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差し迫る危機、そなえよ

”世の中の危ない行動、事象、主張を 「
わたくし素人」 が警告し自分自身の欲求不満のはけ口とする勝手な言い分”

国益として北腸線を破綻させない中ロ

2009年04月16日 | ロシア
日米のレーダー網を把握するためにロシアが情報収集機を飛行させたらしい。
これは、中国も同じであろう。

私もマスコミが、大盤ぶるまい で日本のミサイル迎撃網を どこに移動した とか どこどこのレーダーで探知したとか の報道をしたのは、 あきれるばかりであった。
ここまでマスコミに おおっぴらに報道されると 日本の防衛なんぞ マスコミを通じて ほとんどの情報 筒抜けになり 国防以前の問題となる。
 まあ いまのところ おおらかな 日本人(私を含め)ではあるが、共産圏に対する動き(日本の行動も含め)が 政治、外交上 日本の国益にとって何らかの害になることがわかった時点で それに関係する(公表すると日本に対する)不利益になる情報は、情報統制をすべきだと思う。

今回の中国、ロシアの行動をみれば、何の為にロシア情報収集機が飛んだか そして 中ロが 何ゆえ 北腸線を庇うか が伺える。
私も含め 日本人の多くが、 世界の常識 を全く理解しようとせず、平和主義で このまま永遠にやれる と考えるのは、ちと早計かもしれない ということを理解しなければならない。

中国の共産党 幹部の著しく 私利私欲を求める 体制 とか それに基づく 対外的な考え方 というものは 日本の常識 とは遥かにかけ離れた 思考を持っていることを理解しなければ 交渉などできるものではない。

これは、北腸線をみれば わかろう というものだ。
差し迫る 中ロの国益(思考)、 そなえよ。
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露軍機、MD網偵察 日米レーダー情報収集 北ミサイル発射時
4月16日7時56分配信 産経新聞

 北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した際、ロシアの情報収集機が日米両国のミサイル防衛(MD)システムの運用を偵察していたことが15日、分かった。北朝鮮からの発射時間帯の事前通報をもとに日本海で待機。日米のレーダー網が実戦モードで照射した電波の周波数帯や、MD運用に伴う自衛隊各部隊の役割分担に関する情報を集めたとみられる。日本海を舞台にした激しい情報戦の一端が浮き彫りになった形だ。
 偵察飛行を行っていたのは、ロシア空軍の電子情報収集機「IL20」。防衛省によると、IL20はこれまでにも日本周辺への飛来が確認されている。先月にも2度、日本海を偵察飛行しており、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)している。

 北朝鮮のミサイル発射は今月5日午前11時半。IL20はその約30分前に北海道沖から日本海を南下し、北朝鮮が設定したミサイルの1段目ブースター(推進エンジン)の落下危険区域の上空を通過した。発射時には、さらに南下したところで待機していた。

 ミサイル発射を受け、探知・追尾のため、海上自衛隊のイージス艦3隻のSPY1、地上に配備した空自の2基のFPS-5、4基のFPS-3改のレーダーが一斉に照射。米軍も日本海と太平洋に2隻ずつ展開していたイージス艦、青森県に配備しているXバンドレーダーを稼働させた。

 IL20はMDでの各レーダーの電波の周波数帯、照射方法や探索パターン、レーダー同士の任務分担などを確認したとみられる。周波数帯を把握されると、妨害電波でレーダーが無力化される恐れがある。
 MD任務の際、イージス艦はレーダーの機能をミサイル探知にシフトさせ、航空機などを警戒する防空能力が手薄になる。航空機やほかの護衛艦のレーダーで防空能力を補完するとされ、IL20は海・空自の部隊の連携などMDでの「戦い方」を把握。海自のEP3、空自のYS11Eといった電子偵察機の情報収集任務にも注目していた可能性が高い。

 情報収集機が飛来した場合、訓練であればレーダーの照射を控える。だが、今回は北朝鮮の発射に対処する実任務だったため、自衛隊はレーダー網をフル稼働させざるを得なかった。

 空自戦闘機はスクランブルで警戒し、IL20は領空侵犯はしていない。IL20は2、3時間にわたり、日本近海で偵察を続け、隠岐の島(島根県)付近まで飛行した後、ロシアに戻っていった。

 北朝鮮は発射当日、米中露3カ国に発射時間帯を事前に通報したとされ、ロシア空軍は周到にIL20による偵察飛行の計画を立てたとみられている。

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【識者の見方】中国「官」の異常な贅沢―海軍少将(2)
4月16日17時36分配信 サーチナ


 中国海軍の張召忠少将は13日、自らのブログに共産党や、中国政府など「官」の異常な贅沢(ぜいたく)を厳しく批判する文章を掲載した。かなりの長文なので、本連載では複数回に分けることにした。今回は第2回分だ。
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■人民を威圧、あまりにも豪華な政府建物

 中国の政府関連の建物は、余りにも豪華だ。私はいろいろな国に出張したことがあるが、地方政府を含めて中国政府の建物は、世界のどの国よりも豪奢・豪華・壮観だ。米国でも欧州でも、中央政府の官庁や市役所などに一般庶民も入っていける。銃を持つ警備兵が「厳戒」しているわけでもない。

 世界各国の市役所は、市長室を含めて規模も豪華さも、中国の郷鎮(農村部)レベルの政府建物にすら及ばない。簡素なものだ。だから、庶民も用事があれば、気軽に政府を訪れる。庶民にとって、中国の豪華な政府関連建物を訪れることは、(人民を威圧することを目的のひとつにした)、封建時代の役所に足を運ぶことと同じ。距離感が大きくなるわけだ。

■豪華なホテルが乱立、高級官僚の「御用達」

 中国のホテルの豪華さも指摘しておこう。私はイスラエルに行ったことがある。イスラエルの1人当たりGDPは1-2万ドルで、中国の数倍だ。しかし、最も豪華なホテルでも4つ星クラス。中国の基準では3つ星程度になるだろう。

 一方、中国の大都市では、10分も歩けば5つ星あるいはそれ以上の超豪華ホテルに10軒も出くわすことがある。政府は、そういったホテルでしばしば会議を行なう。多くの高級官僚は、いつも超豪華ホテルの部屋を利用・宿泊する。そんなことで、庶民のことが分かるのか。

■農民の生活を知ろうとする指導者は台湾にいた

 私は少年時代を思い出す。当時は県共産党のトップである書記を農村部に行かせる制度があった。農民と共に働き、同じものを食べ、農家に宿泊する。農民は貧しすぎて、同じ家に連泊することはできなかった。毎日別の家に行き、その家が出す普通の食事を食べた。

 現在、本当に農民の生活を体験しようとする高級官僚がいるだろうか? 私は疑問に思い、気をつけていた。去年になり、1つだけ実例を見つけた。しかし、中国大陸の話ではない。台湾だ。彼は市長だった。

 彼はしばしば農村に行き、農民と一緒に農作業をし、一緒に食べ、農家に泊まった。その後、彼は台湾のリーダーになった。馬英九氏だ。
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中国では、「経済成長をもたらした党・政府の方針は高く評価するが、高級官僚の腐敗や貧富の格差の問題は、極めて深刻」とする見方が一般的だ。

 そもそも、共産主義の理念を一言で要約すれば、「多くの人が苦しむ貧乏の退治」だったはずだ。共産主義政権の手法や特有の弊害を批判しても、「貧乏退治」の理念そのものに反対する人は少ないだろう。張召忠少将は、現在の中国では、高級幹部に貧しい農村の実情を身をもって実感させるシステムが失われたと主張する。共産主義に徹底的に反対していたはずの台湾で、それを実践していた人がリーダーになったとの論法には、中国の現状に対する痛烈な皮肉がある。(編集担当:如月隼人)
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ほんとにプーチン帝国になりそう?

2007年11月21日 | ロシア
プーチン王朝へ「安定」重視 ソ連時代の個人崇拝回帰

このニュースなんとなく怖い気がする。

ロシアでは、今年末に下院の選挙があるらしい。
そこで統一ロシア党に圧倒的な支持が得られれば、ほんとに 国父(皇帝?)プーチン が生まれそうだ。

世界最大の産出量を誇る天然ガス等のエネルギーを握り、国民の圧倒的支持を得て、尚且つ 言論統制、警察国家化となると軍事大国 ロシアは、どのような動きをしだすか。

エネルギーも国家管理だから資金は、潤沢で どうとでもなる。

今でさえ 実際に エネルギーの供給を制御してバルト三国や周辺国に影響を与えようとしている。

かつての ソビエト連邦 がまたまた復活するのだろうか。
それにひきかえ 日本は、どうなってしまうのであろうか。 8月初旬から すったもんだ して何も進んでおらんから税金だけが、浪費されていく。んー まずいなー。

差し迫る 超大国 ロシアの行動、注視せよ。
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プーチン王朝へ「安定」重視 ソ連時代の個人崇拝回帰
2007年11月21日(水)11:00

 【モスクワ=内藤泰朗】ロシア下院選は、来春に大統領任期を終えるプーチン氏をロシアの最高指導者に祭り上げ、事実上のプーチン体制を長期化させることの是非を国民に問う一種の信任投票の様相を呈している。プーチン政権は今回の選挙を通じ、かつてのロシア皇帝(ツァーリ)にも似た独裁的な権力者を再び誕生させようと躍起になっており、反対勢力が入り込む余地はない。

 プーチン与党の「統一ロシア」は今選挙戦で、「プーチンの計画」と題した小冊子を配布した。冊子は「プーチンの計画とは、ロシアの勝利であり、よりよき生活の継続であり、国民の成功である」とし、強く「繁栄したロシア」の建設に当たるプーチン氏を選挙戦の前面に押し出している。

 グリズロフ同党党首はさらに党大会で、「ロシアの最高指導者を選ぶ重要な選挙だ」と今回の選挙を位置付け、勝利のために全力を上げるよう全党員に檄を飛ばした。

 ロシアの各メディアはそれを受け、プーチン氏を「国父」と呼ぶ国内有識者らの声を伝え、「プーチン氏こそがロシアを救う」とのスローガンを掲げた翼賛団体も相次ぎ設立されており、こうした“プーチン礼賛選挙”は、ソ連時代の指導者に対する「個人崇拝」を彷彿とさせているほどだ。

 大統領退任後もロシア政治に影響力を行使すると豪語するプーチン氏にとり、自身の翼賛政党が単独で4分の3以上の下院議席を占めて大勝することは譲れない一線だ。

 議席の4分の3以上を確保すれば、弱い後継大統領が謀反を起こさないよう、大統領弾劾手続きや憲法改正カードをちらつかせられ、いつでも大統領職に復帰できる態勢も整えられるからだ。ロシア憲法は大統領の連続3選禁止は規定しているものの、1期休んだ後の再登板は禁じていない。

 プーチン氏が現憲法下で、政治的求心力を維持し続けるには、何が何でも新下院を完全に牛耳らなければならないのだ。

 露日刊紙、独立新聞によると、国民の方も、潤沢な石油マネーを背景に暮らしぶりがよくなり、「混乱をもたらす自由より安定を」と感じる人が多い。「若くエネルギッシュな大統領がいるのになぜ、代えなければならないのか」と感じる人が少なくないのだという。

 ロシアはソ連崩壊後、欧米型民主国家の建設を目指した。だが、混乱の末に、プーチン氏の治世下で、言論弾圧や反対派の封殺、警察国家化による国家統制の強化、エネルギー分野の再国営化に始まる国家資本主義の建設と、その発展の方向を強権体制へと転換した。

 果たして、「国父プーチン」は誕生するのか。下院選の結果は来春の大統領選の結果と併せ、ロシアの将来に重大な意味を持つことになろう。
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グルジアでプーチンさん なんか仕掛けた?

2007年11月08日 | ロシア
グルジアで非常事態宣言を発令したらしい。

およよ と思って 検索してみると いろいろ情報がでてくる。
グルジア ロシア プーチンでニュース検索して情報をあさっていると どうもこの騒動、 政権側の主張のほうが、 正しい のかもしれない。
グルジアと言う国も 旧ソ連の植民地だったのであるが、いろいろ変遷を経て今に至っている。

まあ 外務省のここ ( http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/georgia/data.html )で大体のことはわかる。

検索で気になったのは、以下の点、
● グルジア前大統領「ソチ五輪ボイコットを」 「領土併合」ロシア非難
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000078-san-int 
  ここで今のサアカシビリ大統領に追放された シュワルナゼ前大統領が これを言っている。

● コムソモール復活? “プーチン親衛隊” 「ナーシ」台頭 @ロシア
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000077-san-int
  莫大な資金を得た 13000人からなる 扇動隊 官製青少年団体「ナーシ」が プーチン親衛隊として 台頭しだしている らしい。

● 青少年のプーチン親衛隊「ナーシ」活発化 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071029-00000989-san-int
  
● <グルジア>ロシア軍平和維持部隊に退去要請 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000032-mai-int
  グルジアのそばにアブハジア自治共和国( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%8F%E3%82%B8%E3%82%A2 )という 国のような国でない地域がありそこをグルジアとロシアで争っている らしい。

● <グルジア>数万人が反政府集会 現政権下で最大規模に 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000070-mai-int
  その後、 なんかタイミングを計ったように 反政府集会が 勃発した。

そして今回の非常事態宣言 と相成ったようだ。
どうもロシアのプーチンさんは、強硬路線を走りつつあるようだ。 最近の国営化した石油、天然ガスにより 潤沢な資金を入手したのか その行動は、イラン、中国、ベトナム等々精力的というか いままでのロシアにはなかった活発な活動に着手しだしたように思える。

そして以下のような話もある

”ロシアのノーベル賞作家ソルジェニーツィン氏も政府系の日刊紙、ロシア新聞で、「ロシアを悲劇に導いた革命」を批判し、 革命の再来防止のために独裁的な権力を持つ「皇帝(ツァーリ)」の復活を提言 していた。これは、長期的なプーチン支配体制の確立をもくろむ指導部の意向と一致する。” (ロシア革命90年 政権は繰り返す歴史を警戒 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000985-san-int  産経新聞)

おいおい ロシア皇帝 プーチン なのかよ、 この時代に。

まあ グルジアが非常事態に陥った原因は、 プーチンさんが なんか仕掛けた(?) とは、思いたくないが、石油、天然ガスのパイプライン関連する利権にも絡んでいるから 有り得る話なのであろう。
グルジア 450万人、アブハジア自治共和国50万人 の弱小国に 大国 ロシアが 仕掛ければ ひとたまりもない かもしれない。

差し迫る ロシア強国 プーチン皇帝、 そなえよ。

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グルジア全土に非常事態宣言

7日、グルジアの首都・トビリシの議会前で集まった野党支持者を警棒で殴りつける警察官=ロイター 【モスクワ=瀬口利一】タス通信などによると、グルジアのサアカシビリ大統領は7日、首都トビリシで大統領退陣を求める野党デモと治安部隊が衝突、500人以上の負傷者が出たのを受け、全土に非常事態宣言を発令した。

 宣言の期限は15日間で、同大統領は反大統領派による「国家転覆の試み」があったとして集会やデモを禁じ、報道統制の強化を指示した。また、ロシア情報機関がデモに加担していたと主張し、露外交官3人の国外退去を命じた。露外務省は関与を否定、報復措置を示唆しており、グルジア情勢は一気に緊迫の度を強めている。

 トビリシでは7日、議会周辺に約3000人が集結し、一部が投石を始めたため、治安部隊が催涙弾や放水などで群衆を強制排除した。8日未明現在、市内は治安部隊が要所を固め、平静を保っている。野党勢力はいったん街頭行動を見合わせるようデモ参加者に呼びかけた。

 サアカシビリ大統領はデモ鎮圧後、テレビ演説で「政情不安は放置できない」と強制排除を正当化した。

 グルジアでは野党勢力がサアカシビリ政権の腐敗体質を批判。今月2日から、議会選を2008年春に前倒し実施することなどを要求して、首都で数万人規模の抗議デモを続けていた。

 グルジアを管轄する在アゼルバイジャン日本大使館は、トビリシに在住する企業関係者、学生ら邦人6人の無事を確認するとともに、外出を控えるよう呼びかけている。

(2007年11月8日10時22分 読売新聞)
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経済面中心とする日ロ関係改善、大きな意味がある

2005年05月31日 | ロシア
最近のロシアと日本の関係(ウズベク、キルギスなどは除く)のニュースを見てみた。
勝手な抽出だからもれてるかもしれないが、結構、日露関係、重要かもしれない。

4/3
ケナン政策との落差 対露、機略なき日本
この記事で印象的なのは、
 ”「ロシアとうまく取引する必須条件は、当の外国政府がいかなる時でも冷静に落ちついており、ロシアが自らの威信をあまり損なわないで応諾できるような道を開いておくように要求を提示すべきである」”と”「対ソ外交では多種多様な機略豊かな政策のみが有効」”
である。
アメリカでもてこずるロシアだから大変だ。

4/6
胡主席、ロシア訪問へ--6月末から
胡錦濤さん 6月末~7月にかけてロシアへいくそうな。

4/14
プーチン・ロシア大統領:2012年に3選狙う?--2期で辞任後、非連続で
なんか1期やすんでまた立候補しようかなということらしい。任期は08年までらしい。

4/14
民主化革命、波及を懸念 連邦崩壊、危機感抱く--内政・外交、正念場
まあ民主化 流れだからしようがない。でもロシアも一応、民主化(実態はまだ共産?)したんだから変形民主主義国どうしでなかよくできないのかな。

4/21
ライス米国務長官:ロシアのラジオ番組に出演、民主化訴える
これって結構、大胆な行為ですよね。中国では、まずできない。
ロシアがこれを許すのは、多少、民主化している と思っていいのかな。

以下、ロシアの東シベリア石油パイプラインのやりとり。 
4/20
東シベリア石油パイプライン: 中国に先に送油も--ロシア産業相
4/21
東シベリア石油パイプライン:中川経産相、ロシア産業相と建設費援助で協議
4/22
露中印外相会議:エネルギー協力など議題--6月に開催
4/24
東シベリア石油パイプライン:ロシア産業相「中国向け優先」表明--日本政府は反発
なかなか思惑が交錯しているような。
でも中国、実際には、財政かなり厳しいはずなのにがむしゃらな石油獲得。
いずれ何かが起きそう。

4/25
異例の「民主主義」強調 欧米側の要求に配慮--年次教書演説
この記事が印象的なのは、
 
  ”大統領は「民主主義」の言葉を23回使用し、異例の民主化強調の演説となった”

そのあとの記事でわかるのは、ロシア プーチンさん、なんとか諸外国から投資を呼び込みたい と思っているのだろう。経済を立て直したい といったところか。

5/11
露EU首脳会議:ロシア民主化へ、行動計画を採択 
そのあとここでもロシア、民主化への努力 強調?
まあ ロシア政権内部を変える、まとめるのは、大変だろう とは思う。
経済が落ち目になると不満、反体制が台頭してくる、困ったもんだ。共産圏だと命が危ないからね。

4/26
トヨタ:ロシア工場、07年に稼働 年間5万台生産へ--進出を正式発表
トヨタは、やはりすごい。先見の明があるのかな。

4/27
国連改革:安保理改革「9月前合意」、ロシアが反対姿勢
まあロシアとしては、当然だろうな。中国もだけど。


以下、ロシアの北朝鮮関係の発言。
5/7
北朝鮮問題:6カ国協議中断 ロシア議員団に「復帰はない」
5/9
プーチン・ロシア大統領:北朝鮮核開発、米・日を批判 「厳しい圧力、変化の妨げ」
5/12
プーチン・ロシア大統領:「大国の“小銭”」 バルト3国併合を正当化
5/13
北朝鮮・核問題:「汚い爆弾」保有の可能性--ロシア下院委員長
5/14
北朝鮮・核問題:「兵器保有、無理」「劣等感の裏返し」--ロシア専門家が現状分析
5/24
北朝鮮・核問題:核実験、ロシア軍高官が懸念
なかなか中国のように単純ではない発言が多い。ロシアの発言というのは、率直というか、本心なのか、矛盾点が少なく、虚偽が見破れない。
 やはり民度が高いのだろうか、ロシア。
まあ結構、安定した(?)宇宙技術まで持っているロシアだから賢いとは思うのだが、そのロシアが何故に経済が悪くなるのか。金の使い方が悪いのかなあ。

5/10
小泉首相、プーチン露大統領に早期訪日を要請--「楽しみ」と応じる

ロシア プーチンさん、日本に行ってもいいが、北方四島の帰属問題で大筋が見えない状況では、行っても意味がない といったところか。それを解決したうえで、平和条約を締結することができれば日本との経済交流が拡大でき、ロシアの経済を救ってもらえるのだが..
 (軍の圧力?で)2島しか返せない ので解決不可能だろう といったところか。

そこで下のニュース、んー 難しいところだ。おそらくロシアは、日本の経済協力がどうしてもほしいが、明確な領土問題がある。日本の経済協力が得られなければ、あまりやりたくないが中国との経済交流でやっていくしかない。日本としては、中国と険悪な状態だからロシアとは、仲良くしたい。
これって結構、厳しい分岐点なのかも。
注目だなあ。
なんか2島返還してもらって、2島保留で(^^;)さっさと平和条約結んで先に進んだほうが良いような気がするが。

差し迫る危機、注意しておこう。

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経済面中心とする日ロ関係改善、大きな意味がある=官房長官

 [東京 31日 ロイター] 細田官房長官は、閣議後の記者会見で、ロシアのラブロフ外相が31日に来日し、町村外相と会談することに関連し、プーチン大統領の訪日時期だけにとどまらず、経済面を中心とした両国の関係改善は意味がある、との考えを示した。
 細田官房長官は、プーチン大統領の訪日にめどをつけるのかと聞かれ、「まだそういったことは決まっていないし、先方の都合もある」としながらも、「先般小泉首相の訪ロの際には、友好的な雰囲気で、訪日自体はされるとの印象を受けている。できるだけ早い実現を期したい」と述べた。
 外相会談の内容については、プーチン大統領の訪日の調整だけではないとした上で、「ロシアは日本と様々な連携を深めながら、これから経済大国の道を歩むとの希望を持っていると思うので、その面の協力や今後の日ロ関係の改善は大きな意味を持っている」と語った。
 また、「日中関係やアジア外交でも強力に進めてきた分野であり、日ロ関係において強く関係を強化することが大事だ」と強調した。焦点の北方領土交渉については、4島の帰属確認を求める姿勢をあらためて示した。
(ロイター) - 5月31日11時32分更新
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日露外相会談:プーチン・ロシア大統領の訪日、秋以降ずれ込みも--あす
5/31
経済面中心とする日ロ関係改善、大きな意味がある=官房長官





<露大統領>米国や日本の北朝鮮に対する強硬姿勢批判

2005年05月09日 | ロシア
ロシアでの対独戦勝60年式典でいろいろ発言が出てきた。
”プーチン露大統領が米CBSのインタビューで、最近の北朝鮮情勢について「パートナー諸国の厳しい圧力が北朝鮮の変化を妨げている」と述べ”とある。 これは、おかしな論理だ。北朝鮮が、核所持、開発をするのを阻止しようと6ケ国協議があったにもかかわらず、また圧力といっても北朝鮮が会議に参加するよう呼びかけただけである。外交上のやりとりとしては、ロシアの激しいそれより、中国の露骨なそれよりよっぽど正常なものと思うのだが.. 会議にも出ずに敵視政策があったとして核開発をつづける北朝鮮のほうが、よっぽど異常、危険だと思われるのにそんな論理はないと思う。また北朝鮮が、変化する要素があるのかとも思うのだが、ロシアさんは、やっぱりロシアさんですね。
 中国胡錦濤さんもおかしなことを言っている。
「(旧)ソ連は日本の侵略者に対する中国の闘争に貢献してくれた。中国人民はこのことを忘れない」 んー これは、胡錦濤さん歴史、わかっているくせに厚顔無恥というか、これぞ共産党というか、矛盾のあることを言ってくれる。中国共産党(今の中国)と日本軍が、戦ったという事実はないし、”旧ソ連は、日ソ中立(不可侵)条約があったにもかかわらず、日本に宣戦布告し、日本の関東軍などがいた満州(現中国東北部)に侵攻した。”ことにお礼を言うのは、ロシア プーチンさんも耳が痛く、返事に困ったのではなかろうか。日露不可侵条約があったにもかかわらず、それを一方的に破り、いきなり侵略してきたのは旧ソ連であるのだから..
まあおそらくロシア、中国、北朝鮮が、共同歩調を取っているのは明らかだと思う。でもまあロシアは、気が変わりやすいからいつでも中国と離れる準備はできているかもしれないが。韓国ノムヒョン政権も加担しているであろうと思われる。そんなに権力、金にしがみつきたいなら共産党政権どうしでバンバンやってほしいものだが、昔は、結構そういうこともあったと思うのだが。まあ日欧米が離れたあと共食いするのかな。そのとき真っ先に餌食になるのは、韓国であるのは間違いないと思う。
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<露大統領>米国や日本の北朝鮮に対する強硬姿勢批判

 【モスクワ西岡省二】9日のタス通信によると、プーチン露大統領が米CBSのインタビューで、最近の北朝鮮情勢について「パートナー諸国の厳しい圧力が北朝鮮の変化を妨げている」と述べ、米国や日本の北朝鮮に対する強硬姿勢を批判した。6カ国協議再開の見通しが立たず、核実験間近との情報が飛び交う中、伝統的友邦国ロシアが訪朝団を送り事態収拾に乗り出したが、実質的な成果を上げられなかった。プーチン大統領の発言は、北朝鮮を除く協議参加国首脳が一堂に集まった対独戦勝60周年記念式典をとらえて、各国との首脳会談などを通じて現状打開を図りたい狙いがあるとみられる。
 プーチン大統領はインタビューで金正日(キムジョンイル)総書記を「過去3回会ったが、自らの国を良い方向に向かわせるための変化を望んでいる人物だ」と評価。その変化を妨げているのは「過去であり、今日のさまざまな状況であり、複数のパートナー諸国による相当厳しい圧力だ」と指摘した上で、「現状を袋小路に追い込んではならない。対話を基礎とした6カ国協議の枠組みを用いることが必要だ」と訴えた。
 ロシアは今月5~7日、金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長ら北朝鮮指導部と核問題について協議するため、コサチョフ下院外交委員長ら代表団を平壌に派遣した。朝鮮中央通信によると、北朝鮮側は「(米国の敵視政策が原因で)6カ国協議に参加できず、核兵器庫を強化し続ける決心をした」と従来の見解を説明し「米国が誠意を見せて条件が整えば、6カ国協議にいつでも出る」と繰り返した。
 しかし、タス通信によると、露側が地下核実験準備の情報について真偽を問いただすと、北朝鮮側は明確な回答を避けながらも「否定しなかった」(コサチョフ氏)という。北朝鮮側に核拡散防止条約(NPT)復帰を含む国際協調体制に加わるよう求めても、難色を示した。コサチョフ氏は協議後、「次の行動を露指導部が検討する」と語っており、プーチン大統領の発言は訪朝団の報告を受けたものとみられる。
 露朝関係に詳しいモスクワ国際関係大学のユーリー・フョードロフ教授は「コサチョフ氏は外務省勤務が長い。彼がいらだち、周囲に『毅然(きぜん)とした行動を取らなければならない』と話しているので、露朝関係を険悪にさせるほどの激しい応酬が北朝鮮との間であったと考えるべきだ」との見方を示した。
(毎日新聞) - 5月9日21時55分更新
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胡主席、旧ソ連の対日参戦を高く評価「抗日に貢献」

 【モスクワ=五十嵐弘一】対独戦勝60周年記念式典出席のため訪露している中国の胡錦濤主席は9日、プーチン大統領と会談し、抗日戦争で、「(旧)ソ連は日本の侵略者に対する中国の闘争に貢献してくれた。中国人民はこのことを忘れない」と語った。
 第2次大戦末期の1945年8月、旧ソ連は、日ソ中立条約にもかかわらず、日本に宣戦布告し、日本の関東軍などがいた満州(現中国東北部)に侵攻した。胡主席がいう「ソ連の貢献」とは、この経緯を指すものと理解される。
 この中で胡主席は、「中国でも今年、反日闘争終結から60年たつ。反日闘争で、中国人民は8年もの長期間、日本の占領軍と極めて苦しい戦いを遂行し、我が人民は甚大な損害を被ったが、中国人民はファシズムに対する勝利に大きな貢献をした」と先の大戦での中国の役割を強調した。
(読売新聞) - 5月9日21時48分更新
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日米の対北圧力を批判=金総書記を一定評価-ロ大統領

 【モスクワ9日時事】ロシアのプーチン大統領は9日、米CBSテレビとのインタビューで、「2、3カ国の厳しい圧力」が北朝鮮の金正日労働党総書記を追い込んでいると述べ、暗に日米両国の対北強硬姿勢を批判した。
 同大統領は「金総書記とは3回会った。彼は国家を良い方向に変えることを望んでいるが、過去や現在の多くの情勢、一部のパートナーの厳しい圧力がそれを阻害している」と述べ、北朝鮮を袋小路に追い詰めてはならないと強調した。 
(時事通信) - 5月9日21時2分更新
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あす露で対独戦勝60周年記念式典 旧ソ連の闇浮き彫り 「和解の場」に歴史の溝

2005年05月08日 | ロシア
たて続けに出てくるロシア方面関連のニュース。なんか両国間の互いの火花を感じるのは、私だけか。なかなか凄い攻勢に転じている米ブッシュさん。この意図は、なんだろうか。よく考えるといろいろな影響を与えているのではなかろうか。アジアの最近の不穏な動きを牽制する効果もある。どうも最近、アメリカは、多方面ではっきりと民主化を推進させるという確固たる意思をアピールしている。この自信はどこからくるのだろうか。おそらく中国、北朝鮮、ロシア、その他の国々が、共産主義やら中央集権強化やら体制の引き締めを図っているにもかかわらず、汚職、詐欺などの政治腐敗のため崩壊が近いとの読みがあるからではなかろうか。この式典も見逃せない。 
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あす露で対独戦勝60周年記念式典 旧ソ連の闇浮き彫り 「和解の場」に歴史の溝

 【モスクワ=内藤泰朗】ロシアの首都モスクワでは九日、対独戦勝六十周年記念式典が小泉純一郎首相を含む五十カ国以上の首脳が参列して盛大に開催される。プーチン露大統領は戦勝国首脳の中心となり、国威の発揚とともに、威信低下が著しい政権の浮揚をもくろむ。だが、「ナチス・ドイツへの勝利」という栄光を強調すればするほど、共産主義国家、ソ連の闇が浮き彫りにもなっている。
 式典には、国連総会が昨年、五月九日を「記憶と和解の日」と宣言したため、米仏など戦勝国の首脳だけでなく敗戦国の独伊両国の首相が出席。アジアからは中韓両首脳のほか、ソ連が戦後、不法占拠した北方領土問題が未解決の日本も小泉首相が出席を決め、五十カ国以上の首脳が一堂に集う「首脳外交の場」(外交筋)になる。ちなみに、同宣言を提案したのは、ロシアだった。
 しかし、ホストとなるロシアでは、戦後の「和解」というよりは「ロシアが世界を破滅から救った二十世紀で最も重要な日」(戦勝祝賀式典組織委)という「戦勝の栄光と同国の偉大さ」の方に重点が置かれている。ロシア軍将兵や戦車、航空機などによる軍事パレードも、例年以上の規模と内容になるという。
 人気に陰りが見えてきたプーチン大統領にとって、五十カ国以上の首脳の前で、ソ連崩壊後、威信の低下が続くロシアの「偉大さ」を強調し、同国国民の自信回復につなげる絶好のチャンスというわけだ。
 そんな露政権の思惑とは裏腹に、ソ連に併合され、その後迫害されたバルト三国は、ロシア側の姿勢に反発を強め、エストニアとリトアニアの両首脳は、式典への参列拒否を表明。式典に加わるラトビアのビケフレイベルガ大統領も、訪露を前に、ロシアが「旧ソ連による占領」の事実を認め、「ただ一度だけの謝罪」を求めた。
 プーチン大統領はこれに対し六日、同問題はすでに解決済みだとして歴史の見直しは行わないとの姿勢を示し、双方の対立は深まっている。戦勝の栄光のみを強調した「和解」の祝賀式典は、「歴史論争の戦場」(ロシアのイズベスチヤ紙)となっている。
 また、グルジアのサアカシビリ大統領も同日、ソ連崩壊後も同国に駐留し続けるロシア軍の撤退交渉で進展がなかったとして、ボイコットを決めた。
(産経新聞) - 5月8日2時48分更新
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ベラルーシ ルカシェンコ大統領 露との統合加速も 「独裁」生き残りかけ

2005年04月24日 | ロシア
ここでルカシェンコの心理は、権力維持のためロシアとは一緒になりたくないが、来年秋に大統領選挙があるため民意により倒される可能性が高いため、どうしようかなぁ と言ったところか。まあ”政権が崩壊すれば、新政権による大統領の逮捕や訴追”されるとなるとどうしていいか慎重にならざるをえないよな。でもどうしてこんなにそろいもそろって独裁国家って金、権力の維持を追って無茶苦茶な行動をするのか。
ロシアとベラルーシ ルカシェンコ大統領 の動向に注目したい。来年秋までには、何かが起こるはず。
でもここまで独裁国家が知恵足らずだと知恵足らず同士が組んでアホな事を仕掛けてくる可能性は排除できない。
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ベラルーシ ルカシェンコ大統領 露との統合加速も 「独裁」生き残りかけ

 【モスクワ=内藤泰朗】「欧州最後の独裁者」と名指しされるベラルーシのルカシェンコ大統領は二十二日、ロシアを訪問し、“頼みの綱”のプーチン露大統領と両国の国家統合に向けた関係進展について協議した。親欧米政権が旧ソ連圏で続々誕生する中、来年秋に大統領選挙を控えるベラルーシへの包囲網が徐々に狭められていることが背景にはある。
 このほどロシアなどを歴訪したライス米国務長官に「政権交代の時だ」と“最後通告”されたルカシェンコ氏はプーチン大統領と会談後、共同会見し、国家統合に向けて両国が支出する二〇〇五年の「連邦国家」予算を採択したほか、統合国家の骨格となる新憲法起草委員会のメンバーを新たに任命したことを明らかにした。
 両首脳はさらに、昨年度から積み残しとなっていた外交や軍事、貿易・経済、治安・保安面などの共通政策の合意文書にも調印した。
 両国は今年一月からの通貨統合などで合意していたが、実施は遅れている。実は、国家統合という事実上のロシアへの吸収合併で権力を失うルカシェンコ氏がブレーキをかけていたためだ。
 しかし、ここにきてウクライナやグルジア、キルギスなど同じ旧ソ連圏の親露派政権が相次ぎ崩壊したことに加え、ベラルーシを「独裁国家」と断じたライス長官が二十一日、リトアニアのビリニュスでルカシェンコ政権の弾圧を受けるベラルーシの野党勢力指導者たちと会合し、同国の民主化支援を約束。親露派政権転覆の経験を持つウクライナとグルジアも、ベラルーシ民主化に協力する意向を示した。政権が崩壊すれば、新政権による大統領の逮捕や訴追の危険も出てくる。
 ルカシェンコ大統領にとって、ロシアとの国家統合を極力遅らせたいのが本音でも、国内に権力を誇示するためにはプーチン大統領との親密ぶりをアピールせざるを得ない面もあり、ロシアとの“国家統合推進”は生き残りをかけた、ぎりぎりの選択ともいえる。
 一方、プーチン大統領は二〇〇八年の任期満了に向け、ベラルーシとの国家統合で新たな統合新国家における合憲的な権力温存戦略を画策中とも伝えられる。
(産経新聞) - 4月24日2時47分更新
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