大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

荷物と貨物

2024-04-04 09:30:00 | 日記

 国鉄時代に手荷物というものがありました。
旅行の際に、車内に荷物を持ち込むのではなく
荷物を別の車輌に積んで、到着時に荷物を受け
取ることができました。これを「チッキ」など
と呼んでいました。実際には当日ではなくて、
翌日以降に受取ることもありました。JR分割後
にはなくなったサービスです。「チッキ」とは
荷物運搬を依頼したときの半券「チケット」の
ことと思われます。

 一方、貨物は人の運搬に関わらすに運搬する
物のことを指します。形も様々で、個別に梱包
されていたり、バラ積みの物、石油など液体の
物もあって、個別に梱包してあるものも、個人
が直接受け取ることまずありません。

 荷物は、旅客列車に併結された荷物車や客車
の一部を荷物専用室を設けた客車(荷物合造車
と言います)に乗せられます。新聞も荷物扱い
となりました。荷物の積み下ろしは旅客ホーム
で行われます。貨物はヤードや貨物用ホームで
行われます。

 学生のころには、東京 23:30発の湊町(大阪
の難波)行きの列車が、新聞輸送に用いられて
いました。新聞は静岡県向けの新聞を輸送する
もので、静岡あたりまでは特急並みのスピード
で走っていました。名古屋駅に7:00ころに到着
したものと記憶しています。
 この列車の先頭には荷物合造車が連結されて
いて、この車輌はかつての客車特急「つばめ」
や「はと」に使われており、椅子が豪華でした
ので、度々利用したものです。

         prairie@mbh.nifty.com

 



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