一緒に歩こう♪

ぺぐ+ぽん → ぽん+ちゅう太 →ちゅう太+銀太

進化ですよっ

2010年10月01日 | Weblog

この写真をご覧くだせえ。




いや~ 私は涙が出そうです。

え!? ただの散歩風景ですって??

えぇ、まぁ、普通はそう思いますわな。

だけど我が家の犬達が歩く姿をご覧になったことのある方なら、お分かり頂けると思います。


スタートと共に各犬ばんばのごとく尻を立てて先を急ぐ。
コイツに先を越されてなるものかっ
アイツの後塵を拝するなんざ、オレ様が廃るっっ
後ろにどうにも重たい人間が一匹付いているけど、気にしな~い。


一方重たい人間の方は、それぞれの動きに対応できる様
右手に1匹、左手に1匹。
何かで教わった?通り時折ガツンガツンとリードにショックをかけ
我先にと突撃する犬に合図をいれ、引き戻す。
右の紐を引き左の紐を引き
移動手段が自分の足というだけで、気分は犬ぞり。
場合によっては両手でガツンとやるわけですから、腹筋いりまっせー


な~んて、額に汗のお散歩が今日は『いっちにっ さんしっ』ですのよっっ  涙



これは一昨日、トリムの教室で受けた講義のお・か・げ~♪~


その日の講義は家庭犬訓練士の方がいらして、躾の基本についての講義でした。
犬と生活するにあたっての、基本的なお話から始まり
途中からは、実際犬をハンドリングしながらの講義。

当日参加した犬は、我が家の2匹を含めて4頭。生徒は十数人。
私は自覚と覚悟を持って臨みましたとさ。

で、まぁ~独壇場でしたわなっ  爆

先生にしてみても、これだけ悪い見本がたった2匹で揃うんだから
これほど教えやすいことはなかったんではなかろうかと。。  ハハ・・・

チュウ太のギャンギャン吠えから始まり、ビョンビョン飛びつく動作。
座れと言われても、すぐには座らない。
待てと言われた一呼吸あとに、動き出す。
ぽんちゃんだって脚側歩行をしてみれば、やはりばんば状態。
オヤツをみれば、相手の手までガブッと食いつく。
終いには何かの拍子に唸る始末。

      『飼い主さんの対応がそのまま犬に現れます。』  ぎゃははははー 滝汗




少しやってみたけど、上手く行かなかったから放り投げていた。

気づいているけど、気づかないことにしていた。

気づいていたけど、気にしないことにしていた。


この日、目の前にどんと置かれちゃいましたね。

ココロの隅に追いやっていた、本当のこと。

『アナタは本当はまだぽんちゃんが怖い』

大好きな大好きな、可愛い可愛いぽんちゃん。

だけど、かつてぽんちゃんに噛まれた手の痛みは忘れていない。

ぺぐ爺だけの頃は犬が怖いなんて、思いもしなかった。

だけど、ぽんちゃんに出会って犬の怖さも知ってしまった。



けっきょく過ごした月日の中で
彼と上手に距離をとることを覚えてこなしていただけ。
『これをしたらぽんちゃんが怒るから止めておこう』 と。

だからチュウ太には何の躊躇もなく出来ることが
ぽんちゃんには出来なかったりしていた。


訓練士の先生は、見抜いていました。
『アナタが怖がって引くから』 と。


昨日から思い切って、ぽんちゃんの嫌がる姿勢で抱っこをしたり
嫌がる命令を下したり。


でね。

ぽんちゃんはちゃんと分っていたんだな~

散歩ではついて歩かなければならない。 とか。
ワンワン吠えると母ちゃんは怒っている。 とか。
むやみに唸ってはイケナイ。 とか。
本当はいろいろガマンしなけりゃいけないってこと。

だけど、今までは母ちゃんが甘いから
母ちゃんがイイことにしていたから
ぽんちゃんも気にしないことにしてたんだな。




今日のぽんちゃんはキライな足先にコームをかけても唸らない。
待てといえば、ちゃんと待ってる。

大騒ぎだった掃除機にさえ、吠えない。



これはもしや? と
『咥えて、待て。』 をさせてみたら








出来る~~~


で、あの散歩ですよ。

今まで一方向にだけ引っ張られぬよう、左右に分けてやっとつれていた2匹を
左にまとめて歩ける。

歩くのに、筋肉がいらなーい。




チュウ太だって兄ちゃんが変わったら、変わった。
待てなんて、むしろ兄ちゃんより出来る。

聞いてはいたけど、先住犬って大事なんですね!




たった1日。
たった1日、専門家の手にかかって
知らない人達にハンドリングされて
ヘナチョコだった私の気持ちを据えた。
もしかしたら今まで少しずつやってきて、まだらに出来ていたものが
1本に繋がったのかもしれません。



まだまだ、完成には程遠いけど、今までからみると飛躍的な進歩。



     求めよ、さらば与えられん。  ウッキー


さぁ、明日も散歩行くぞー!






さて問題はコレ、私がいつまで続くかだな。 うひょひょー