９日夕刻４時３０分過ぎ、長年交流のある気丈なオバチャンととある打ち合わせ。
友人の事務所で待ち合わせ。
このオバチャン、今までに時間が遅れたのは、訂正まともに来たのは台風５号で学校が休校の時だけ。
大概は３０分から２時間の間で遅刻するフィリピンタイムオバチャン。
気が強く、遅刻の言い訳は「トラフィック」
生まれたときからフィリピンに住んでいてフィリピンの事情が分からないのですか？と質問しても答は「トラフィック」
例をあげると、２時と約束すれば２時に家を出るオバチャン。
分かっているので４時に合いたければ２時３０分といっておけば予定の時間に来るだけなので、本日も３時といっておいた。
３時４０分過ぎ、電話が来た。
「MALAPIT NA AKO!INTAYN MO KO HA!」近くまで来ました。待っていてください。でかい声だ！元気と気丈だけがとりえのオバチャン。
我々も何気なく事務所の玄関先で待つことにした。
フィリピンでは褐色肌を男女問わずにＫＡＹＵＭＡＮＧＩ(カユマンギ）と言う。真っ黒な人をＩＴＩＭ（イテム）もしくはＳＵＮＯＧ（スノッグ）このスノッグは焦げると墨になるような由来からそのように表現するらしい。すなわち、このスノッグはどちらかといえばからかったりする場合に使われるようだ。
カユマンギとイテムの中間ほどにこんがり焼けたオバチャンが事務所から離れた角のサリサリ前で男性２名となにやら話しに夢中の様子。
オバチャン一見怒っているようにも見えるのだが、何時もとどことなく様子が違う。一人の野球帽子をかぶった男性がオバチャンの肩を抱え、そのオバチャンの前にもう一人の若いおにいちゃん。
友人が「オヤ！オバチャン近所のお兄ちゃんと恋にでも陥ったのかな？」
ＰＰ「何時もと雰囲気が違うね？照れてでもいるのかな？」
途端にオバチャン「プタン イナ モ」と大声上げて地面で何か探している。我々がその場所へ向かおうとしたら二人の男達旧に走り出した。オバチャン地面から石を見つけて投げつける。男達は近くに止めてあったバイクで逃走。
オバチャン日中から路上で堂々とホールドアップにあった。
オバチャン口を突き出し、「最初は道路を訪ねてきた。そのうちに女性に声かける冷やかしかと思った。私のそばに来た男、本当にいい男と思ったらわき腹にナイフ。ニコニコしながら WAG KANG ＭＡＩＧＡＹ(五月蝿くするな）と言って、さっき使っていた携帯電話をよこせ。五月蝿くすると刺すぞ！」
オバチャンが使っている携帯電話は仕事用なのでＳＩＭカードだけでも返してくれるようにと交渉していたらしい。わき腹ににナイフを突きつけられれて声も出せない。ホールドアップに笑っているといわれたとか。
携帯電話を取り上げられ２人の男が離れたところで大声を出したようだ。
その時間ほんの僅か。あっという間の出来事。
オバチャンすぐさまに知り合いの警察へ連絡した。詰め所は近くにあるのだが４０分位したらパトカーが来た。なんてことはない事情を聞いていた警察官「この近辺にはもういないでしょう。もし見かけたら連絡ください。」そういい残して帰っていった。
オバチャンの虫の居所が治まらない様子。
友人の携帯電話を借りてホールドアップされた自分の電話にかけた。
どうやら応答したようで
「プータン イナ モ イユン テレポーノ サアキン イヤアアン」この野郎その携帯電話は私のものだ！！
あのすごんだような顔は一寸恐ろしくもおもえた。
携帯電話を使われた友人
「ホイ！アテ ワラ ナ アコ ロード」オネーサン私の電話のプリペイド無いんだよ！！
オバチャン「アイナク コリポット」ケチ！！
気丈なオバチャン災難、なんとなく言葉もかけられずに打ち合わせも忘れて帰る後姿、何時もの気丈なオバチャンではないようにも。
昨今の１２％のＥ－ＶＡＴ。物価の高騰と収入のアンバランス。表向きは最低日給どうのといわれているのだが、あくまでも大企業の話。どれだけの労働者が得ているのかすら疑問。
マルコス時代にはホールドアップなどがなかった。マルコス政権崩壊後、アキノ、ラモス、エストラーダ、アロヨと政権が変わるごとにこのフィリピンでのホールドアップが増えてきた。とある初老がポツリと語った。
先月新車販売台数が少々増えたものの、今のフィリピンは非常に不景気にも思える。１年で倍にも相当するガソリンの高騰、Ｅ－ＶＡＴ実施による便乗値上げ等、月額給料１５０００円とも言われるこのフィリピン。生活は非常に厳しいようにも。
外国人相手のホテルもアメリカ人観光客はなどはもともと安いホテルを利用していたので今更その影響は少ないようにも思えるが、このマラテを見る限りやすいホテルタイプのマンションはほぼ満室状態。５スターは差ほどでもないように、外国人観光客そのものも旅行費削減を計っているようにも思える。
以前のような活気はないようにも。渋滞はジプニーの多さと韓国人送迎の大型バスの道路への駐車で混雑。
泣き寝入りが多いだけで、携帯電話強盗、始め犯罪は警察が発表した犯罪件数現象とは裏腹に増えているようにも思える。
直ぐに換金できる携帯電話を狙った強盗は急増中。スピードを出した２人乗りしたバイクが近づいてきたら要注意。高齢者の方は押し倒し強盗も出現しています。災難にあわないように、くれぐれも軽装で極力バックなどは持たないで外出することがよいと思います。
友人の事務所で待ち合わせ。
このオバチャン、今までに時間が遅れたのは、訂正まともに来たのは台風５号で学校が休校の時だけ。
大概は３０分から２時間の間で遅刻するフィリピンタイムオバチャン。
気が強く、遅刻の言い訳は「トラフィック」
生まれたときからフィリピンに住んでいてフィリピンの事情が分からないのですか？と質問しても答は「トラフィック」
例をあげると、２時と約束すれば２時に家を出るオバチャン。
分かっているので４時に合いたければ２時３０分といっておけば予定の時間に来るだけなので、本日も３時といっておいた。
３時４０分過ぎ、電話が来た。
「MALAPIT NA AKO!INTAYN MO KO HA!」近くまで来ました。待っていてください。でかい声だ！元気と気丈だけがとりえのオバチャン。
我々も何気なく事務所の玄関先で待つことにした。
フィリピンでは褐色肌を男女問わずにＫＡＹＵＭＡＮＧＩ(カユマンギ）と言う。真っ黒な人をＩＴＩＭ（イテム）もしくはＳＵＮＯＧ（スノッグ）このスノッグは焦げると墨になるような由来からそのように表現するらしい。すなわち、このスノッグはどちらかといえばからかったりする場合に使われるようだ。
カユマンギとイテムの中間ほどにこんがり焼けたオバチャンが事務所から離れた角のサリサリ前で男性２名となにやら話しに夢中の様子。
オバチャン一見怒っているようにも見えるのだが、何時もとどことなく様子が違う。一人の野球帽子をかぶった男性がオバチャンの肩を抱え、そのオバチャンの前にもう一人の若いおにいちゃん。
友人が「オヤ！オバチャン近所のお兄ちゃんと恋にでも陥ったのかな？」
ＰＰ「何時もと雰囲気が違うね？照れてでもいるのかな？」
途端にオバチャン「プタン イナ モ」と大声上げて地面で何か探している。我々がその場所へ向かおうとしたら二人の男達旧に走り出した。オバチャン地面から石を見つけて投げつける。男達は近くに止めてあったバイクで逃走。
オバチャン日中から路上で堂々とホールドアップにあった。
オバチャン口を突き出し、「最初は道路を訪ねてきた。そのうちに女性に声かける冷やかしかと思った。私のそばに来た男、本当にいい男と思ったらわき腹にナイフ。ニコニコしながら WAG KANG ＭＡＩＧＡＹ(五月蝿くするな）と言って、さっき使っていた携帯電話をよこせ。五月蝿くすると刺すぞ！」
オバチャンが使っている携帯電話は仕事用なのでＳＩＭカードだけでも返してくれるようにと交渉していたらしい。わき腹ににナイフを突きつけられれて声も出せない。ホールドアップに笑っているといわれたとか。
携帯電話を取り上げられ２人の男が離れたところで大声を出したようだ。
その時間ほんの僅か。あっという間の出来事。
オバチャンすぐさまに知り合いの警察へ連絡した。詰め所は近くにあるのだが４０分位したらパトカーが来た。なんてことはない事情を聞いていた警察官「この近辺にはもういないでしょう。もし見かけたら連絡ください。」そういい残して帰っていった。
オバチャンの虫の居所が治まらない様子。
友人の携帯電話を借りてホールドアップされた自分の電話にかけた。
どうやら応答したようで
「プータン イナ モ イユン テレポーノ サアキン イヤアアン」この野郎その携帯電話は私のものだ！！
あのすごんだような顔は一寸恐ろしくもおもえた。
携帯電話を使われた友人
「ホイ！アテ ワラ ナ アコ ロード」オネーサン私の電話のプリペイド無いんだよ！！
オバチャン「アイナク コリポット」ケチ！！
気丈なオバチャン災難、なんとなく言葉もかけられずに打ち合わせも忘れて帰る後姿、何時もの気丈なオバチャンではないようにも。
昨今の１２％のＥ－ＶＡＴ。物価の高騰と収入のアンバランス。表向きは最低日給どうのといわれているのだが、あくまでも大企業の話。どれだけの労働者が得ているのかすら疑問。
マルコス時代にはホールドアップなどがなかった。マルコス政権崩壊後、アキノ、ラモス、エストラーダ、アロヨと政権が変わるごとにこのフィリピンでのホールドアップが増えてきた。とある初老がポツリと語った。
先月新車販売台数が少々増えたものの、今のフィリピンは非常に不景気にも思える。１年で倍にも相当するガソリンの高騰、Ｅ－ＶＡＴ実施による便乗値上げ等、月額給料１５０００円とも言われるこのフィリピン。生活は非常に厳しいようにも。
外国人相手のホテルもアメリカ人観光客はなどはもともと安いホテルを利用していたので今更その影響は少ないようにも思えるが、このマラテを見る限りやすいホテルタイプのマンションはほぼ満室状態。５スターは差ほどでもないように、外国人観光客そのものも旅行費削減を計っているようにも思える。
以前のような活気はないようにも。渋滞はジプニーの多さと韓国人送迎の大型バスの道路への駐車で混雑。
泣き寝入りが多いだけで、携帯電話強盗、始め犯罪は警察が発表した犯罪件数現象とは裏腹に増えているようにも思える。
直ぐに換金できる携帯電話を狙った強盗は急増中。スピードを出した２人乗りしたバイクが近づいてきたら要注意。高齢者の方は押し倒し強盗も出現しています。災難にあわないように、くれぐれも軽装で極力バックなどは持たないで外出することがよいと思います。
どうやら彼女の友人、知人で強盗に遭った人が居るような口振りです。携帯は強盗に刺されない為の保証金（？）。
渡比以来いろんな目に遭った私ですが、幸い強盗には未だ遭ってません。勿論お遭いしたくありません（笑）。
貧乏であることは罪でも悪いことでもありませんが、「貧乏でお金ないから」という言い訳が通じてしまう社会はそれだけ民度が低いと言わざるを得ないかと。経済的にどうこう以前に精神的に貧しい、そうした人達が残念ながら多いように思います。
我が日本も民度は低下する一方で、他国のことは今に言えなくなる気がしてそれを思うと暗くなってしまいます。
＞pinakamasarap様 以前住んでいた地区でカーステレオ盗難。翌日隣のお兄さんが売りに来ました。貧窮だったら言い訳は貧しいと言えば許されるのかと勘違いしている方もいますね。