岩手旅行のお話の途中ではありますが
私の宇宙人が、更に分らぬ世界へと出発いたしました。
思えば、私がこうやって本当に稚拙ながらも文章を書いて
皆さんとお話できるのも
私の小学生時代に宇宙人が作文にことのほか厳しく
毎回提出を求め、添削してくれたお陰と思います。
って～ワケで、お話の続きは・・・どうしよっ。。
いったい人は何処から来て、何処に行くんでしょうね～
ま、またきっとぺぐ爺に散歩をねだられてること必死だな！
去年の夏の国見行きは、深夜のドライブ。
今回は昼間の走行。
昼の何がいいって、まず走りながら景色が楽しめる。
そしてパーキングやサービスエリアのお店や施設がちゃんと使えること！
磐越道から東北道に入って長者原SAにて休憩。
みっーけ 
旅行のたびにいつも思うのですが
コレは人間の都合だよな。 と。
きっとワンコはいつものように家に居て、ちょっと豪華に？土手なんぞを走られたら
その方がよほど嬉しいのだろうな。 と。
特にぽんちゃんなぞは知らない部屋や知らない人、犬がストレスでもあるんだろうな。
でもだからと言って、私が犬のために何処にも出かけないなんて
・・・それも違う。
じゃ、ワンコをペットホテルに預けて？？
ワンコだって、ドッグホテルの狭い？部屋にずっと居るより
狭い車の中でも、私と一緒にいたようが楽しい・・・よね！
ならば道中、なるべく折りをみてお外を歩かせてあげたい！
決まった場所でしか休憩の取れない高速にドッグランは
やはり嬉しい！！
が・・・・・
あえてひとつ言わせていただけるのなら
砂場ちゅうのは・・・どうかと。。 爆
ランの外は綺麗な草地なワケですよ。
アレと同じとは言わない。
芝生なんて贅沢も、言わない。
せめてフツーの雑草状態でお願いできないかな？ かなかな？？
他の高速も外は綺麗な草地で、でもドッグランは土埃り舞い立つ学校のグラウンドだったり。
全身埃だらけの犬になっちゃうんだよね～
これからお泊りするホテルへのマナーとしてシャンプーしてきても・・・ 爆
ま、飼い主側に問題があるからこういう事になるのでしょうが～
と、考えつつも背に腹は変えられず遊ばせましたけどね。
お陰で背も腹も足も頭も、やっぱり砂砂。 あはは～
まぁ、楽しんでくれたからいっか。。 ホコリハラッテ
と、私なんぞが考えても仕方のないことをグダグダとやってるうちに
岩手県に入ります。
去年悪天候のために、裾がチラッと見えただけの岩手山。
その美しい裾に、今年こそは！と・・・
・・・・ウリ？ ウリウリ？
ぎゃははっ
ビックリでした！
いえ、私はあの山の右側の裾野だけで勝手に富士山的なものを妄想しとりまして
だから左側にあんな立派なゴツゴツした塊が付いているとは想像だにしないだにーっ
なんだか街で綺麗っぽいロングヘアーの後姿の方を
追い越し際に振り返ったら、男だった。 みたいな。 わははっ
私ってアホ。。
でも、立派な山様です！
頂上付近から一筋一筋流れる雪。
あの面から取り付くのはキビしいんだろうなぁ～。
ただ、この辺りの他の山って全体的にまぁるい山がポコポコあって絵本のよう。
宮沢賢治が生まれた町が、もしぺぐぽん県だったら！？
もっと別の世界が広がったんじゃないかな～
キョロキョロと景色を眺めながら、車を走らせます。
あ。
あれはもしかしたら、もしかして・・・
雫石のスキー場！？
娘の大会で何度か訪れたことはあるけれど、いつも山は雲の中。
全体像を見たのは、初めて。
初めて見たそのコースを眺めて、私は
あの天辺から一気止まらず降りてくるなんざ、アホじゃねーっ！？
ぶははっ
いつも娘の大会はご飯も喉に通らぬほどにドキドキだった私。
今回は成績になるかな？
今回は良いタイムが出て、ポイント取れるかな？
だけど今回この山を見て、よくこんな斜面を滑るものだと感嘆っ
と共に、やっぱりあの頃の私はある意味狂っていたと認識。
キャ～やっと、普通な母になれたわん♪
後日、娘に聞いた話によると
あのコースは途中２回ほどジャンプが入り、やはりとても怖いんだと。
で、ギャーとか、グェーとか、ヒィィィーとか喚きながら滑るんだと。
もう鼻水にヨダレに涙で、ゴールの顔は悲惨らしい。
で、滑り終わったら顔を拭き拭き
タイムなぞ全く気にならず確認もせず
ただただ無事生きて帰ったことを喜び宿に戻るんだそな。
親のココロ、子シラズ。
子のココロ、親スラズ。 ぷっ
さて、ようやく目的の宿に着きます。
去年もお世話になった、国見温泉 森山荘さん。
では、早速！
コーミングを致しましょう。
いつもと同じご飯でも大自然の中で食べると、そのお味は５割増しっ
ぽんちゃん。気持ちイイでしょう～
アリ？
私は床に落ちる抜け毛も気にならず、舞い飛ぶ毛は風に運ばれ
気持ちイイけどなぁ～～～
ただ、下界の道路に居られる一般の方々の珍しい物を見上げるその目が
ちょいとハジカチィかもー うはっ
なんて、キレイキレイもいい感じになってきた頃。。
お出かけだったお連れ様が
お戻りになられました。
うはは～
またまたの物語の始まりです。
そっ 行きは良かったですよ～♪
出発はドヨッた空のぺぐぽん県でありましたが
北陸道から
【疲労倍増計画実施ちう】対面通行の磐越道を進むごとに雲が消え
あの丁度ひと月前！
四月の真冬を体験した猪苗代付近では
☆ 快晴 ☆
ムッツリ顔だったぽんちゃんも笑顔が弾けます。
もともと暑苦しい顔の誰かは、更にうっとーしくなっとります。
いや、青空っていいですねぇ～
では、この青空の下。
さっきから気になっているアレを戴きませう♪
旅と言ったら、その土地のオイシイを堪能せねばなりませぬ。
が、ここから先には仙台牛タンだの、米沢牛だの、前沢牛だのと
貧民にはちと躊躇を余儀なくさせられる場面が多々待っている。
ですが人間ってえのは、ずーと全て我慢なんぞ出来まへん！
オイシイを見れば誰しもココロが浮き立つ。
浮き立ったココロはそれを賞味して、ようやく地に足をつけることが出来るもの。
我慢、我慢、我慢でムリして飛び続けた先にゃ
待ってるんは、悲しい墜落、爆発、炎上です。 なんのこっちゃ。。
ささっ ここはコンビニで食べれば100円のものなれど
思い切って100円玉を追加しようでないかっ
じゃ～～～ん！！
喜多方ラーメンまん
だそうです。
言っておくけど、犬にはあげないよっっ
あぁ、ひと月ぶりの喜多方ラーメン。
あのシンプルなような、でも中身は濃ゆいような
見た目は麺にチャーシューとネギしか見えない素っ気なさ。
一口すすれば、こってり脂の乗った風味。
麺は平たく詰まってもっちもち～
いざっ
ん・・・もぐもぐ。
んんん・・・・・もぐもぐ。。
ん～～～～。
ん。
なんだかね。
浮いた足が・・・
着地しないような。。
いえ。
お味はマリちゃんの名誉の為、ノーコメントとさせて頂きます。
月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり。
2009・08・05
2010・05・24
今年も春たつ霞の空に白河の関を越えんと
そぞろ神にのり移られ、ココロクルハセ
こんなポヤポヤの道祖神まで用意されちゃぁ
行かないワケには、行きませんて。
で、行ってみりゃ
やっぱしの霧だか靄だか、いやありは雷雲なのよ～ なんちて
何するにも傘の手放せぬ、雨、雨、雨。
行きはよいよい、帰りは怖い。
朝から変わらぬドンヨリ空の盛岡を出たのが
きのうの夕方４時半？頃。
高速は叩きつける雨に突風。
ネジの飛んでるトラック野郎殿も、こうなると天敵にしか思えず。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、
トラック野郎殿のシブキにも風圧にも負けぬ
丈夫なココロを持ち。。
と唱え続けること、150キロ。
仙台を目前に宮沢賢治はあきらめました。
80キロ規制の道は80キロでよし。
50キロ規制の道もまた50キロでよし。
狭いニッポンそんなに急いで、どこへ行くー。
・・・・・・・・・・・。
狭かねぇよっっ。ニッポン！！
やっぱ遠過ぎます。岩手。
トロトロ、ダラダラ残り350キロを走る。
家に着いたのは、日付も変わった深夜０時１５分。
３日間の走行距離、1200キロ。
あぁ～死にましら～
ようやく暖かい日が戻ってきた、ぺぐぽん地方です。
全くどういうことになっているのか？
５月も半ばというのに毎日がさぶ～く、散歩どころじゃないっ
連日ストーブの前で小さくなっておりました。
で、ついに今日のこのお天気。
うらうらと春陽というにはちとキビシイお日様に照らされながら
日曜というに誰もいない道を歩く。
平和です。
平和です。
平和です。
アレがどーの、コレがどーの、カネがねーのと
言い出せばキリがない凡事はさておき
とりあえず今日この時に差し迫った事態がなく、春陽に焼かれる幸せ。
これを平和といわずに何と申しましょう。
あちらこちらで立ち止まっては犬達に花の美しさを言い聞かせ
何気にたどり着いたのは
ココ。
そういえば最近こんなのが出来たと聞いたな。
どれどれ？と入ってみると～
広いフリースペースでガキンチョお子様方が遊んでおられます。
一応、広いホールを囲む形で滑り台があるのですが
そのほか何もなし！
いいですね～ この何もないってのがいいですね～
子供なんざ、これにゴムマリのひとつも預けておけば十分です。
ある道具を工夫して楽しむっていう・・・
ちょっと！ あんた達っ！！
さっきから何か妄想ってない？
そりゃ、私だってこんな施設が犬にもあったらいいな～～～～♪
って、思うわよ。
雪の季節なんて、てんで行くところがない土地なんだもん。
でもね。
ココは人間の子供の広場なの。
犬はダメ。
差別じゃありません。
人間の子供は大きくなったらちゃんと働いて立派なノウゼイシャとなるんです。
キミたちは、寝て食ってお終いでしょ
そのうちいつか母ちゃんが
いつもはドブに捨てるような気がして買うに買えない宝くじを買って
もしっ！ もしもしっっ！！
当たったら
このような広場をキミたちに買って進ぜよう。
何だよ。。。
しかし、非常にうらやましい施設であった。
願わくば、せめて
この施設前のひろ～い芝生が犬禁になりませんように。 ナムナム
あっ、この看板は
ぺぐぽんにはナイショです。
やっぱ犬のもんじゃねーか！
とかダダこねそうですもんね。
『 犬そだての駅 くんくん 』
出来ないかな～
まいにち繰り返されるこの光景。
コレ。
黒い方が爺さんだった頃は、目的が散歩だったんだよね。
だけど
彼等が楽しみにしているのは
散歩の真逆の
お留守番。
もう、私が出かけるそぶりを始めただけで
♪♪ ソワソワ ♪ ソワソワ ♪♪
いつも棒ガムしかあげない我が家が日に一度、唯一あげる高級？？？オヤツだから
嬉しいのはわかるけど・・・
飼い犬ってフツー、バリケン入ってお留守番って悲しむでねーの？
そんなに喜ぶなよぉー
コレ躾に成功したと言うべきなのか？
う～ん。 これでよかったのか、ちとギモンだ。
キミ達だって、一瞬で食い終わったその後
思うだろ？
GW唯一のお休みの日。
山桜満開！
人もたくさん！
蕨もでてきた。
犬は
山を駆けた。 
私が一番好きなキミたちの姿。
伸び伸びとした、笑顔。
その晩の
伸び伸びとした、足。
う～～ん。 これも好きだ。。 ぽっ
２～３日前より、ゲリてる犬１匹。
だいたい世間が長期休暇に入ると
お約束のように具合が悪くなる犬が発生する。
なんでだ？
ぽんちゃんっ
キミの食べ物には、紙とか肥料とかお札とか
スポンジとかファンデーションとかリップクリームとかっ
直接命と言えないものが含まれていますがっ！
ネズミよ。調子にのるでない。
キミの食べ物のひとつ。 んP は完全に仕分け対象品です！
全くこの小忙しい時に、また獣医さんですよ。
しかし、やっぱりチュウ太は腹が弱い。
ぽんちゃんの腹の丈夫さはちと異常としても
ぺぐ爺とて、こんな腹下し男じゃなかった。
ウチに来て早々になったコクシジウムを皮切りに
膀胱炎にもなったし、腸カタルなんてのは既に何回？
その度に彼には絶食が言い渡されるのだが
これが大変。
何が大変って
相方の至って健康な腹の方はずい分と立派な腹時計をお持ちで
食事の時間が近づくと
『メシの時間だぞー 早くしろーっ』
と、勝手に場の空気を盛り上げてくださる。
何でもぽんちゃんに従えのチュウ太は、勿論自分も食べられるものだと
一緒に騒ぎだす。
旦那でも居て片方どっかに連れ出してくれれば良いですけどね。
大抵は私ひとりで片方を隔離し、片方の食事の用意。
チュウ太、気の毒。。
なんで腹が弱いかな～
腹が弱いといえば、ウチのクマも腹が弱かった。
直に腹が痛くなって下る。
彼女は粘膜系も？ が？ 弱く、口内炎もよく作っていた。
腹が痛くて口が痛かったら、当然ご飯は食べられない。
我が旦那殿というのは食事にほとんど感想を述べない方で
美味ければ、黙って沢山食う。
不味ければ、黙ってほとんど残す。
ただ黙々 食べる。
ま、見ていれば分るんですけどね。
でも作っている側として、これは何とも張り合いがない。
昔は何度か感想を言うように求めてみた気がするが・・・あきらめた。
で、次の標的になったのがクマである。
が、彼女は始終口だの腹だのが痛い。
元は他人の旦那は、いともアッサリと諦められるが
娘を諦めるのは難しい。 爆
今日もまたまた腹が痛い。という娘を前に母は
『でも、オイシイよ～』 などとトンチンカンなゴリ押しをする。
けな気な娘は、何とか少しでも食べねば！と
誠に不味そうに食べてくれる。
ヒドイ親と思われるでしょうが
だって毎日のように腹やら口が痛いと聞かされてると
聞いてる方も慣れてくるんです。 笑
ある日、我が家に遊びに来ていた彼女より少し年上のお姉ちゃんが言った。
『クマちゃんって、本当に不味そうにご飯を食べるね！！』
犬の手作りご飯を始めて、早１年半。
何事も続かない私だが、これだけは続いているそのわけは・・・
この今だかつてない
食べっぷり ♪
思いつくままの材料を片っ端から鍋に放り込んだだけの、ごった煮に
フードをふり掛けた
この実に不味そうなご飯を、喜んで食べてくれる！
人生初のケイケッン～
これは止められません！
チュッちゃん。
早くお腹よくして、またオイシイご飯を食べようねぇ～
くくくっっ
負けないぞぉー