韓国ドラマ『manny』を観ました。
“~ママが恋したベビーシッター~” と副題がつきます。
このドラマは男性ベビーシッターの話なんですが、男性のベビーシッター・・・・
ちょっと想像つきませんよね。
でも、何だかこんなベビーシッターがいてくれたらうれしいかも!と思いました。
う~~ん、男性なので母親と違う目線で子供を見ることができる、そういうところがいいのかも。
もっとも、このドラマのmanny(マニ―)、“できすぎ~!”って言っていいくらいすばらしいんですよね。
「ベビーシッター」なんですが、子供たちはもう少し大きくて、弟クンは幼稚園くらいだしお姉ちゃんは小学校高学年くらい。
両親は離婚して母親とおばさんの4人暮らしです。
だから、まあ何かと問題が生じるわけで・・・・
両親の離婚のストレスで心が不安定になってしまっている弟クンや、おませで母の手に負えなくなってきているお姉ちゃん。
マニ―はそんな子供たちの心を少しずつ開かせていくんです。
ひとつひとつのエピソードを原因の追求や対処方法を盛り込んで解決していくんですが、それがとても為になる話なんですよね。
そして決して怒らずにゆっくりとゆっくりと、子供たちに考えさせながら気持ちを解きほぐしていく。
や~~、私には100年かかっても無理な芸当です・・・・
そして、やっぱり子育ての話ばかりじゃあつまらないので、副題にもあるようにママとマニ―の恋のお話もあります。
この恋にママのお姉さんも絡んで、複雑ではないんですがややこしい事態になっちゃうわけで・・・・
まあ、最終的にはハッピーエンドになるのだろうな~っていう感じの終わり方でした。
主演のマニ―、キム・イハン役は ソ・ジソク。
ソ・ジソク、『19歳の純情』でク・ヘソンの相手役パク・ユヌを演じた俳優さんです。
ユヌの時とは全く違うキャラクターで外見もけっこう変わっていたので、初めは全然気がつきませんでした。
あれから5年も経っていて、とても落ち着いた感じになって柔らかさがでていました。
優しいマニ―役がよく似合っていたと思います。
けっこうイケメンになっていて、ちょっとビックリ・・・したかな~
子供のような素直さと明るさと、そして頼もしさと思慮深さがとっても魅力的なキム・イハンでした。
ママ、ソ・ドヨン役はチャ・ジョンユン。
ちょっと鼻にかかった話し方が子供に振り回されているお母さんっぽくて、とてもかわいかったです。
『不良カップル』でも離婚を迫られている奥さん役で、気弱な役が似合っていました。
最初に観た『屋根部屋のネコ』では、とってもいけすかないイヤな役でしたが・・・・
なんだかんだあって、イハンが家を出ることになった時、
「好きになったの。どこにも行かないで・・・・」ってボロボロ泣いているドヨンを見たら、
どんな男性もコロリといってしまうのではないかしら・・・・
とってもかわいかったです。
全16話と短いドラマでしたが、満足度はまあまあです。
突っ込みどころはいくつかありますが、楽しかったからいいかな~。
子育てに関しての情報がたくさんで、これからお子さんが大きくなって悩みが多くなるお母さんたちは観ておくといいかも!