活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

納豆:心筋梗塞や脳卒中それにボケの予防

2008年06月05日 | Weblog
ナットウキナーゼ [nattokinase] は、現 倉敷芸術科学大学の須見洋之教授が1990年にシカゴ大学で研究中に発見した、納豆のネバネバに含まれている酵素(キナーゼ)で、血栓を溶かす酵素だそうです。血液の流れを妨げる血栓は、脳梗塞や心筋梗塞、狭心症など引き起こしますし、老人のボケ(痴呆症)も、日本人の場合は60%が血栓症が原因だそうです。

納豆のにおい成分であるピラジンは血栓が出来るのを防ぎ、ナットウキナーゼは血栓を溶かしますので、心筋梗塞や脳卒中を予防するそうです。。また大豆に含まれているレシチンやリノール酸は血液を浄化し、大豆の蛋白質は血管の弾力性を保ち、その結果、心臓病、脳卒中や高血圧などが防げるそうです。したがって、納豆を常食することにより、これらの成人病が予防されると考えられます。

血栓溶解剤として使われている、尿から抽出した「ウロキナーゼ」という酵素は、1回分、約20万円もする上、30分程しか効果が続かないそうです。ところが「ナットウキナーゼ」は、効果が8時間も続き、 納豆を100gほど食べるだけでよいといわれています。 ただ、この「ナットウキナーゼ」は熱に弱く、70℃以上では効力を失うそうですので、生で食べるのが一番のようです。

なお、須見教授によると、脳梗塞や心筋梗塞など、いろいろな血栓症は、朝の10時それも月曜日に多発するそうなので、日曜日の夕食に納豆を食べるのが、一番予防には効果的そうです。

ただし、ワーファリン [warfarin] という、心臓病などに対して使われる抗血栓剤を使用している場合は、ビタミンK2がワーファリンの薬効を阻害しますから、納豆は避けたほうがいいそうです。納豆の他にビタミンK2を含み、食べることを避けるべき食品としては、キャベツやクロレラなどもあるそうです。

納豆には血液を凝固させるビタミンK2がきわめて豊富に含まれていますので、網膜中心静脈閉塞症(網膜の静脈に血栓が出来て、眼底出血を引き起こしたりする病気)の患者さんには、ワーファリンの効果を弱める納豆は禁物と考えられていたそうですが、納豆には血栓を溶かすナットウキナーゼと、血栓の生成を予防するピラジンが沢山ありますが、それらの効果に着目して、ワーファリンの代わりに納豆を週に2回ほど食べさせたところ、効果があったというレポートもあります。 (ゆほびか 98年3月号 など)

なお、アメリカでは、2万人の男性の医師を対象にした、1989年のハーバード大学の研究で、1日おきにアスピリンを1錠飲むと、血栓による心臓麻痺を44パーセント低減できる、という報告がありますが、最近の研究では、アスピリンでなくとも、大豆を毎日食べるだけで同様な効果がある、と言われています。アスピリンには溶血性があり、健康な人でも、飲むと胃から出血するといわれていますから、常用は避けたほうがいいかもしれません。

日本でも、厚生省と岐阜医科大学の、高山市の市民3万1千人のうち、男1242名、女3596名を対象にした共同研究によると、大豆食品を沢山食べる人ほどコレステロール値が低いことが判明したそうです。

肉食を減らし、大豆食品を常食するだけでもこれだけの効果があるようですから、大豆よりはるかに優れた食品である納豆を常食すれば、素晴らしい効果があることが見込めると思います。


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