大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

表音文字と表意文字

2022-10-05 10:02:14 | 日記

 日本語はこの二つが巧く組み合わされている唯一の言語です。
 表意文字は新たなことばを作るのに便利です。
 例えば、「掃除機」は「掃除」をする「機械」で、更に細かく
すると「掃き」「除く」「機械」となります。実際に掃除機自体
を見たことがない人でも、どのようなものなのか想像できます。
 表音文字である英語の場合、掃除機は、「air 」「cleaner 」
で「clean (掃除)」+「er(〜するもの)」となります。

 元々概念さえないものに名前をつけるのは大変です。変わった
名前だと、命名のいわれを聞くまでは、何を指しているのかが、
まったく見当もつかないものがありますよね。
 例えば、「クラウド・ネットワーク・システム」。これは接続
のルートや接続先などが、まるで雲の中に入ったように見えない
のでこう名付けられました。もし、日本語で名付けるとしたら、
形態や機能から見て「世界共有通信網」などとされたかもしれま
せんね。文字だけ見て、どのようなものなのかは、大体は想像が
付きます。

 英語では、多くのものは単語を複数組み合わせることになるの
ですが、単語の文字数が多くなり長くなってしまうので、夫々の
部分の頭文字で表すことになるのです。(例:CATVなど)

 それでも、欧米では長い使用の歴史があるので、何とかなって
(それともゴリ押し?)いるようですね。

 これらは言語の”造語問題”の話ですが、日本には中国から漢字
とその意味が伝搬しましたが、伝わった時期によって、漢読み、
呉読みがあり、さらに日本語の訓読み(固有のことば)も加わり
読み(発音)がバラエティーに富んでいます。
 そのため、数字列をことばに変換する”語呂合わせ”なんてこと
もできるのです。
 あぁ、最近は英語など外国語読みも加わり、電話番号のような
数列を記憶するのに役立っています。
 「良い国鎌倉幕府」とか「いやーロッパ」などで年数を憶えて
いたものです。今は「古川ロッパ」なんて人のことを知らないで
しょうね。
 最近では、電話番号はスマホに登録しているので、ダイヤルを
廻すということは、今の子どもたちは知らないでしょうね。^^; 

 



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