー「きそ」~
  全長  :199.9m
  幅   : 27m
  総トン数:15,795総トン
  最大速力:26.73ノット
  旅客定員:768名
  車両積載:トラック183台、乗用車113台(バイクは何台?)
 
 全長が200mに10cm足りないのは… 伊良湖水道から伊勢湾に入る場合、全長200mを超える船舶は水先案内人が乗り込まなくてはなりません。
 名古屋港に定期就航する太平洋フェリーの船は、その手間を省くため200mにちょっと足りない船を建造したとのコト。昨年乗船した時、そう聞きました。

 日本海側を就航するフェリーには200mを超える船もあるようですが、「きそ」の売りは豪華な雰囲気の船内設備なのでしょう。姉妹船「いしかり」もそうですが太平洋フェリーの船は、キレイでちょっと豪華、優雅な気分を味わえるのが良いですね。(2005年フェリー・オブ・ザ・イヤーは長年受賞の「いしかり」から「きそ」になりました)

 「きそ」に備えられたロイヤルスイートなんぞに一度は泊まってみたいものですが、しがない一人旅の私など、ムリ、無理。それでも奮発して「S寝台」を利用しています。(寝台で一番高い)
 ここならプライバシーは確保できますし、ベッドの上に立って着替えもできます。それにテレビは付いているし、電源コンセントだってあるんですから。(防音対策は無し。隣人の凄いいびき、真夜中に大音響のオナラ… やっぱ寝台には耳栓が必需品ですね)

 個人的にお気に入りの船内設備は、展望大浴場ですかね。大の風呂好きという訳ではありませんが、航行中はいつ何時であっても入浴できますし、大きな浴槽にダラ~ンと手足を伸ばして船の揺れに身を任せ、湯船にプカプカ浮いてると、なんだかとってもリラックス。あ~ぁ、船旅だなぁ~ なんて全身で感じます。

 一方、ちょっと困るのは食事です。高めの値段設定もそうですが、苦手なのが「バイキング」。貧乏性と言うか、さもしいとでも言うか… 料理を片っ端から皿に載せてる自分に気付くといやしさにガッカリ、嫌になっちゃいます。(そう思いつつガッつくのですが)

 「いしかり」の頃、もう随分前の話ですが、ブリッジ見学ツアーがありましたよね。一般客の希望者をブリッジの中へと案内してくれる嬉しいイベント。その後オープンデッキに出て姉妹船とのすれ違いに手を振るというツアーだったのですが、このところの社会情勢、セキュリティの問題なのか止めてしまったようです。う~ん、残念。

 舞鶴~小樽などの日本海を突っ切る航路の場合、周囲はぐるっと水平線で大海原を航海してるなぁ~ なんて感じがします。
 一方、太平洋側を日本列島に沿って進む「きそ」からは陸地が見えることも多くなります。およそ10Km~20Kmの沖合を航行するとのコトですが、まぁ万が一海に投げ出されたとしても、少なくとも泳ぎ進む方向はわかりそうです。えぇ、運動不足のこの身、10Kmも泳ぐなんてできる訳もありませんが…(あっ、脂肪たっぷりだから浮いてられるかな)


 さて、「きそ」は17時に仙台に寄港しました。(このチャンスにブログ更新)
 出港まで3時間程、一時下船ができますのでちょっと周辺をブラブラしてこようと思います。バイクは下ろせないので徒歩になりますが、もしバイクが使えるのなら… 牛タンなんぞ食べに行っちゃうのに。(散歩して、運動して、夕食バイキングに備えるゾォ!)



※デジカメをバイクに搭載。ムービー撮影! 《下記HPにて高画質版 Flash Movie 配信中》
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