水素を1/1000程度の体積に圧縮できるそうです。液体水素よりも
小さな体積になります。液体は細かく振動していますので、その分
固体よりも体積が大きくなります。金属ですから、大気圧でも問題
ないので保管中の漏れる事故も少ないのでしょう。固体ですから、
衝突しても、漏れ出ることはなさそうです。
水素は一番軽い元素なので、漏れのないタンクを作るのに、苦労
しているようです。特に振動が激しい車には最適な搭載方法になり
そうです。ただし、気体がすんなりと取り出せるわけではないので
水素を気体も戻すための前置タンクみたいなものが、別途必要かも
しれない。
https://www.qst.go.jp/site/press/20210729.html
車用のみならず、家庭用としても有用なのではないでしょうか。
各戸にこのタンクを設置すれば、使用時間による変動が抑えられる
のではないかと思います。各戸にタンクが設置されていれば、事故
によってガス供給が停止しても、このタンクがバッファとして作用
しますから、ガスが使えななる心配も少なくなるでしょう。(^_^)
他脱脂、点火用の電力は電池式のみにする必要があります。ガスが
来ていても、停電したときは使えません。
台所のガスコンロの着火用電源が電池なのは、こういった理由が
あるのです。電池式ならば、停電してもガスコンロは使えます。
何よりも、水素吸蔵合金タンクはレアメタルなどの希少な物質を
使わないで済む、というのも良いですね。(^_^)