日米のレーダー網を把握するためにロシアが情報収集機を飛行させたらしい。
これは、中国も同じであろう。
私もマスコミが、大盤ぶるまい で日本のミサイル迎撃網を どこに移動した とか どこどこのレーダーで探知したとか の報道をしたのは、 あきれるばかりであった。
ここまでマスコミに おおっぴらに報道されると 日本の防衛なんぞ マスコミを通じて ほとんどの情報 筒抜けになり 国防以前の問題となる。
まあ いまのところ おおらかな 日本人(私を含め)ではあるが、共産圏に対する動き(日本の行動も含め)が 政治、外交上 日本の国益にとって何らかの害になることがわかった時点で それに関係する(公表すると日本に対する)不利益になる情報は、情報統制をすべきだと思う。
今回の中国、ロシアの行動をみれば、何の為にロシア情報収集機が飛んだか そして 中ロが 何ゆえ 北腸線を庇うか が伺える。
私も含め 日本人の多くが、 世界の常識 を全く理解しようとせず、平和主義で このまま永遠にやれる と考えるのは、ちと早計かもしれない ということを理解しなければならない。
中国の共産党 幹部の著しく 私利私欲を求める 体制 とか それに基づく 対外的な考え方 というものは 日本の常識 とは遥かにかけ離れた 思考を持っていることを理解しなければ 交渉などできるものではない。
これは、北腸線をみれば わかろう というものだ。
差し迫る 中ロの国益(思考)、 そなえよ。
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露軍機、MD網偵察 日米レーダー情報収集 北ミサイル発射時
4月16日7時56分配信 産経新聞
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した際、ロシアの情報収集機が日米両国のミサイル防衛(MD)システムの運用を偵察していたことが15日、分かった。北朝鮮からの発射時間帯の事前通報をもとに日本海で待機。日米のレーダー網が実戦モードで照射した電波の周波数帯や、MD運用に伴う自衛隊各部隊の役割分担に関する情報を集めたとみられる。日本海を舞台にした激しい情報戦の一端が浮き彫りになった形だ。
偵察飛行を行っていたのは、ロシア空軍の電子情報収集機「IL20」。防衛省によると、IL20はこれまでにも日本周辺への飛来が確認されている。先月にも2度、日本海を偵察飛行しており、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)している。
北朝鮮のミサイル発射は今月5日午前11時半。IL20はその約30分前に北海道沖から日本海を南下し、北朝鮮が設定したミサイルの1段目ブースター(推進エンジン)の落下危険区域の上空を通過した。発射時には、さらに南下したところで待機していた。
ミサイル発射を受け、探知・追尾のため、海上自衛隊のイージス艦3隻のSPY1、地上に配備した空自の2基のFPS-5、4基のFPS-3改のレーダーが一斉に照射。米軍も日本海と太平洋に2隻ずつ展開していたイージス艦、青森県に配備しているXバンドレーダーを稼働させた。
IL20はMDでの各レーダーの電波の周波数帯、照射方法や探索パターン、レーダー同士の任務分担などを確認したとみられる。周波数帯を把握されると、妨害電波でレーダーが無力化される恐れがある。
MD任務の際、イージス艦はレーダーの機能をミサイル探知にシフトさせ、航空機などを警戒する防空能力が手薄になる。航空機やほかの護衛艦のレーダーで防空能力を補完するとされ、IL20は海・空自の部隊の連携などMDでの「戦い方」を把握。海自のEP3、空自のYS11Eといった電子偵察機の情報収集任務にも注目していた可能性が高い。
情報収集機が飛来した場合、訓練であればレーダーの照射を控える。だが、今回は北朝鮮の発射に対処する実任務だったため、自衛隊はレーダー網をフル稼働させざるを得なかった。
空自戦闘機はスクランブルで警戒し、IL20は領空侵犯はしていない。IL20は2、3時間にわたり、日本近海で偵察を続け、隠岐の島(島根県)付近まで飛行した後、ロシアに戻っていった。
北朝鮮は発射当日、米中露3カ国に発射時間帯を事前に通報したとされ、ロシア空軍は周到にIL20による偵察飛行の計画を立てたとみられている。
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【識者の見方】中国「官」の異常な贅沢―海軍少将(2)
4月16日17時36分配信 サーチナ
中国海軍の張召忠少将は13日、自らのブログに共産党や、中国政府など「官」の異常な贅沢(ぜいたく)を厳しく批判する文章を掲載した。かなりの長文なので、本連載では複数回に分けることにした。今回は第2回分だ。
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■人民を威圧、あまりにも豪華な政府建物
中国の政府関連の建物は、余りにも豪華だ。私はいろいろな国に出張したことがあるが、地方政府を含めて中国政府の建物は、世界のどの国よりも豪奢・豪華・壮観だ。米国でも欧州でも、中央政府の官庁や市役所などに一般庶民も入っていける。銃を持つ警備兵が「厳戒」しているわけでもない。
世界各国の市役所は、市長室を含めて規模も豪華さも、中国の郷鎮(農村部)レベルの政府建物にすら及ばない。簡素なものだ。だから、庶民も用事があれば、気軽に政府を訪れる。庶民にとって、中国の豪華な政府関連建物を訪れることは、(人民を威圧することを目的のひとつにした)、封建時代の役所に足を運ぶことと同じ。距離感が大きくなるわけだ。
■豪華なホテルが乱立、高級官僚の「御用達」
中国のホテルの豪華さも指摘しておこう。私はイスラエルに行ったことがある。イスラエルの1人当たりGDPは1-2万ドルで、中国の数倍だ。しかし、最も豪華なホテルでも4つ星クラス。中国の基準では3つ星程度になるだろう。
一方、中国の大都市では、10分も歩けば5つ星あるいはそれ以上の超豪華ホテルに10軒も出くわすことがある。政府は、そういったホテルでしばしば会議を行なう。多くの高級官僚は、いつも超豪華ホテルの部屋を利用・宿泊する。そんなことで、庶民のことが分かるのか。
■農民の生活を知ろうとする指導者は台湾にいた
私は少年時代を思い出す。当時は県共産党のトップである書記を農村部に行かせる制度があった。農民と共に働き、同じものを食べ、農家に宿泊する。農民は貧しすぎて、同じ家に連泊することはできなかった。毎日別の家に行き、その家が出す普通の食事を食べた。
現在、本当に農民の生活を体験しようとする高級官僚がいるだろうか? 私は疑問に思い、気をつけていた。去年になり、1つだけ実例を見つけた。しかし、中国大陸の話ではない。台湾だ。彼は市長だった。
彼はしばしば農村に行き、農民と一緒に農作業をし、一緒に食べ、農家に泊まった。その後、彼は台湾のリーダーになった。馬英九氏だ。
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中国では、「経済成長をもたらした党・政府の方針は高く評価するが、高級官僚の腐敗や貧富の格差の問題は、極めて深刻」とする見方が一般的だ。
そもそも、共産主義の理念を一言で要約すれば、「多くの人が苦しむ貧乏の退治」だったはずだ。共産主義政権の手法や特有の弊害を批判しても、「貧乏退治」の理念そのものに反対する人は少ないだろう。張召忠少将は、現在の中国では、高級幹部に貧しい農村の実情を身をもって実感させるシステムが失われたと主張する。共産主義に徹底的に反対していたはずの台湾で、それを実践していた人がリーダーになったとの論法には、中国の現状に対する痛烈な皮肉がある。(編集担当:如月隼人)
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これは、中国も同じであろう。
私もマスコミが、大盤ぶるまい で日本のミサイル迎撃網を どこに移動した とか どこどこのレーダーで探知したとか の報道をしたのは、 あきれるばかりであった。
ここまでマスコミに おおっぴらに報道されると 日本の防衛なんぞ マスコミを通じて ほとんどの情報 筒抜けになり 国防以前の問題となる。
まあ いまのところ おおらかな 日本人(私を含め)ではあるが、共産圏に対する動き(日本の行動も含め)が 政治、外交上 日本の国益にとって何らかの害になることがわかった時点で それに関係する(公表すると日本に対する)不利益になる情報は、情報統制をすべきだと思う。
今回の中国、ロシアの行動をみれば、何の為にロシア情報収集機が飛んだか そして 中ロが 何ゆえ 北腸線を庇うか が伺える。
私も含め 日本人の多くが、 世界の常識 を全く理解しようとせず、平和主義で このまま永遠にやれる と考えるのは、ちと早計かもしれない ということを理解しなければならない。
中国の共産党 幹部の著しく 私利私欲を求める 体制 とか それに基づく 対外的な考え方 というものは 日本の常識 とは遥かにかけ離れた 思考を持っていることを理解しなければ 交渉などできるものではない。
これは、北腸線をみれば わかろう というものだ。
差し迫る 中ロの国益(思考)、 そなえよ。
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露軍機、MD網偵察 日米レーダー情報収集 北ミサイル発射時
4月16日7時56分配信 産経新聞
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射した際、ロシアの情報収集機が日米両国のミサイル防衛(MD)システムの運用を偵察していたことが15日、分かった。北朝鮮からの発射時間帯の事前通報をもとに日本海で待機。日米のレーダー網が実戦モードで照射した電波の周波数帯や、MD運用に伴う自衛隊各部隊の役割分担に関する情報を集めたとみられる。日本海を舞台にした激しい情報戦の一端が浮き彫りになった形だ。
偵察飛行を行っていたのは、ロシア空軍の電子情報収集機「IL20」。防衛省によると、IL20はこれまでにも日本周辺への飛来が確認されている。先月にも2度、日本海を偵察飛行しており、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)している。
北朝鮮のミサイル発射は今月5日午前11時半。IL20はその約30分前に北海道沖から日本海を南下し、北朝鮮が設定したミサイルの1段目ブースター(推進エンジン)の落下危険区域の上空を通過した。発射時には、さらに南下したところで待機していた。
ミサイル発射を受け、探知・追尾のため、海上自衛隊のイージス艦3隻のSPY1、地上に配備した空自の2基のFPS-5、4基のFPS-3改のレーダーが一斉に照射。米軍も日本海と太平洋に2隻ずつ展開していたイージス艦、青森県に配備しているXバンドレーダーを稼働させた。
IL20はMDでの各レーダーの電波の周波数帯、照射方法や探索パターン、レーダー同士の任務分担などを確認したとみられる。周波数帯を把握されると、妨害電波でレーダーが無力化される恐れがある。
MD任務の際、イージス艦はレーダーの機能をミサイル探知にシフトさせ、航空機などを警戒する防空能力が手薄になる。航空機やほかの護衛艦のレーダーで防空能力を補完するとされ、IL20は海・空自の部隊の連携などMDでの「戦い方」を把握。海自のEP3、空自のYS11Eといった電子偵察機の情報収集任務にも注目していた可能性が高い。
情報収集機が飛来した場合、訓練であればレーダーの照射を控える。だが、今回は北朝鮮の発射に対処する実任務だったため、自衛隊はレーダー網をフル稼働させざるを得なかった。
空自戦闘機はスクランブルで警戒し、IL20は領空侵犯はしていない。IL20は2、3時間にわたり、日本近海で偵察を続け、隠岐の島(島根県)付近まで飛行した後、ロシアに戻っていった。
北朝鮮は発射当日、米中露3カ国に発射時間帯を事前に通報したとされ、ロシア空軍は周到にIL20による偵察飛行の計画を立てたとみられている。
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【識者の見方】中国「官」の異常な贅沢―海軍少将(2)
4月16日17時36分配信 サーチナ
中国海軍の張召忠少将は13日、自らのブログに共産党や、中国政府など「官」の異常な贅沢(ぜいたく)を厳しく批判する文章を掲載した。かなりの長文なので、本連載では複数回に分けることにした。今回は第2回分だ。
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■人民を威圧、あまりにも豪華な政府建物
中国の政府関連の建物は、余りにも豪華だ。私はいろいろな国に出張したことがあるが、地方政府を含めて中国政府の建物は、世界のどの国よりも豪奢・豪華・壮観だ。米国でも欧州でも、中央政府の官庁や市役所などに一般庶民も入っていける。銃を持つ警備兵が「厳戒」しているわけでもない。
世界各国の市役所は、市長室を含めて規模も豪華さも、中国の郷鎮(農村部)レベルの政府建物にすら及ばない。簡素なものだ。だから、庶民も用事があれば、気軽に政府を訪れる。庶民にとって、中国の豪華な政府関連建物を訪れることは、(人民を威圧することを目的のひとつにした)、封建時代の役所に足を運ぶことと同じ。距離感が大きくなるわけだ。
■豪華なホテルが乱立、高級官僚の「御用達」
中国のホテルの豪華さも指摘しておこう。私はイスラエルに行ったことがある。イスラエルの1人当たりGDPは1-2万ドルで、中国の数倍だ。しかし、最も豪華なホテルでも4つ星クラス。中国の基準では3つ星程度になるだろう。
一方、中国の大都市では、10分も歩けば5つ星あるいはそれ以上の超豪華ホテルに10軒も出くわすことがある。政府は、そういったホテルでしばしば会議を行なう。多くの高級官僚は、いつも超豪華ホテルの部屋を利用・宿泊する。そんなことで、庶民のことが分かるのか。
■農民の生活を知ろうとする指導者は台湾にいた
私は少年時代を思い出す。当時は県共産党のトップである書記を農村部に行かせる制度があった。農民と共に働き、同じものを食べ、農家に宿泊する。農民は貧しすぎて、同じ家に連泊することはできなかった。毎日別の家に行き、その家が出す普通の食事を食べた。
現在、本当に農民の生活を体験しようとする高級官僚がいるだろうか? 私は疑問に思い、気をつけていた。去年になり、1つだけ実例を見つけた。しかし、中国大陸の話ではない。台湾だ。彼は市長だった。
彼はしばしば農村に行き、農民と一緒に農作業をし、一緒に食べ、農家に泊まった。その後、彼は台湾のリーダーになった。馬英九氏だ。
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中国では、「経済成長をもたらした党・政府の方針は高く評価するが、高級官僚の腐敗や貧富の格差の問題は、極めて深刻」とする見方が一般的だ。
そもそも、共産主義の理念を一言で要約すれば、「多くの人が苦しむ貧乏の退治」だったはずだ。共産主義政権の手法や特有の弊害を批判しても、「貧乏退治」の理念そのものに反対する人は少ないだろう。張召忠少将は、現在の中国では、高級幹部に貧しい農村の実情を身をもって実感させるシステムが失われたと主張する。共産主義に徹底的に反対していたはずの台湾で、それを実践していた人がリーダーになったとの論法には、中国の現状に対する痛烈な皮肉がある。(編集担当:如月隼人)
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