キャロリング

まもなく１１月も終わり、フィリピン共和国は全土でクリスマス一色になる。

年々気のせいかツリーなどの豪華さにかけてきたようにも思えます。

首都圏の各主幹道路、支線にはミルク缶にナイロンを貼った太鼓をたたき、唄を歌ってお金をもらうキャロリングが登場しています。

クリスマスはフィリピン国民最大の公認物乞いと言っても過言ではないほど、様々な出来事が起きる時期でもあります。

毎年クリスマス前後、貧困家庭の子供たちが幹線道路に一時停車した車両に群がり、歌を歌って金銭を受け取る姿がよく見られる。

今年からリム首都圏マニラ市長との間で、幹線道路での子供たちによるクリスマス・ソングのキャロリング行為を取り締まることで合意、交通事故に巻き込まれる子供をなくすための措置をおこない、摘発された子供たちの親を逮捕する可能性もあるという。

このような発表もされているほど、このキャロリング行為は夜になれば大きな事故にもなりかねないほどの出来事です。

路上のほか、各家庭を巡り歩き歌をうたってはお金をもらうキャロリング。民族文化の一つなのでしょうが、路上はやはり危険。貧困家庭というものの、どこまでが貧困家庭なのか？

でもあの太鼓のうるささは本当に腹立つ。

  最近また日本人の姿が多くなってきたこのマラテ界隈。詐欺師トニーが頻繁にロビンソンに出現しているのは、それだけお得意様が増えた証拠。

彼曰く、最近の日本人は簡単。昔はじゃぱゆき姫のお連れ。なかなかおこぼれをいただけなかった。勿論自分たちが危ないディバーで自らの懐へお金を貯め込む傾向。最近は、マニラのクラブで知り合ったおねー様一緒の、すなわちマニラビギナーの年寄りが非常に多い。

勿論、一緒にいるオネーチャンの日本語能力はないといってよいほどの挨拶程度。日本語で話していてもこのおねーちゃんたちは理解力に乏しいい。結果として実入りが多くなった様子。

世相を捉えたこういった連中。状況をよく把握した行為にただ敬服しています。

そして、あらいこジジィのような方が現れなくなった。つまり、今のジジィ殿は以前と比較して、計算強くなってきたのか、日本の経済そのものなのか、おねー様方には不満の募るコリポット族。

確かに、日本橋亭などはケアーギバー食事会が多くなってきていますが、カラオケ同伴のカップルは確かに見られても、以前と比較すれば、カラオケを見ればわかる通り日本人のおいしい客は少なくなってきているようです。

日本人のジジィ殿。このマラテはじめ首都圏では相手が孫的存在なためなのか目立つようです。

年末に向け、なにが起こるかわからない時期です。すでに日本大使館からは１１月２１日に注意喚起が出されています。

２　年末年始に向けた注意喚起

クリスマス・シーズンが近づくにつれ，外出する機会も増えますが，街頭やショッピングモール等に人が集まりやすくなるこの時期は，例年，当地において，スリ，置き引き，窃盗，強盗等の犯罪が多発する傾向があります。

つきましては，以下の諸点にも留意され，トラブルに巻き込まれない，トラブルを未然に防ぐようご家族を含めた安全対策を改めて見直すようお願いいたします。

(1)  犯罪を誘発する環境を作らない。

　　　（目立たない（華美な装飾品を装着しない），人前で高額な現金を見せない，暴力的な言動を取らない等）

(2) 繁華街等人混みでは，特に身の回りの品に気をつける。

（鞄などは身体の前でかかえる，所持金を分散して持つ等）

(3)  徒歩で外出する場合には，日中でも身辺に注意する。また，特に夜間の

　　　路上の一人歩きは避ける。

(4)  見知らぬ人から日本語で話しかけられても，むやみに信用しない。

(5)  車両で移動の際はドアを必ず施錠し，飲酒運転，無用なトラブルを招く

ような乱暴な運転をさせない。（＊この時期に限ったことではありませんが，運転手に改めて注意を喚起するようにしてください。）

（一部を引用しています。）

詳しくはこちらをご参照ください。

http://www.ph.emb-japan.go.jp/pressandspeech/osirase/2011/112211.htm

 

犯罪に巻き込まれないよう、２０１１年の残り少ない日々をお楽しみください。