脱中国

　昨年に経済安全保障推進法が制定され、製造
拠点を国内に回帰する動きが強まっているよう
です。移転費用の補助金の申請数は、当初予定
していた数の十倍ほどの申請があったそうな。
　国内での生産を中国に切り替えたのは人件費
を抑えるためでした。ここに来て中国の人件費
の高騰をみて、まだ安価な東南アジアあるいは
アフリカに向かうことは、自明の理ですよね。
今後はロボット化で国内生産という方向に行く
のかも。

　他にも、生産の安全性の観点から生産や資源
を一国に頼っていることに、今回のコロナ感染
を拡大によって、大きな問題があることに注目
が集まっています。。

　すでに、半導体についても国内回帰が進んで
います。その拠点が熊本と北海道に設けられる
ことは、地方の活性化もさることながら、危険
分散にもなり得ますからね。

　それに、ウクライナ侵攻により、欧州を中心
にエネルギー危機の発生による混乱で、世界的
にもそのような流れとなりつつあります。

　なお、データセンタも北京から東京圏に戻り
つつあるようです。そうなると電力量の強化も
必要になりますね。

　https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA121IV0S3A310C2000000/

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