差し迫る危機、そなえよ

”世の中の危ない行動、事象、主張を 「
わたくし素人」 が警告し自分自身の欲求不満のはけ口とする勝手な言い分”

日本の景気対策はなにかあるのか(無策?)?

2009年10月30日 | 日本
どうも民主党政権が誕生してから雇用を増やす対策(経済活性化)が提示されたことは、何もないように思うのですが...
子供手当て、暫定税率廃止、ダム建設中止、高速道路無料化、日航再建、なんだかんだの雇用対策 等々 何かネガティブな応急処置的な施策しかアピールしていない(実現はまだできていない)。
それらのことが、景気対策になる(と主張している民主党だが..?) とでも思っているのであろうか。確かにほんの少しは、消費の増加につながるかもしれないが、基本的には、将来 何か希望と思える大規模な成長性(経済対策)か、循環型の経済フローが、明示されないと内需拡大の右肩あがりの経済成長は望めないし、安心感のない一時的な事象としか捉えられない施策なのか とはみんなが思うことであろう。

失業率は、チョピッと改善したが、実質的には、なんら展望のない厳しい状況に変わりがない と普通の人なら思うであろう。

建設受注約30%減、って 結構 凄まじい量の雇用(失業者増加)が脅かされているのは、間違いがない と思う。

物価、3年連続マイナスに=11年度も0.4%下落 って どうにもこの先、 給料は減り続けるということを暗示しているような気がする。

これを見て民主党のネガティブな応急処置的な施策で、経済が回復するものであろうか 大いに疑問がある。
まあ それでも 民主党政権が、自民党のしがらみの断ち切り、公務員の削減、国費の無駄の削除を大ナタを用いて実行するのであれば, その先の未来の希望が見えるかもしれない。 でも苦しいなあー、危ないものがある。

差し迫る 民主党の経済活性化の無策、 そなえよ。
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物価、3年連続マイナスに=11年度も0.4%下落-デフレ傾向、長期化も・日銀
10月30日17時1分配信 時事通信

 日銀は30日の金融政策決定会合で、景気の先行き見通しを示す「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)をまとめた。消費者物価指数(生鮮食料品を除く)の2011年度見通しは前年度比マイナス0.4%と想定。09年度、10年度に続き、3年連続で物価が下落すると予想。11年度にかけて下落幅は縮小するものの、デフレ傾向が長期化する可能性が高まった。
 消費者物価指数の見通しは、09年度がマイナス1.5%(7月時点予想マイナス1.3%)、10年度がマイナス0.8%(同マイナス1.0%)とした。
 また、国内総生産(GDP)の2011年度実質成長率見通しはプラス2.1%を見込む。09年度はマイナス3.2%(同マイナス3.4%)、10年度がプラス1.2%(同プラス1.0%)とし、09年度後半から持ち直すとの景気シナリオを維持した。 
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建設受注27.9%減=4~9月、過去最低-国交省
10月30日16時28分配信 時事通信

 国土交通省が30日発表した2009年度上半期(4~9月)の建設大手50社の工事受注総額は、前年同期比27.9%減の4兆7289億円だった。不況による設備投資抑制や不動産市場低迷で、1985年の調査開始以来、上半期としては最低額を記録。減少率も過去最大となった。
 内訳は、民間工事が30.9%減の3兆3112億円。減少率は上半期で過去最大、金額も最少だった。公共工事は4.6%減の8841億円。
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失業率5.3%で0.2ポイント低下=求人倍率は2年4カ月ぶり改善-9月
10月30日8時44分配信 時事通信

 総務省が30日発表した労働力調査によると、9月の完全失業率(季節調整値)は5.3%と前月に比べ0.2ポイント低下、昨年10月以来の2カ月連続の改善となった。一方、厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率(同)は、過去最低だった前月より0.01ポイント改善し0.43倍だった。改善は2年4カ月ぶり。
 厚生労働省は雇用失業情勢の総括判断を、前月までの「さらに厳しさを増している」から「依然として厳しい状況にある」に変更、表現を和らげた。ただ、先行きに関しては「引き続き厳しい状況が続く」とみている。
 失業率を男女別にみると、男性が前月比0.2ポイント、女性は0.1ポイント低下、それぞれ5.6%、4.9%になった。ただ、年齢別では15~24歳が9.8%、25~34歳が7.3%で、若年層では高水準が続いている。
 完全失業者数は前年同月比92万人増の363万人。これに対し、就業者数は98万人減の6295万人。このうち製造業の減少幅は81万人で、8カ月ぶりに縮小した。
 雇用の先行きを示す新規求人倍率は0.79倍と前月から0.03ポイント改善、5月の0.75倍を底に低水準ながらも改善傾向となった。
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これが宇宙人の発想??

2009年10月29日 | 日本
最近、一部 保守系閣僚に憤慨し、誹謗のような(実際は違うと思うが..)表現を使ってしまったことを反省します。
過去のブログを部分的に修正しました。
まあ 欲求不満が嵩じて あまりにも醜い表現があれば指摘していただけると助かります^^;

さて 国交省が取り組む日航再建であるが、これも多角的に考えてどうすべきか を検討して決断してほしいものだ。
どうやら債務超過に陥っている(?)ような会社だとすれば、国家の利益、国民の利益を考え 一旦潰してから 債務リセットを行い、再建したほうが、効率的で賢い選択となる。しがらみ(どこかの党の弱点?)が、ひきづられれば再度、長々と借金地獄がつづくことになり再建もおぼつかない。 
まあ これも鳩山さんに言わせれば、 自民党のツケ とかなんとかいうのであろうか。 
 しかしながら 自民党のツケとか責任などという 言い逃れ は、そう長く続けられるものではない。 

そして日米関係について 
 アメリカ政府の意思の先陣とも思える アメリカメディア(WP、NT、WSJ)の勝手なニュース調論説を利用した口撃が 凄まじいものであるにもかかわらず、
 ”日米安全保障条約改定50年の節目の年を迎えることを踏まえ、「同盟の在り方を含めて包括的なレビュー(再検討)を行いたい」”

とは、なかなか意志を持ったしっかりした発言のように 思える。
 まあ その上で”「レビューを通じて中長期的な視野に立って日米同盟を重層的に深化させる」”という発言は、まじめに日米同盟を軽視せず、基本的に重要視している という意図が、見えているような気がする。

そして私が前から ”思いやり予算(在日米軍駐留経費の日本側負担)おかしいのではないか ”としていることについても再検証することを明言している。 これぞ しがらみ の断ち切りだと思う。 800兆円に迫ろうとしている財政赤字があるにもかかわらず思いやり予算などと言っている精神状態が異常だと思う。

日米同盟を重要視している日本を、思いやり予算の再検討とか、同盟の在り方を含めて包括的なレビュー(再検討)とかで もしも日本がやっかいなしろもの、付き合えないしろもの としてアメリカ政府が過剰な反応をしめすなら 表面上は、日米同盟を重視するようにし、多角的な戦略を考えるべきだと思う。

凡人の私には、よくわからん鳩山さんではあるが、基本は日本を守る保守であることを維持してほしいものだ。

差し迫る 宇宙人の発想、そなえよ。 
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思いやり予算、削減を検討=鳩山首相「透明性を確保」-衆院代表質問
10月29日15時57分配信 時事通信

 鳩山由紀夫首相は29日午後の衆院代表質問で、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について「負担をより効率的で効果的にするために包括的な見直しが必要だ」と述べ、経費の妥当性を検証することで削減を目指す考えを表明した。共産党の志位和夫委員長への答弁。
 民主党は、2008年の通常国会で承認された思いやり予算に関する新特別協定に、日本側負担が重過ぎるなどとして反対した。先の衆院選マニフェスト(政権公約)では直接言及しなかったが、首相は答弁で「先般の日米防衛首脳会談でも米側から『可能な限り効率化を目指したい』との発言があった」と紹介。「透明性を確保し、国民の理解を得たい」として、予算の「無駄」排除に努める方針を強調した。
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首相、日米同盟を再検討 参院代表質問「安保50年機に」
10月29日15時19分配信 産経新聞

 鳩山由紀夫首相の所信表明演説への代表質問が29日、参院本会議でも始まった。首相は来年に日米安全保障条約改定50年の節目の年を迎えることを踏まえ、「同盟の在り方を含めて包括的なレビュー(再検討)を行いたい」と述べ、日米同盟について改めて検証する考えを表明した。そのうえで「レビューを通じて中長期的な視野に立って日米同盟を重層的に深化させる」と強調した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題について、岡田克也外相は「既存の滑走路を活用することができる米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案の検証をしている。できるだけ早く結論を出したい」と述べた。

 ただ、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は「沖縄県民の負担軽減につながらないような形で基地の在り方を見直すのは、三党連立政策合意の趣旨に沿わない」と語り、県内移設に反対の姿勢を示した。

 首相は、マニフェスト(政権公約)について「今、変更することは想定していない」と明言した。また、八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)建設中止については「マニフェストに記された国民との契約だ」と述べ、中止方針を撤回しない考えを強調した。前原誠司国土交通相は公共事業の見直しに関し「公共事業を検証して止めるものは止める。止めた場合の地元補償はしっかりやる」と語った。

 自民党の林芳正参院政審会長の質問に対し答弁した。
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日航再建へ、政府が全面支援=前原国交相は支援機構活用を表明へ
10月29日14時28分配信 時事通信

 日本航空の経営再建をめぐり、前原誠司国土交通相は29日、日航に対して企業再生支援機構の活用を柱とした支援方針を表明する。国交相は直轄の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」の意見報告を受け取り、「政府を挙げて再建に力を尽くす」考えを明確化。日航は政府の強い関与の下、年内にも財務と事業両面の再建計画を固め、機構主導での再生を模索する。
 再建には年度末までの7000億円規模の既存有利子負債の圧縮や公的資金を伴う資本増強が不可欠だ。政府は日航への公的資金投入に伴う国民負担を軽減するため、厚遇が指摘される同社の従業員・OBの労務関係コストを大幅に削減する構え。近く関係省庁で本格協議に入り、同社の企業年金に対する強制的な減額を視野に入れた特別立法を検討していく。 
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戦略なき知恵足らずな発言?

2009年10月27日 | 日本
おいおい●×防衛相、なんか発言内容 間違ってないか。
”「補給活動の技術と経験を別のところで利用することが防衛省としては対応しやすい」と述べ、海自補給艦をソマリア沖で海賊対処にあたっている外国艦艇の補給活動に転用する考え”って何のことだろう。
 この発言って錯誤そのものだと思うのだが...
なんで日本が、海賊対策に当たっている各国の船の燃料を負担しなきゃー いけないの??? 
これが、”インド洋での補給活動から海上自衛隊を撤収させることに伴う新たな国際貢献策”になるとでも本気で思っているのであろうか。
 海賊対処にあたる各国はこれ幸いに歓迎するだろうが、どうにも単なる思い付きで 防衛省として ”戦略なき”貢献をアピールした錯誤な発言だ と思う。 

この人、さらに普天間移設にあたり3兆円規模の米軍への奉仕再編事業も ”民主党の公約をまったく満たしていないと認識するのは少し間違いだ” と言い出した。
わたしの場合、沖縄から追い出しても出さなくて どちらでも良いが、3兆円規模の米軍への奉仕再編事業だけは、止めてくれ。
そして 
” 北沢氏は「沖縄の皆さん、国民の皆さんの期待は、新政権はさらなるものやってくれるのではないかという期待で、そこをどう満たすかが最後に残る」と指摘。「普天間飛行場を早く使用禁止にすることが沖縄にとって極めて重要だし、嘉手納基地の騒音の減少も極めて重要だ」 ” とか言っているが、

重要なのは、日本防衛にあたり どのように戦略をたてて米軍、日本防衛軍(自衛隊)を 効率的にととのえるか なのだが。
民主党の国家戦略なんとか(室or局) は、機能しているのだろうか。 なんだか端々に出てくる発言が、 機能不全のような症状をあらわしているような気がする。

そしておまけにだが、またまた岡田さん、錯誤なことを口ばしっている。

”「毎回と言わずとも、内閣官房で(お言葉の)案を作る時に違う表現が検討されてもいいのでないか」と述べ”た岡田さん。

その意味するところをわきまえて言っているのであろうか。
  内閣官房で(お言葉の)案を作る時に”民主党支持の”表現が検討されてもいい
  内閣官房で(お言葉の)案を作る時に”狂酸党排斥の”表現が検討されてもいい
  内閣官房で(お言葉の)案を作る時に”中国への隷属の”表現が検討されてもいい

 ということになりかねないことを全く理解せず、錯誤の上塗り的な言動を繰り返す。

差し迫る 民主党の知恵足らずな発言、 そなえよ。
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違う表現、内閣で検討していい=岡田外相が重ねて提起-陛下のお言葉
10月27日17時34分配信 時事通信

 岡田克也外相は27日午後の記者会見で、天皇陛下が国会開会式で述べるお言葉について「毎回と言わずとも、内閣官房で(お言葉の)案を作る時に違う表現が検討されてもいいのでないか」と述べ、毎回同じような文面にならないよう内閣で工夫を考えるのが望ましいとの認識を重ねて示した。
 ただ、岡田氏は、自身の23日の発言に鳩山由紀夫首相が苦言を呈したことついては「私が陛下のお言葉に異を唱えたように受け取られたことで、首相にもご迷惑を掛けた」とした上で、「首相のコメントは閣僚として真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。
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「現行案でも公約違反ない」 普天間移設 防衛相が認識示す
10月27日15時34分配信 産経新聞

 北沢俊美防衛相は27日午前、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設問題する日米合意について「日米合意案は県外移設、国外移設が第一にあって、その後の処理として辺野古沖というのが残った。合意案が、国外や県外という民主党の公約をまったく満たしていないと認識するのは少し間違いだ」と述べ、現行案を履行しても公約違反にならないとの認識を示した。
 そのうえで、北沢氏は「沖縄の皆さん、国民の皆さんの期待は、新政権はさらなるものやってくれるのではないかという期待で、そこをどう満たすかが最後に残る」と指摘。「普天間飛行場を早く使用禁止にすることが沖縄にとって極めて重要だし、嘉手納基地の騒音の減少も極めて重要だ」と強調した。
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北沢防衛相がインド洋の補給艦を海賊対策に転用する考えを表明 新たな国際貢献策
10月27日12時43分配信 産経新聞

 北沢俊美防衛相は27日午前、インド洋での補給活動から海上自衛隊を撤収させることに伴う新たな国際貢献策について、「補給活動の技術と経験を別のところで利用することが防衛省としては対応しやすい」と述べ、海自補給艦をソマリア沖で海賊対処にあたっている外国艦艇の補給活動に転用する考えを示した。首相官邸で記者団に語った。

  どうなる補給代替策 首相、閣僚発言にズレ

 鳩山政権は、新テロ対策特別措置法の期限が切れる来年1月にインド洋から補給艦などを撤収させる方針で、補給支援打ち切りの穴を埋めるアフガニスタン支援などの国際貢献策を検討している。

 北沢氏は「アフガン支援策が民営支援となると防衛省は直接かかわりがなくなるが、防衛省の任務として(補給艦の転用など)そういうところから考えたい」と強調した。
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一部訂正。
最近、誹謗の表現が多すぎるので訂正。

戦略欠如の発言、行動か

2009年10月25日 | 日本
民主党政権、どうにもはっきりしないのは、各閣僚がおのおの勝手な判断で意見を言い、方針を決め行動しているように見えることだ。

私は、東アジア共同体構想なんぞどうでもいいのだが、これって鳩山さんが個人の小規模的な発想で具体化しようとしているのであろうか。
それとも高度な官僚、知識人の知恵を加え、日本国にとって そして東アジアにとって有益(優先するのは当然日本)となるよう戦略的に考えて遂行しようとしているのであろうか よくわからない。

ここでも鳩山さん、 ころころ意見が変わる(米国の関与の有無)のは、どうにも場当たり的に行動しているとしか思えないのは、私だけだろうか。
普天間移設など昨日も言ったが、選挙前の民主党の姿勢を評価したのだが、何ら変化なく 米軍再編の費用を日本が負担することになるであれば、全く公約違反であり 無茶苦茶な政策としか言いようがない。

どうにも民主党は、自信なき政策、そして戦略欠如の政策を 政治主導という美辞のもと、知恵袋である官僚をないがしろにして実行しようとしている可能性が高いのかもしれない。

まあ それでも4年くらいは、日本は簡単には潰れないと思うが、このまま毎年 50兆円の国債を発行すれば、4年後には、軽く(ほぼ?)1000兆円の借金を抱えることになる。 それでも国民の預貯金(その時)は、1400兆円(今の時点で1500兆円以上)くらいあるからまだ挽回は可能だが、人口減少、高齢化社会となりつつある状況は、いくらなんでも厳しい。 1000兆円を超えた借金になれば、日本円通貨 暴落、超インフレの可能性もかなり高くなってくる。 頑張ってほしいものだ、国の借金削減。

そして普天間移設がどういう結果になっても米国は、日本を見放すことはないし、日米同盟を堅持する意志さえあれば日米が離反することもない と思う。万が一、米国が離反するのであれば、日本はもっと多角的な外交を迫られるかもしれないが... まあそれより借金削減が最重要課題だ。

昨日も言ったが、民主党政権に期待するのは、自民党のしがらみの断ち切り、公務員の削減、国費の無駄の削除だけなのですが... 

差し迫る 民主党政権の戦略欠如の行動、そなえよ。

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鳩山首相は羽田元首相に似ている?
10月24日19時37分配信 産経新聞

 言葉が軽い。これが麻生政権の命取りになった。

 そして政権交代。今度は野党に転落した自民党から、こんな言葉が出た。

 「首相はたびたび言葉を変えており、いちいちコメントする対象にならない。あまりの言葉の軽々しさに外交上の信頼を損ねると心配している」

 大島理森自民党幹事長が10月23日、記者会見で普天間飛行場移設に関する鳩山由紀夫首相の発言について苦言を呈した。

 正直、鳩山首相はかなりブレている。というか、かなりいい加減だ。麻生政権だったら、いまごろ袋だたきだろうに。あっちへ言ったり、こっちへ行ったり。

 普天間飛行場の移設問題でも、名護市長選の結果を待つと言ってみたり、急いでみたり。場当たりな感じ。

 やはり世論は、長期戦略を持って着々と…という安定した政治を志向するだろう。あまり、バタバタだと、人気の鳩山政権も、ちょっと危ないような気がする。

 ただ、鳩山首相の場合には、麻生氏とは、ちょっと違う気がする。記憶とたどると、羽田孜氏が首相当時のことを思いだした。

 首相番と呼ばれる記者たちに質問されると、羽田氏は答える、答える。とにかくしゃべる。番記者と警視庁のSPが回りを取り囲んで、延々しゃべる。秘書官が呼びに来てもまだ、しゃべる。

 でも、あまり中身がない(失礼)。そんなことが多かった。

 小沢一郎氏が権勢を誇っているから、鳩山政権は細川政権と似ているのかと思っていたが、ひょっとして、鳩山首相のノリは、羽田政権のノリだったりして。
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鳩山首相、米の関与示唆 対日不信、緩和が狙い
10月25日7時56分配信 産経新聞

 鳩山由紀夫首相がASEAN首脳との会合で、東アジア共同体構想に関し米国の関与を示唆したのは、参加国をめぐって警戒感を強めつつある米国の対日不信感をやわらげる意味合いがあったとみられる。

 「新政権の外交政策として、日米同盟を外交の基軸と位置づけている」

 ASEAN10カ国との首脳会合の席上、首相が最初に切り出したのは、意外にも東アジア共同体構想ではなく米国との関係についてだった。沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題をめぐってぎくしゃくする中、11月にはオバマ大統領が来日する予定で、「これ以上共同体構想への参加国問題を放置すべきではない」(首相同行筋)と米国に配慮せざるを得ない事情があったためだ。

 首相は24日夜、同行記者団に「普天間の問題がどうなっているからという個別的な話で申し上げているわけではない」と米国への配慮を否定した。しかし、23日夜には松野頼久官房副長官が記者団に米国の関与について「極めて重要だ」とかつてない強い表現で語っており、これは米国を強く意識した発言だ。

 また、首相が日米同盟を強調し、「開かれた東アジアへの協力を確実に進めたい」と述べたのは、米国に加え、インドやオーストラリアといった「民主主義」という日本と同じ価値観を持つ国の参加を念頭においているとみることもできる。

 ASEAN側からは「東アジア協力を進めようとの議論を再活性化したことを評価する」と好意的な意見が出た。一方で、中国への配慮からか「ASEANと日中韓が地域協力で主導的な役割を果たすべきだ」との意見もあり、構想実現の難しさが浮き彫りになった。(フアヒン 佐々木美恵)
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「最後は私が決める」 首相、普天間移設で明言
10月25日7時56分配信 産経新聞

 【フアヒン(タイ中部)=佐々木美恵】鳩山由紀夫首相は24日夜(日本時間同)、訪問先のタイのフアヒンで同行記者団に対し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市(ぎのわん))の移設問題について、「みなさんの判断をうかがいながら最終的に決めるのは私だ。さまざまな積み重ねで一つにまとめる努力をして結論は私が出す」と述べ、岡田克也外相、北沢俊美防衛相ら担当閣僚と協議した上で、自ら最終判断する考えを示した。

 岡田氏は普天間飛行場の移設問題で、在日米軍嘉手納基地への統合案が望ましいと表明している。県内移設には北沢氏も理解を示していた。

 これに関し、首相は「大臣としての選択肢の中の一つの考え方だ。政治主導なので、閣僚が自分の意見を述べることはあってもいい」と指摘した。同時に、県外移設についても「ないということではない。沖縄県民の心を一番尊重しなければならない」と語った。

 最終判断する時期に関しては、「選択肢を調査しているから、それなりに時間がかかる。今この時点ですぐにというわけにはいかない」と強調。また「オバマ大統領が来るということで急がなければいけないとは思わない」とし、11月12日までに結論をまとめることには慎重な考えを重ねて表明。「大事なことは日米合意、(衆院)選挙でわれわれが訴えたこと、県民の思いだ」と指摘した。

 自らのリーダーシップを強調した首相だが、今月16日には判断時期について、沖縄県名護市長選(来年1月)と県知事選(同11月)の間である来年半ばと明言。23日には、「私は別に市長選の後でと言っているつもりはない。早く結論が出ればそれに越したことはない」と述べ、市長選後に結論を出すとした自身の発言を修正していた。
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民主党政権の評価1

2009年10月24日 | 日本
正直言ってまだよくわからん ですね。
まあ はっきりしない民主党政権ですが、いまのところ何か国民が感心することを行った という実績はないですね。
自民党が策定した補正予算の3兆円削減など 当たり前の話だと思うし、何ら褒められた政策ではない。
そのあと出てくるのは、どうにもネガティブな行動、政策が 多数を占めているように思います。
亀井氏の無知な言動と行動、そして岡田氏のわけのわからない天皇言動の修正要求発言など何ら日本をよくしようという意図がないと思うし、肝心の公務員が及ぼす無駄な経費の削減に全く手がつけられていない。
このままだと大きな公約違反になると思うし、またまた参議院で民主党の退敗を招くことになる。
そして これも大きな公約違反だが、国債増発を推し進めようとしている点は、政権交代の意味がなかったのか とも思う衝撃的な変化だと思う。

そして どうにもよくわからないのが、鳩山首相の考え方だ。 

ひょっとしてブレまくっているというのが、本当のところだろうか。
内政問題、外交問題 いずれでも一貫性がない印象を受ける。

わたしは、ここ ”日本はアメリカの植民地なのか”  ( 

http://blog.goo.ne.jp/proanlysis0424/e/248cc4bb02b4c5c896dbad80835ef4f0 )

でも述べたが、アメリカ軍再編の為に 何ゆえ日本が、沖縄の地に日本の税金をつぎこんで アメリカの為に3兆円もの資金を提供しなければならないのか 世界の常識からすれば有り得ない行動を強いられている。
日米同盟とアメリカ軍再編の為の資金供与は、別物であると思うし、この点では、(残念ながら)社民党首の意見が正当だと思う。
ちなみに私は 福島みずほさん、 あまりにもバランス感覚が欠如しているので嫌いな部類の人だ。

鳩山さん、長妻さんに加え、岡田さんのあまりにも無知さあふれる発言で 次第に民主党政権に疑問を抱きだした。
 民主党政権に期待するのは、自民党のしがらみの断ち切り、公務員の削減、国費の無駄の削除だけなのですが...  

差し迫る 民主党政権の盲進、そなえよ。
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普天間、ぎりぎりまで交渉を=社民党首
2009年10月24日(土)12:03
 社民党の福島瑞穂党首(少子化・消費者担当相)は24日午前、TBSのテレビ番組に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の

移設問題について「沖縄県民の負担軽減のため、在日米軍基地を見直すことを(連立)3党で合意している。ぎりぎりまで米国と交渉する

ために頑張りたい」と述べた。
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岡田外相発言 国政の場、一定の制約 宮内庁長官が見解
2009年10月24日(土)08:05
 岡田克也外相の発言について宮内庁の羽毛田(はけた)信吾長官は23日、「陛下の憲法上のお立場をふまえれば、毎回違うお言葉になるような性格のものではない」と述べ、国政の場での陛下のお言葉には一定の制約があるとの見解を示した。羽毛田長官は「陛下の国会開会式でのお言葉は国事行為に準じた位置付けであり、閣議で決定される」と指摘し、一義的には内閣で議論すべきだとの考えも示した。

 別の宮内庁幹部は、「憲法では、天皇は『国政に関する権能を有しない』と規定しており、政治そのものを扱う国会でのお言葉は慎重にも慎重であるべきだと思う。中身が同じであっても、陛下は毎回気持ちを込めて読んでおられる」と語った。


 岡田外相の発言には、識者らからもさまざまな反応の声が上がった。


 高崎経済大学の八木秀次教授(憲法)は「岡田氏の発言を要約すると天皇陛下に『お言葉のあり方を考えてほしい』と言っているに等しい。陛下は政治的、党派的な発言をなさらぬよう心がけておられる。国会開会式も、もろもろの事情を踏まえてあのようなご発言になっている。岡田氏の発言はそうした事情を十分に斟酌(しんしゃく)しない、非常に不遜(ふそん)な発言に思える」と指摘する。そのうえで「仮に岡田氏の発言を踏まえて陛下がお言葉を変更されたとしたら強い違和感を覚える」と話している。


 また、11月に開かれる天皇陛下の即位20年の奉祝行事にもかかわる団体の幹部は「岡田氏の発言の真意がどこにあるか不明な点もある」としながらも、「岡田氏が誰に向かって発言したかが問題。岡田氏の発言は一閣僚の立場で許されるのかという印象もあるが、『政府がお言葉を作成する際に、陛下の思いをもっと踏まえて作成されるべきである』という意味ならば全く異論はない。政府への注文ならばむしろ歓迎する内容だ」と話している。
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「お言葉に陛下の思いを」と外相 閣僚懇で宮内庁に検討要請
 岡田克也外相は23日午前の閣議後の閣僚懇談会で、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁に対しお言葉の見直しを検討するよう求めた。

 閣僚が天皇陛下の発言について意見を述べるのは異例。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 同時に「政治的な意味合いが入ってはいけないという、いろいろ難しいことはある」と指摘。その上で「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。わざわざ国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と強調した。

 この発言に関し、平野博文官房長官は記者会見で「コメントは差し控えたい」と述べた。
2009/10/23 13:12 【共同通信】
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ん なんだこれ?? 何ゆえオバマが...

2009年10月09日 | 米国
あきれてしまう現象だと思う。
オバマさん なんか平和賞に値する功績があったのであろうか。

ノーベル平和賞って とんでもない選出方法だと言うことが、はっきりわかった。
前にも とんでもない人が選ばれたような気がする。

まあ わたしは、日本人の特質で考えるのかもしれないが、核削減を訴えただけで ノーベル平和賞、なんのこっちゃ、 そんなことでノーベル平和賞がもらえるなら、日本人全ての人がノーベル賞だ!!

あまりにも あきれたので 急遽 投稿した。んー まじで評価基準の常識が、日本人のそれとは、全く違うのであろう。
評価には、それなりの経過時間とそれに伴う実績があってしかるべきだと思うのだが...  
そして 民主党の評価は、まだ いまのところ不明だ。 いまだ何の実績を上げていないということだけは事実だが...(ま 3月~6月は必要であろうと思う)


差し迫る 世界におけるあまりにも理不尽な功績の評価、そなえよ。
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オバマ米大統領にノーベル平和賞
10月9日18時5分配信 時事通信

 【ロンドン時事】ノルウェー・ノーベル賞委員会は9日、2009年のノーベル平和賞を、オバマ米大統

領に授与すると発表した。
 賞金は1000万スウェーデンクローナ(約1億2700万円)で、授賞式は12月10日にオスロで行われる。

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