「スゴイですね。
あ~終わりました。
淋しいですね。 淋しいでしょ?(淋しいですか?だったかな・・・)」
最終公演が終了して、カーテンコールの鳴りやまない拍手に応えてソンジェがまず挨拶してくれました。
最初は超新星ではなく自分ひとりだったから心配だったと。
でも先輩たち、俳優さんたちにいろいろ教えてもらいながらがんばってきましたと。
「僕は出演しないけど」、と言いながらも、
これから韓国でもこのミュージカルをスタイル?ストーリー?を変えて上演します。
韓国での公演もよろしくお願いします。
これからの公演についても触れ、先輩方への感謝の気持ちを伝えていました。
この最終公演はさすがにすごい盛り上がりでした。
私は今回は2階席の1列目。ステージも観客もとてもよく見える位置でした。
最初から観客のノリがよくて、一曲ごとの手拍子と終わるたびに起こる拍手と声援の大きさは驚きでした。
俳優さんたちも前に観た時よりもはるかにノッていて、動きが多く表現が豊かになっていましたし、
何よりもコミカルな場面がさらにおもしろくなっていました。
会場からは笑い声が頻繁にもれていました。
パダさんも、ふいにソンジェに顔を近づけて笑わせていたり(素で笑いをこらえようとしていましたよ)、
他の俳優さんたちもメインキャストの方たちに負けないくらいいろんな事をして笑わせてました。
出演されていらした方みなさん、とっても楽しんで最後の舞台をされてたように感じました。
そうそう、ソンジェが“キワエダンス”をしてくれました。
なぜでしょうね~、ソンジェがしても全然エロくないのは。
むしろかわいい!
あれだったらいつもライブでやって欲しいくらい。
ホント、不思議。
最後のパダさんが歌う「マリア」では、イントロが始まったとたん観客総立ちで、
まさに “カン・ハンビョル” のライブ会場と化していました。
サビの“マリ~ア~ アベ・マリ~ア~” のところは観客も一緒に!
楽しいライブになりましたよ!!
カーテンコールでのパダさんの挨拶。
もともと感動的なストーリーですが、みなさん感動しましたか?
みなさんがhappyになるように一生懸命がんばりました。
みなさんの周りの人もhappyになれるよう、このhappyを伝えてください。
言葉は違うかもしれませんが、たどたどしくもちゃんと日本語でそんな内容の挨拶でした。
その後、ギュリちゃんとオ・マンソクさんもステージに登場して、挨拶をしてくれました。
ギュリちゃんもオ・マンソクさんもとても上手な日本語で、
マンソクさんは “本当に幸せです” って言ったのをわざわざ “あ、ほんまに” って言いかえて笑いを誘っていました。
ソンジェの挨拶。
最初に書いたのよりもっとたくさん話していましたが、胸一杯になりよく覚えていません。
こんなに長いソンジェの日本語の挨拶、私は初めてなのでちょっとうるうる。
いつもはもっと上手に話せるメンバーたちと一緒だから何だか自信なさそうに話していますけど、
この時の挨拶はとてもしっかりと頼もしい堂々とした挨拶でした。
ずっと日本で頑張ってきたという事実を苦手だったソンジェの日本語の上達が物語っていると思うと、
ミュージカルの成功とは別に、私に何とも言えない感動を与えてくれました。
最終公演を観に来てくれていたメンバーたちへもこのミュージカルの成功は、
深い感動とユナクさんが不在の間も頑張れる自信を与えたのではないかしら。
メンバーたちからは出演者のみなさんとスタッフさんたちへお祝いのケーキが贈られました。
この時、客席にメンバーたちからのケーキですと言った後、出演者たちにも韓国語で説明していました。
まるで通訳さんみたいでうれしかったです。
マンソクさんはクリームを指ですくってソンジェに食べさせていたりして。
あ~こんなに仲よくなってかわいがってもらっているんだと思って、これもまた感動!
最終公演を観て、“舞台は生きている” と思いました。
観るたびに出演者たちの変化が観て取れ、公演そのものが成長し進化していっていました。
何だかやみつきになりそうです。
この感動を与えてくれたミュージカル「美女はつらいの」に感謝し、
私のわがままをきいて遠く大阪まで3回も行かせてくれた私の家族に感謝です。
最終公演は本当は観るのを諦めていました。
でも、2回目の感動を熱く語っていた私に、「千秋楽、行ってくる?」って夫が言ってくれて。
子供たちも、「どうでしたか~?お母さん。楽しかったですか~?よかったですね~!」って。
私、幸せな人生です。