「MAKAPAL NA MUKHA」 (マカパル ナ ムカ)
直訳で面の皮が厚い。
意味的には、ずうずうしい。厚かましい。とも使われる。
恐らく、このフィリピンで1度や2度はこのような話を聞いた方が多いかもしれません。
フィリピンの生活などで、昼時或いは食事中に、家庭や事務所を訪れた際、笑顔で「カイン ナ タヨ」一緒に食べましょうと言ってくれます。
これに迂闊にその気になって食事などを頂くと「MAKAPAL NA MUKHA」図々しいなといわれることがあります。
但し、2、3回執拗に誘われた場合には、頂いても何ら言われることはないのだが、この判断とタイミングが結構難しい。
フィリピンには、相手に受けたお礼に対しても変わった風習もあるようです。
食事などご馳走になり、翌日、或いは次にあった際に「先日はご馳走様でした。」
これは日本では極当たり前、しかし、フィリピンではもう一度の催促になる。これも「MAKAPAL NA MUKHA」
フェスタつまりお祭りなど、一般家庭では「どうぞ入ってお食べください。」と通る人全てに声をかける。
これも決してその気になってはいけない。その気になれば、顔は笑っていても心では「MAKAPAL NA MUKHA」
日本風に言えば「それは 恥ずかしい ダメディバー」です。
日本では極力昼時或いは食事時には家庭を訪れることを遠慮する場合が多い。フィリピンでも同じようです。
フィリピンでは、食事時には家庭や事務所を訪れることはよほどでない限りないようにも思える。
問題は午後のミリエンダ時。2時から4時の間はどうしても用事で訪れる事が多い。
企業や事務所夫々ミリエンダを食べる場所が違うが、小さな事務所などでは、事務所の机の上でミリエンダ、しかも仕事中の書類の上などは全く関係なく。
その場所へ訪ねたときに「カイン ナ タヨ ポ」 全員に笑顔で言われ。一緒に食べた。
言った方。顔は笑って食べている人を見て心では 「MAKAPAL NA MUKHA」
或いはその場では言わなくとも、帰った後で酒の肴になっていたかも。
フィリピンで良く耳にする言葉「KAIN NA TAYO」は日本で言う「お茶でもどうぞ」と同じような意味合いなのだろうが、相手にしつこく言われ、誘われた場合には別として、1回くらいしか言われない場合には「社交辞令」で言われてると思って間違いなし。
このような場合には「シゲ ポ」もしくは「ブソック ナ ポ」と言って一回は自ら断るのがフィリピンの常識のようです。
客観的に考えると、「独り占めはしません。人類皆同じ」とも思われるような行動でもあるが、自分が食っているものを、一緒に食べませんか。とも言われる場合もある。「シゲ ポ」もしくは「ブソック ナ ポ」と一度は断る方策をするのがフィリピンの生活の知恵であって長生きの出来る近所付き合いの基本なのかも。これが自動的に出るようになると、この人は日本人ではない「フィリピン人」との評価を得るのかも知れません。
食事のマナーなどは、このマニラではあまり礼儀については考えないことが良いかも。
日本レストランで「ラーメン」等麺類をスタッフと一緒に食べ事務所へ戻ってから「日本人は麺を食べるとき本当に五月蝿く、汚らしい。ズルズル大きな音出して食べて恥ずかしくないのかな?」そういえばフィリピンジンは音を出して食べるのは行儀が悪い人の食べ方なのだとか?でラーメン食べているとき音がしなかった。ご飯やおかずを食べるときには唇をペチャぺチャと鳴らして食べる方は多いようにも。
日本では、他人のおかずを拝借するとき、箸をペロッと舐めてから取った場合には、親に「行儀が悪い。」と激怒された経験がある方もいると思います。
フィリピンは日本のように一人一膳ではなく、一つの膳を多勢で食べる傾向があります。誰構うことなくおかずやスープをつつきあいながら食べる事が多いようですが、スプーンをペロッと舐めてから取ったり、箸を舐めまくってから並んでいるおかず全部をひっくり返しさわりまくってから取る習性があります。
フレンドリーな気性なのか、或いは人類皆兄弟主義なのか、日本の教育しつけが全て良いとは思いませんが、全く親の教育を受けていなかったのか、或いはフィリピンで付き合っている方々がその程度で、上層階級を知らないだけなのか分かりませんが、一般的に共箸が多いのもフィリピンの特徴です。
食事会の席上でも良く見かけられますが、日本とは違い、高座のものが箸を付けてからご馳走になるものが食べるなどの風習はあまりないのかもしれない。
ご馳走になるときには「無礼講」で徹底して食べ飲む。残り物は持ち帰るのがフィリピン流。
ミリエンダ地獄
フィリピンの零細企業などでは、その代表者や関係者がミリエンダを奢る傾向が多い。
よくファアーストフード店などに「MIRIENDA」などと表示されている、パンシットカントン(焼そば)マミー(ラーメン)ルガウ(お粥)その他様々なものがあるが、この類はサイズの小さめの小腹補填用。あるいはピザ、一寸給料日前の資金に乏しくなり始めた頃パン類にコーヒー。
仕事をやっているとき一つの楽しみでも。
殆どの従業員は、毎回奢りもしくは、何かの臨時収入を集めておいて食べる場合もある。その起業や事務所によってミリエンダ充当金捻出は様々。中には一切ミリエンダなどないところもある。
毎月、7日頃を過ぎると、やはり資金源に乏しくなるスタッフが多いようだ。
噴出すような話を平気でして来る。
皆でお金を出し合ってコーヒーを飲みますので、20ペソ出してください。
50円程度。なんてことはないがこのフィリピンの事情を分かった頃には大爆笑!!
フィリピンのネスカフェコーヒーは2g詰めの便利な廉価版コーヒーがあります。サリサリストアー始め、スーパーなどでも買うことの出来るもの。1袋5円程度で売っています。20ペソ出せば10袋。全員が20ペソ出資してミリエンダと思いきや、知らないのは日本人だけだったようです。
5人程度の事務所であれば、20ペソあれば、プレーンドーナッツ10個にコーヒーが5袋買えることを知ったのは、つい最近。
50円でドーナッツ10個にコーヒーが5袋。嘘みたいな話。これが事実です。市中のパン屋さんで買うと1個1ペソは今でもあります。
誰しもがそうだと思いますが、フィリピンでデリバリーのピザは1000円くらいします。毎日、1000円ミリエンダ代を支出するとこれは結構な金額。
1日20ペソであれば、いとも簡単に。まして日本人はミリエンダなどとの考えもないので。
最近は、相手から催促される日々。
今日もドーナッツやコーヒーが来る時間と思って待っていたのですが?
今までに知りえる会話内容では、ミリエンダをご馳走になったときに「MAKAPAL NA MUKHA」等との言葉も耳にしたことがあるようにも。
催促してくるのは 「MAKAPAL NA MUKHA」 とは言わないのだ。 「WALA KANG HIYA」というのかもしれない。と心の中で笑っている。
毎日、毎日ピザハットのピザを待っていたなどと言って来ない連中に敬意を表して、「SALAMAT PO」。
直訳で面の皮が厚い。
意味的には、ずうずうしい。厚かましい。とも使われる。
恐らく、このフィリピンで1度や2度はこのような話を聞いた方が多いかもしれません。
フィリピンの生活などで、昼時或いは食事中に、家庭や事務所を訪れた際、笑顔で「カイン ナ タヨ」一緒に食べましょうと言ってくれます。
これに迂闊にその気になって食事などを頂くと「MAKAPAL NA MUKHA」図々しいなといわれることがあります。
但し、2、3回執拗に誘われた場合には、頂いても何ら言われることはないのだが、この判断とタイミングが結構難しい。
フィリピンには、相手に受けたお礼に対しても変わった風習もあるようです。
食事などご馳走になり、翌日、或いは次にあった際に「先日はご馳走様でした。」
これは日本では極当たり前、しかし、フィリピンではもう一度の催促になる。これも「MAKAPAL NA MUKHA」
フェスタつまりお祭りなど、一般家庭では「どうぞ入ってお食べください。」と通る人全てに声をかける。
これも決してその気になってはいけない。その気になれば、顔は笑っていても心では「MAKAPAL NA MUKHA」
日本風に言えば「それは 恥ずかしい ダメディバー」です。
日本では極力昼時或いは食事時には家庭を訪れることを遠慮する場合が多い。フィリピンでも同じようです。
フィリピンでは、食事時には家庭や事務所を訪れることはよほどでない限りないようにも思える。
問題は午後のミリエンダ時。2時から4時の間はどうしても用事で訪れる事が多い。
企業や事務所夫々ミリエンダを食べる場所が違うが、小さな事務所などでは、事務所の机の上でミリエンダ、しかも仕事中の書類の上などは全く関係なく。
その場所へ訪ねたときに「カイン ナ タヨ ポ」 全員に笑顔で言われ。一緒に食べた。
言った方。顔は笑って食べている人を見て心では 「MAKAPAL NA MUKHA」
或いはその場では言わなくとも、帰った後で酒の肴になっていたかも。
フィリピンで良く耳にする言葉「KAIN NA TAYO」は日本で言う「お茶でもどうぞ」と同じような意味合いなのだろうが、相手にしつこく言われ、誘われた場合には別として、1回くらいしか言われない場合には「社交辞令」で言われてると思って間違いなし。
このような場合には「シゲ ポ」もしくは「ブソック ナ ポ」と言って一回は自ら断るのがフィリピンの常識のようです。
客観的に考えると、「独り占めはしません。人類皆同じ」とも思われるような行動でもあるが、自分が食っているものを、一緒に食べませんか。とも言われる場合もある。「シゲ ポ」もしくは「ブソック ナ ポ」と一度は断る方策をするのがフィリピンの生活の知恵であって長生きの出来る近所付き合いの基本なのかも。これが自動的に出るようになると、この人は日本人ではない「フィリピン人」との評価を得るのかも知れません。
食事のマナーなどは、このマニラではあまり礼儀については考えないことが良いかも。
日本レストランで「ラーメン」等麺類をスタッフと一緒に食べ事務所へ戻ってから「日本人は麺を食べるとき本当に五月蝿く、汚らしい。ズルズル大きな音出して食べて恥ずかしくないのかな?」そういえばフィリピンジンは音を出して食べるのは行儀が悪い人の食べ方なのだとか?でラーメン食べているとき音がしなかった。ご飯やおかずを食べるときには唇をペチャぺチャと鳴らして食べる方は多いようにも。
日本では、他人のおかずを拝借するとき、箸をペロッと舐めてから取った場合には、親に「行儀が悪い。」と激怒された経験がある方もいると思います。
フィリピンは日本のように一人一膳ではなく、一つの膳を多勢で食べる傾向があります。誰構うことなくおかずやスープをつつきあいながら食べる事が多いようですが、スプーンをペロッと舐めてから取ったり、箸を舐めまくってから並んでいるおかず全部をひっくり返しさわりまくってから取る習性があります。
フレンドリーな気性なのか、或いは人類皆兄弟主義なのか、日本の教育しつけが全て良いとは思いませんが、全く親の教育を受けていなかったのか、或いはフィリピンで付き合っている方々がその程度で、上層階級を知らないだけなのか分かりませんが、一般的に共箸が多いのもフィリピンの特徴です。
食事会の席上でも良く見かけられますが、日本とは違い、高座のものが箸を付けてからご馳走になるものが食べるなどの風習はあまりないのかもしれない。
ご馳走になるときには「無礼講」で徹底して食べ飲む。残り物は持ち帰るのがフィリピン流。
ミリエンダ地獄
フィリピンの零細企業などでは、その代表者や関係者がミリエンダを奢る傾向が多い。
よくファアーストフード店などに「MIRIENDA」などと表示されている、パンシットカントン(焼そば)マミー(ラーメン)ルガウ(お粥)その他様々なものがあるが、この類はサイズの小さめの小腹補填用。あるいはピザ、一寸給料日前の資金に乏しくなり始めた頃パン類にコーヒー。
仕事をやっているとき一つの楽しみでも。
殆どの従業員は、毎回奢りもしくは、何かの臨時収入を集めておいて食べる場合もある。その起業や事務所によってミリエンダ充当金捻出は様々。中には一切ミリエンダなどないところもある。
毎月、7日頃を過ぎると、やはり資金源に乏しくなるスタッフが多いようだ。
噴出すような話を平気でして来る。
皆でお金を出し合ってコーヒーを飲みますので、20ペソ出してください。
50円程度。なんてことはないがこのフィリピンの事情を分かった頃には大爆笑!!
フィリピンのネスカフェコーヒーは2g詰めの便利な廉価版コーヒーがあります。サリサリストアー始め、スーパーなどでも買うことの出来るもの。1袋5円程度で売っています。20ペソ出せば10袋。全員が20ペソ出資してミリエンダと思いきや、知らないのは日本人だけだったようです。
5人程度の事務所であれば、20ペソあれば、プレーンドーナッツ10個にコーヒーが5袋買えることを知ったのは、つい最近。
50円でドーナッツ10個にコーヒーが5袋。嘘みたいな話。これが事実です。市中のパン屋さんで買うと1個1ペソは今でもあります。
誰しもがそうだと思いますが、フィリピンでデリバリーのピザは1000円くらいします。毎日、1000円ミリエンダ代を支出するとこれは結構な金額。
1日20ペソであれば、いとも簡単に。まして日本人はミリエンダなどとの考えもないので。
最近は、相手から催促される日々。
今日もドーナッツやコーヒーが来る時間と思って待っていたのですが?
今までに知りえる会話内容では、ミリエンダをご馳走になったときに「MAKAPAL NA MUKHA」等との言葉も耳にしたことがあるようにも。
催促してくるのは 「MAKAPAL NA MUKHA」 とは言わないのだ。 「WALA KANG HIYA」というのかもしれない。と心の中で笑っている。
毎日、毎日ピザハットのピザを待っていたなどと言って来ない連中に敬意を表して、「SALAMAT PO」。
>SurigaoCity様 本当ですね。我々が誘うと本当に良く食べますね。自費は胃の容積が小さく他人が払うと制限無しになるほど大きくなるのかもしれません。
>carlo様 日本のお茶どうぞと思っていればよいようにも思えます。文化の違いですね。
>Unknown様 コメント有難うございました。
それが唯一フィリピン人の他人への思いやりを感じたところなのですが・・
それが本心ではないというところはやっぱりフィリピン人ですね。
たしかにフィリピンでは、
食事中の知人と遭遇した場合、必ず「一緒に食え」と言われますね。
もちろん社交辞令なのは十分承知していますので、
丁重にお断りしてます。・・・・しかし!
私が社交辞令で誘った場合は、ほぼ100%食われます。
さらに、食事中にだけやってくる友人が多いです^^;
ここまで分かりやすく解説している(フィリピン人の風習・習慣)ブログはさほど無いと思いますが・・・。
また機会がありましたら、このようなお話・・期待しています。