やっぱり腐敗している国か

解任されたバンバン市長の郭華平とその関係者は現在、国家捜査局（NBI）、反マネーロンダリング評議会（AMLC）、大統領反組織犯罪委員会（PAOCC）により金曜日に提出されたマネーロンダリング容疑に問われている。

マネーロンダリングの告発で郭華平以外に名前が挙がっているのは、妹の郭世羅シエラ・グオ（チャン・ミエ）と父親のアンジェリト・グオ（ジャン・チョン・グオ）である。郭華平の会計士であるナンシー・ガモとフィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーター（POGO）の設立者であるカサンドラ・リ・オングも被疑者として挙げられている。

司法省に提出された共同訴状-宣誓供述書の中で、3つの機関は郭華平とその仲間が反マネーロンダリング法に違反したと発表した。

「郭華平とその仲間は、何重にも会社を作り、収益性の高い合法的な事業に従事しているように見せかけたが、実際はそうではなかった」と訴状には書かれている。

郭華平は、Baofu Land Development Inc.、QJJ Farm、QSEED Geneticsの法人設立者兼社長として、また前バンバン市長として起訴された。

アンジェリート、郭世羅シエラ、アメリア・レアル（郭華平の母親とされる）はマネーロンダリングの共謀者として起訴された。オンとガモはマネーロンダリングの幇助で起訴された。

106ページに及ぶ訴状の中で、当局は郭一族とPOGOとのつながりに関する上院での調査が始まって以来の調査結果を詳述している。

Baofu Land Development Inc.は2019年5月3日にグオとその仲間によって1,250,000ペソで購入された。しかし当局は、郭華平とその仲間たちが、このわずかな運転資金にもかかわらず、8ヘクタールの区画に36棟の高層ビルを建設できたことに疑問を呈した。

この建物は、POGOであるHongsheng Gaming Inc.とZun Yuan Technologyに、それぞれ毎月25万ペソと30万ペソの賃料で賃貸されていた。

「しかし、Hongshengの運転資金を精査したところ、Baofu Land Development Inc.の土地に建てられたような高層ビルを建設する余裕がないことが判明した」と訴状には書かれている。

3月、当局は人身売買の疑いでBaofu Land Development Inc.を家宅捜索した。

当局はまた、2009年7月15日にグオ一家と他の仲間が豚舎農場QJJファームを法人化し、25万ペソを運転資金として支払っている同様の事例も発見した。同様に、2014年12月3日には、QSeed Geneticsを100万ペソで購入している。

QJJファームとQSeed Geneticsに投資された現金は少額であったにもかかわらず、Baofuの電気代支払いのためにこれらの会社から多額の資金が引き出された。

最高裁は以前、マネーロンダリングの要素には、違法行為、違法行為に起因する取引、被告人が違法行為を知っていること、資金を合法的に見せかけようとすること、が含まれると判決を下している。

郭華平のケースは、フィリピン統計局から入国管理局に至るまで、いくつかの政府機関の誠実さに対する疑問の渦を引き起こした。

彼女はフィリピン市民の身分を盗んだ外国籍の人間であることが証明され、最終的には家族の犯罪行為を助長するために政府の地位に上り詰めたようだ。