さんきたアモーレ広場がリニューアルオープンして4日目の朝、早くも懸念していたことが。。
スケートボード禁止🛹の表示をしたコーンがなんとベンチの上に登場です。
すでにスケボー🛹による打跡らしきものが見られることから、見かねての対応なのでしょう。
神戸市はこの緑のシティカラーをしたガイドコーンが大好きなようで、街中いろんなところに配置され、神戸の風景要素と化しています。決して溶け込んでいないですが。
ご丁寧に「ゴミを持って帰りましょう」表示コーンも。
問いかけている先は子供なのか、大人なのか。
ここには昨日の朝には割れた赤ワインの瓶が転がってワインレッドにベンチが染まってました。
これを置けばそんな不躾な輩への抑止が効くと考えているのでしょう。
そもそも公共エリアで、ゴミを躊躇なく捨てて帰ることができる倫理観を持つに至った成人に、“ ゴミを捨てないで”、と真逆の倫理観を持つ者のノイズともとれる主張が果たして響き届くのだろうか?
あ、そうだね、ゴミは放置するのはやめよう、ってこのコーンを見て行動を変える人が果たしてどれくらいいるのだろう?
私個人的な美的感覚からは自分はこのコーンは空間ノイズでいらないし、また無いことでゴミ捨てやスケボーが増長するとも思えない、要は変わらない、と考えます。
いったいこれでどれほどの抑止効果があるというのか。一方的なダメの主張が強すぎてせっかくの造形が台無し。次あたりは飲酒禁止、ペットの糞禁止、電動キックボード侵入禁止かな。

それよりも、この小学生の夏休み自由研究からもわかるように、交番でも設置して警察官👮🏻♂️👮🏻が立っているほうが効果があるだろうけど、そもそも法的制限力はない?
スケボーについてはこのようなデザインをした段階で100%想定できたことでしょう。だから後でこのコーンを置くというのは、デザイナーからしたら想定内であってこれが完成形なのかもしれない。
いずれにしても、1年もすればベンチのエッジは削れてぼろぼろになり、ボードワックスで黒く光ることになるのは容易に想像できます。
そしていずれは赤コーンロードと揶揄される生田ロードのように進化を遂げ、徹底抗戦モードになるのも時間の問題?
この赤コーンバリケード群はもう何年もこのまんまずっと放置。自転車をとめてほしくないのはわかるが、市の担当者的には、これでケリはついた、ということなのでしょう。景観なんかそっちのけ。
彼らの仕事目的は迷惑駐輪を無くすことで、完璧ともいえる。
どうせなら安赤コーンより得意の緑のを置いてよ、と言いたくもなる。
一方で神戸市は景観ガイドラインとやらで建物の外観には色々と細かい。
テレビアンテナは道路から見えてはいけない、日除けテント(タープ)はダメ、建物の形や色は歴史的風致を著しく損なわないものに、とか、、なのに路上については何せ緩い。
民間にはあれこれ指示するのに、、どうして公共の路上はこうなるのだろう。地区違うとはいえ、同じ中央区内のこと。

せっかくの植栽も街灯もコーンバリケード。工事中ではありません。もう何年も鎮座してます。
がっちりテーピングで補強までされて、、自ら移動する気は一切なさそうです。こうなったら植栽はもういらんでしょうよ。
路上カラーコーンも景観ガイドラインに含めて、まず撤去するのも考えていただきたいですね。