フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、熱帯性暴風雨エンテングがルソン島を襲った昨日、ナボタスで4件の海難事故に出動した。
訓練船M/V Kamillaは、ナボタスの停泊地で強い潮流の中、貨物船GT Expressに衝突され炎上した。
Kamillaの乗組員18人は救助され、1人は治療のためナボタス市立病院に搬送された。
ナボタス沖では、はしけ船ASC Regine、モータータンカーPatriot IIIとEBC Maricel VIの3隻が座礁した。
フィリピン沿岸警備隊によると、モータータグボートは船舶を撤去するため天候が回復するのを待っている。もう1隻のバージ船Tambanは漂流し、Navotas漁港コンプレックスに曳航されたと報告されている。
マニラ首都圏で火災発生
一方、昨日の熱帯性暴風雨エンテングの最中、マリキナ、ケソン市、ナボタスで火災が発生した。
消防局(BFP)の報告によると、午前8時、マリキナのバランガイ・スタ・エレナで靴の倉庫が火災に見舞われた。火災は9時41分に消防隊によって鎮火された。
ケソン市では、午前9時14分、聖心バランガイのスカウト・リンバガ通り沿いの2階建て家屋が焼失した。身元不明の死者1名が発見された。
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