オレ様が家庭犬としてこの家に来てから、早7年と2ヶ月。
家庭犬は愛玩犬でもあると思うのだが
『きゃっわいい~~』 とかって
キャーキャーと愛玩されたのは最初の数ヶ月。
いわゆるパピーカットの頃だけだったような気がする。
その後はと言えば
やれ下ばっか向いて仏頂面だの
よく唸った挙句噛み付く犬だのと
まぁ別の意味でキャーキャー騒いでくれてはいたようだが・・・。
ナイーブなオレ様の気も知らんと好きなこと言ってたな。
で、それが過ぎたら
今度は目と目が離れているだ、鼻が長すぎるだ、顔が細いだ。
誰だ? オレ様のことを
アメリカン、ザッシュ、スパニエルなんてほざいたのはっ!!
最近じゃウルサイ犬代表みたいになっちまってよ~
オレ様、冬なんざコタツに入って静かなもんだぜぃ
あんまり静かで居るか居ないか分からないくらいだからな。
コタツの中で寛いでいるとよくオヤジの足が飛んできて悶着さっ
オヤジは俺が脚を噛んだとかって怒っているけど
怒りたいのは、寝ていて蹴飛ばされるオレ様の方。
噛み付きもするって!
かあちゃんだって
オレ様が真面目な仕事ぶりで
知らん人や知らん犬が来たって教えてあげてるのに
『吠えないっっっ』 って怒るしよ~
思えば、長かった。
苦節7年と2ヶ月。
オレ様は今日この日をどのくらい待ちわびたことかっ!
いい子ねぇ~
えらいねぇ~
吠えないねぇ~
ああこの心地よい言葉の響き。
吠えないね。 だぜっ
さっきから全然吠えないねぇ。 だぜだぜっ
愚かな人間どもよ。やっと知ったか。オレ様のすごさを。
アホなかあちゃんよ。ようやく気がついたか。
このオレ様の、賢さをー!!!
∞∞∞ トリミング教室コッカー編のご報告 ∞∞∞
予てよりちょっぴりお知らせしておりました
ぽんちゃんトリミングが過日ぺぐぽん県某所にて行われましたご報告を
致します。
秋晴れの空とは裏腹。
それまでの数々の暴挙より
慣れない環境でのトリミングに大変な危惧を抱く飼い主をよそに
ぽんちゃん、開始前よりカートの中にて落ち着いて待機。
途中、口輪を装着されたりも致しましたが
コーミング、シャンピング、ドライングと続く作業中
終始パタパタとチッポを振りアイソを振りまく余裕もみせ
周囲から賞賛のお言葉を頂くほどの
予想外の良い子ぶりを発揮し
無事、大過なく終了致しました。
キャバリアよりコッカーの方が扱い易いヘンな家。
といった、評価も有難く頂戴した次第。
ここに謹んでご報告させて頂きます。
さて、質問。
この気が抜ける意外な展開。
うまくいった要因は?
1、 お隣に可愛いコッカー嬢がいたから。
2、うしろからデカいアフガンさんにガン見されてたから。
どっちでしょう!?
答え。
たぶん・・・・・・2。
だって、このあとコッカー嬢は路上でシワラーに変身。
ガウガウやりあって負けていましたもん。。
あ、ちなみに彼女の名前はロゼ。
名前がねぇ~ 仕方ないねぇ~
ぷぷぷっ