猫とじい様

周囲に動物好きの人が多いということは幸せなことだ。
先日も書いた通り、うちの近所は動物を飼っているか、好きな人が多い。

だからと言って、猫だって野放しで飼って良いという事にはならない事は、重々承知している。心優しきみなさんの理解のうえに、人様のお庭の草を食べたり、寛いだりと、うちの子たちの自由は成り立っている。（ちっちとうんちは我が家か、我が家の庭でするので、かろうじてその点だけは皆様に顔向けができる。）

しかし、いささかというか、だいぶ甘えがあったようだ。


日差しが優しくなったこの頃、
ちぃの格好の日向ぼっこの場所になっているこの小屋は・・・。
南隣の家のじい様の手作り物置だ。
高さといい、傾斜具合といい、ちぃのおめがねにかなったようで、
気持ちよさそうにお昼寝中。


気持ち良さそうに、かわいい寝姿で寝ているので、
さして迷惑になっているとも思わなかったが・・・


「こんなにかわいいんだから許してくれるだろう」
「たかが屋根に乗るくらいは許されるだろう」
という甘えた考えが、自分の中にしみついていたらしい。

この後、じい様の「しっしっ」と、追い払う声を聞き、
が～ん・・・・

そっか～、やっぱり猫が迷惑な人や苦手な人もいるんだよね～。
当たり前に考えたら迷惑だよね・・・。

反省しても今更どうにもならんが、
せめて次にじい様に会うときは、にこやかに挨拶しよう・・・。