差し迫る危機、そなえよ

”世の中の危ない行動、事象、主張を 「
わたくし素人」 が警告し自分自身の欲求不満のはけ口とする勝手な言い分”

政治空白

2007年11月12日 | その他
ベルギーで150日間 政権が不在のようだ。
有り得ないような話だが、今も継続しているらしい。

EUの首都的存在のベルギーが、日本と同じように(?)政治空白が続いているのは、興味深い。
どうも ベルギーは日本とは、違って政党がいくつもあるようだ。
そして言語により 個々の勢力が利権を主張しているということか、. . . ちょっと理解できない争いが、あるらしい。

”先週の連邦下院委員会で、この首都圏と同一選挙区を構成する郊外の一部地区をめぐり、フランス語を話す住民の投票権を制限する内容の法案が強行採決された”

とある。

んー わからん、 欧州の民主主義とは、 こんなものか とも思ってしまう。

でも 選挙後、政権ができない期間が150日とは!!

もしこれが 日本であったら 
ここのニュース( <国会議員>1人当たり経費3億1078万円なり 政府試算 ) 
により計算すると、

衆院議員480人、参院議員242人 だから 150日/年間と考えると
   ((480+242)x 3.1億)x150/365 
だから 920億円 が無駄に消える ということか。

恐ろしくもあり、 冗談はよしてくれ ということになる。

日本では、政権は、一応 あるのだから いいのだが、法律が ほとんど決まらない というのは、注視しないといかんのであろう。

この先、解散で 政権継続、政権交代、大連立 いずれになろうとも かまわんが、政治空白を作らず、真に国民、国益のため バランスのある、腐敗のない、政策を実行してほしいものだ。
(ちなみにベルギーは、日本と比較して議員数は、約1/3だから 920億円も無駄にはしていない と思うが)

差し迫る 政治空白、 そなえよ。

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政治空白が長期化=次期首相候補の資質に批判-ベルギー
11月12日15時0分配信 時事通信

 【ブリュッセル12日時事】北部オランダ語圏と南部フランス語圏との対立が先鋭化するベルギーで、6月10日の総選挙後、新政権が成立しない政治空白期間が150日を超え、過去最長を更新した。選挙で勝利し、次期首相候補とみられている北部の中道右派・キリスト教民主フランドル党の指導者、イブ・ルテルム氏が組閣に向け連立交渉を進めてきたが、時間だけを浪費、資質問題をめぐる議論にも発展している。
 ベルギーは、北部オランダ語圏(人口約600万人)、南部フランス語圏(同約350万人)のほか、オランダ語圏にありながらフランス語人口の方が多いブリュッセル首都圏(同約100万人)の3地域が連邦制の下で国家を形成している。共通の言語や文化、歴史を骨格に持つ「国民国家」が主流の欧州にあって、「人口国家」と呼ばれるゆえんだ。
 先週の連邦下院委員会で、この首都圏と同一選挙区を構成する郊外の一部地区をめぐり、フランス語を話す住民の投票権を制限する内容の法案が強行採決された。首都圏は本来、地理的にはオランダ語圏に属すため、民意をより反映させるべきだとのオランダ語圏議員の主張が通った形だ。フランス語を話す住民にとっては、こうした動きは「いんぎんな形の(暴力を使わない)民族浄化」(英誌エコノミスト)と映る。 
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