猫とパチが全て

猫とパチンコに溺れる日々を、おもいつくまま書きなぐっております。うちの子自慢と、おバカ度100%のパチンコ日記です。

セカンド・オピニオン

2005年11月29日 | 
いつもありがたいコメントを下さるキャラメルの日記さんのところで、肉球の日?という事で肉球のお話を書かれていましたので、私も便乗して思い出した事を、ひとつ。

ちーさん達が我が家の子になって2回目の冬のことでした。

ちーさんがお手手(前足)を
上げた状態で歩いていました。

見ていると、ほとんど右前足を地につけないようにして歩いています。
あれ?と思ってしばらく見ていると、今度は左をつけないように歩いていました。どうやら交互に足をかばって歩いているようです。

足にケガでもしたかな?と思って、ちーさんを引き寄せて確認してみました。右も左も見ましたが、特に外傷は見当たりません。もしかして骨がどうかしたのかと思って早速医者に連れて行きました。

最初に連れて行った所は、避妊手術や予防接種、それから何回か喧嘩によるケガでお世話になった病院です。施設も明るくて新しい、割と大きな病院の部類に入ると思います。

触診してもらった結果、「骨にも異常なし」との事で、何が原因か分からず「たいしたこと無いと思いますから、とりあえず薬を出しますんで様子を見ましょう」という事でした。
ついでに予防接種の時期が近かったので、予防接種をしてもらい帰りました。

私は薬の説明を受けつつ、「なんで原因も分かっていないのに、毎回毎回同じ薬なんだろう?」とちょっとひっかかりました。

それから、たいした事はないのかもしれないと思ってしばらく様子を見ましたが、やっぱり歩く時に辛そうです。
そこで「もしかしてあの医者はヤブなんじゃないか?」と思い始め、別の医者に見てもらうことにしました。
会社の人から「いい先生だったよ」と情報をもらったので、早速その先生の病院へ行ってみました。

先生は骨に異常がないこと、外傷が無いことを確認した後すぐに「これ見て」と私を促しました。ちーさんの肉球は黒とピンクのまだらなのですが、見るとピンクの部分が真っ赤になっていました。
その時初めて猫もしもやけになる、という事を知りました。
それから風邪もひいているとのことでした。
予防接種をした事を告げると、
「予防接種は菌を体にいれるんだから、元気な時にしないといけない。具合が悪いときに具合悪くなる様なことしてどうすんの!打ってもらう飼い主も飼い主だけれど、打つ医者も医者だ!」と大変怒られました。

怒られて初めて自分の短慮を激しく後悔しつつ、この先生に診てもらってよかったと思いました。

その時先生に「どうして宣伝もしていないのに、この病院に来たの?」と聞かれ、経過を説明したところ、「だいたいうちに来るのはそういう人が多い。他の病院の後始末みたいなのが多いんだ」とのことでした。

先生の適切な診断、処置により、それから長い時間かからずに、ちーさんの肉球は元通りのピンク色に戻りました。

最初病院を決めたときは、なるべくきれいで大きなところ、と安易な考えで選びました。でも結果そのような事になったので、セカンド・オピニオンてこういう事かと思いました。

後に予防接種の料金も、前の病院は今回の病院の倍であることも判明し、ヒトと違って診察料とはあって無いようなものなんだな、と改めて思い、事前の情報収集の大切さも痛感しました。

おかげでこの季節になると、こまめにちーさんの肉球を確認する癖がつきました。