goo blog サービス終了のお知らせ 

prairieのひとりごと

だれでも自由に投稿できますが、その内容については各自の責任です。

歴史記録が残せる記録媒体

2025-04-14 09:30:00 | 日記
 もし、様々な出来事を記録を後世に残すので
あるのならば、昔の書籍と同様に和紙に墨にて
印刷したものにすべきでしょう。酸性紙である
洋紙に比べ、遥かに長い保存の実績があります
からね。

 今は膨大な量の情報が、あちこちのサーバー
とか、各種のメディアに残されてはいますが、
これらの記録媒体は永久に残るわけではありま
せん。いつかは壊れてしまいます。DVD や SSD
も再生できなくなります。多くのサーバー上に
複数の場所で、データが記録されていることは
危険分散の意味があるでしょう、しかし、大半
のシステム運営者が、そのことに関しては意識
が及んでいないのではないでしょうか・^^;

 それはともかく、和紙に墨で印刷しておけば
永久的に残りそうです。和紙上に書かれたもの
は、千年以上も経過して残っていた実績があり
ます。多分、洋紙やインクやペン用のは、経年
変化するので不可能でしょうね。インクの発色
は化学変化によるものですからね。墨(炭素)
は、紙繊維に物理的に固定化されたものです。

 現在はコンピュータのプログラムも映像情報
も文字データに変換が可能です。逆に、これら
をデジタルデータ化する技術も、逆にデジタル
データをアナログ化する技術も、発達している
ので、紙(印刷)によって永久的に保存が可能
になることになります。
 ただ、紙の欠点は簡単に燃えてしまう欠点が
ありますが、これも印刷による複製化で、多数
に分散させることで、火事にから生き残ること
ができ、安全性が向上するものと思います。

 しかも加工や編集がし難いのは逆に消えたり
書き換えされ難いのでより安全だと言えます。

 なんだかんだとは言っても、結局は、昔から
利用してきた紙と墨の安全性が高いということ
に、改めて気がついた、という次第でした。

 昔の、懐かしい風景の映像が見つかったと、
時々話題に登ります。フォルムは科学的変化を
利用したものです(大昔のは、ガラス上に銀の
結晶を残したので、物理的な保存)。記録媒体
の寿命としては、せいぜい 100年のオーダーの
寿命でしょうね。我々の活動や生活の実態を、
どのように残すのかが、実は大変なことですが
国によっては、新たな政権に切り替わったり、
革命にでもなれば、以前の歴史を消し去ること
を、代々続けられて来ました。

 デジタルデータの破壊は、幾つかのサーバー
を破壊すれば、消し去ることが可能でしょう。
でも、紙に印刷されたものをが広く頒布されて
いれば、全ての記録消去することは、おそらく
不可能なことでしょうね。過去に多くの政権が
必死に書類を消し去ろうとしましたが、いくつ
かの書類が残っています。

 中性子が大量に派生する爆弾を、上空で爆発
させれば、電子データや伝送路などが、一瞬に
して消滅します。まあ人も一緒ですけれども、
紙(印刷物)は残ります。

 やはり、紙と印刷技術の発明は人類にとって
とても重要なことだったのだ、と思います。

         prairie@mbh.nifty.com





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。