現在、熱帯低気圧および台風は発生していない。
しかし、南西モンスーンの影響で、ルソン島東海上に大きな南西モンスーン(ハバガット)が発達していて
雷を伴った雨を降らせている。雨具の用意をされ外出されて下さい。
熱帯太平洋のエルニーニョ現象は終了し、海洋と大気の指標はともにエルニーニョは中立レベルに戻り、
さらに、2024 年 7 月、8 月、9 月のシーズンまでに中立からラニーニャ状態への移行が起こる可能性が依然として高い (約 69%) 。
フィリピン大気地球物理天文サービス局(ENSO 警報および警告システムは現在、非アクティブ (中立) に引き下げられているが、
ラニーニャ監視は引き続き継続されている。
8月に弱いラニーニャ現象へ移行
昨日行われた記者会見で、気象関連情報発信における州気象局のイノベーションを発表した。
フィリピン、マニラ-フィリピン大気地球物理天文サービス局によると、8月から10月にかけて
弱いラニーニャ現象への移行が予想されている。
フィリピンは現在エルニーニョの中立期にあり、エルニーニョでもラニーニャシーズンでもない。
ENSO警戒警報システムが一定の基準に達していないため、ラニーニャを宣言することはできない、
フィリピン大気地球物理天文サービス局気象サービス局は報じている。
ラニーニャ現象の下では、太平洋赤道域中央部の表面温度はマイナス0.5℃以下となる。
年末にかけて雨が降ることが予想される。
一方、フィリピン大気地球物理天文サービス局は昨日、気象情報を一般に広めるための新しいサービスを開始した。
PAGASA National Hydro-met Observing Networkは、インタラクティブな地図を通じてリアルタイムデータを提供する
"一点集中管理システム"で、この地図は過去24時間の雨の経過を示し、災害リスク軽減管理担当者が利用できる。
「この気象ツールを通じて、フィリピン大気地球物理天文サービス局と一般市民は計画を立て、観測された雨の地方への
影響を調整することができる」とフィリピン大気地球物理天文サービス局の上級気象専門家は発表した。
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