狭い夜行列車の中で思うのは
別れ際、振り返ってみた車の中の
キミの顔。
『えっ!? かあちゃんドコ行くの?』
『オイラ置いてくの?』
あぁ、ココロが痛む。
彼等は今頃どうやっているのだろう。
ちゃんと眠れているのだろうか。。
わずか3日の別れが今生の別れのように切ない。
が、人間はたくましい。
いつの間にか眠りにつき
翌朝目が覚めると、もはや楽しみなキモチが満ち満ちている。 がはは~♪
まずはクマの部屋に行く。
母が来るからと急いで掃除をしたという彼女の部屋は
思いのほかキレイでして。
毎日そこで懸命に自炊をしたり、勉学に励んでいる。
・・・という風には見えなかったぜ。 ぎゃははっ
ま、元気ならいっか。。
初日は
大阪のこ~んな絶景を眺めながら
イマイチのドリアを食し 〈爆〉
人生初の大阪城を遠目に興奮して
コブクロに壊れ
公演終了後、合流したtomotiroさんと
食べて、呑んで、くっちゃべった!
翌日は快晴の中
こんな素敵なテラスのあるお店で
やっぱし食べるっ!
その後、『京の着だおれ』に捕縛され・・・
手に持つ荷物が重く、財布がかる~くなった頃
風情たっぷりの町の中にあるお店で
チリトリとおぼしき物にて運ばれる
フワフワトロトロの美味しいさんを
食った!
食った!
美味かった~
で、その後はココに移動して
ラルレルレルラルレ~
とアホな夜は3時まで続いたのですた~
3日目。
なにやら怪しい空模様。
寝不足と疲労でだりい。
だりいのでウダウダしてると
『ほらっ せっかく京都に来てるんでしょ!!!』
とお叱りの言葉が飛んで来て~
『へい。 へいへいっ。』
のそのそ起きて始動。
旅は続く。
まずは前回ココロ残りのカレーを食べに
またここへ。
この彼女と行く。
今日もキュートなちゃちゃさん。
コッカさんを堪能させてもらいましたわ。 ぐふふ
ちゃちゃさんとはココで別れて
いざ、世界遺産に行かんっ!
けど、雨~
それも半端なく雨雨~
2人で1本の傘を途中買い足し
それぞれ1本づつ持っても
どんどん雨~~~
びひょびひょになりながら、漸くついた
伊藤久右衛門 平等院店。
に、クマのお目当ての生チョコが売っておらず。。
ここで何故だか回れ右をし、生チョコの置いてあるという
本店へ行くと言う。
び、び、びよーどーいんは!?
『折角の平等院をこんな雨の中みてももったいないでしょっ』
『アレだって結構な観覧料取られるんだからっ』
ん。
んん。
んんん。
確かにそーなよーな気もするけど
新潟から来て・・・帰るんかい? ほんと??
『じゃっ アソコのお店みてきていいからっ』
と、雑貨屋好きな私は簡単にこの一言に篭絡され
雑貨屋さんを1件覗かせていただいて
びょーどーいんを後にしたのですた~
さらば、びょーどーいん。
またいつか、今度こそ会おうぞ!
びひょなパンツとぐひょな靴で
ザーザー雨の道を、本店へとひた歩く。
靴の中のぐひょがいよいよ音を立て始めた頃
本店に着いて、土産を買う。
で、帰りの京阪の駅に向かう。
土産買いに行ったみたいだな。。
途中すれ違ったどこかのオバサンが
『雨に煙った景色もまたいいわねぇ~』
クマ 『ちょっと聞いたっ 考えられないっ!』
うぅぅ~ 雨はイヤだし、濡れるのもイヤだけど・・・
これ
結構よくね?
ぶははっ 私もオバサン趣味になっちまったかな~
ま、私はあなたとトボトボ歩けるだけで嬉しいよ。
いつの間にかずい分大人になったクマ。
行ったり来たり、ちょくちょく会っているようだけど
2人きりになってようやく気がついた。
人当たりもやわらかく上手になって
もう、私が引っ張る必要はなくなったんだね。
気がつくと、私が後を付いていってたわ。
たくさんの荷物と、おっきな安堵と、ちっさい淋しさを持って
さて、新潟へ帰るか。
ぽんちゃん、チュウ太。
かあちゃん、今キミたちにところに帰るからねぇ~