ガラスの森のきらきら☆

日々の中の好きなもの好きなことを気ままに語りたいと思います。

心あたたまるドラマ。

2012-05-10 23:17:05 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

久しぶりにドラマの紹介です。

 

ふたつ紹介しますが、両方ともとても心あたたまるドラマです。

 

『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』

 

 

韓国No.1の俳優トッコ・ジンと元アイドルのク・エジョンのお話です。

トッコ・ジンは10年前に人工心臓の手術をしていて、いつも心拍計で自分をコントロールしている韓流スターです。

一方、アイドルグループ「国宝少女」のリーダーだったエジョンは、グループ解散後、いろんな誤解や失敗などで、

今は国民的に好感度ゼロのタレントになってしまっています。

ひょんなことで関わりを持つことになった二人ですが、お互い相性は最悪。

なのですが、なぜかトッコ・ジンは「国宝少女」のヒット曲「ドゥグンドゥグン」を聴くと胸がドキドキ(ドゥグンドゥグン)して・・・・

それがきっかけでだんだんエジョンに惹かれていくトッコ・ジン。

恋に気づいたトッコ・ジンはエジョンに猛アタック!!

エジョンは拒み続けますが・・・・

 

このドラマのおもしろさは99%トッコ・ジンの魅力と言っていいでしょう。

演じるのはチャ・スンウォン。

私はチャ・スンウォンの作品を見たのは映画「リベラ・メ」だけですが、

こんなコミカルな演技ができる俳優さんだとは思っていませんでした。

この作品は“ラブコメ”なんですけど、コメディー部分はほとんどトッコ・ジンが担当していました。

実に独特な雰囲気や言葉、話し方が、だんだんと中毒のようにやみつきになって。

ドラマの中でトッコ・ジンがよく使っていた言葉、「克服」「充電」「オレはトッコ・ジンだ」などが耳に焼き付いてしまいました。

それに、ソンジェが以前のTweetで使っていた「더럽게(汚なく)」っていう言葉覚えていますか?

本来の「汚ない」っていう意味ではなくて、「とても」とか「本当に」などの良い意味で強調する言葉として使っているって。

トッコ・ジンの台詞の中で、この言葉が一番多く使われていたかもしれません。

もしかしたらソンジェもこのドラマ、気に入っていたのかな・・・なんて。

 

トッコ・ジンが惚れてしまう相手、ク・エジョン。

演じているのは、コン・ヒョジン。

この女優さんは「パスタ 恋ができるまで」に主演していた女優さんです。

折れてしまいそうに細くてスタイルのいい方です。

この、ク・エジョンがまたとっても素敵な女性で・・・・

どんなに世間から悪く言われても耐えて笑っていて、大切な人たちを守るためならどんなことでも我慢してしまう・・・

あまりにも優しすぎて、情が深すぎて、それでいつも自分が犠牲になってしまう・・・そんな人です。

 

このふたりに絡んでくる周りの人物、ユン・ゲサン演じる漢方医ユン・ピルジュ、ユ・インナ演じるカン・セリが

また何だかいい感じで。

ユン・ピルジュはどんな時でも静かにエジョンを助け見守る落ち着いた男性です。

私としてはこっちも捨てがたい!!

カン・セリは「国宝少女」の一番年下のメンバーで、今はトップスター。

エジョンとはま逆の人生です。

最初はエジョンを目の敵のようにしていたんですが、それでも心の奥では慕っていたんですね。

終盤はエジョンと仲直り!

演じたユ・インナさん。「シークレットガーデン」でライムのお友達を演っていました。

 

そして、忘れてはいけないのが、エジョンの甥っこ、ク・ヒョンギュ!

演じているのはヤン・ハニョルという男の子。

ちょっとおデブで、将来のイケメンは期待できなさそうな感じなんですけど、とっても可愛いんですよね。

トッコ・ジンとこのヒョンギュのやり取りがすごくおもしろい!!

トッコ・ジンはヒョンギュを子供というよりも友人として見ていて、この子の前では気持ちをそのまま表わしているんです。

とっても微笑ましいんです。

 

このドラマ、ラブコメでかなりトッコ・ジンに笑わせてもらえます。

でも終盤、ちょっとネタバレしますと、トッコ・ジンの「死」が絡んでくるんですが、

そこら辺から感動ものに変わってきます。

とにかくお互いを大切に思っているその様子が、涙なくしては観れません。

そんな中でも、トッコ・ジン、笑わせてくるから涙は引っ込んでしまうんですけど・・・

 

とにかくこのドラマ、チャ・スンウォンが魅力的です!!

台詞もとってもおもしろくて、さすがホン姉妹!(「イケメンですね」を書いた方たちです)

それから芸能界が舞台なので、芸能界の実情と裏側・・・なんてのがちょっと見えたりして。

あと、イ・スンギがイ・スンギとして出演したり、二人が映画を見に行ったらユン・ゲサンの映画のポスターがあったり。

ところどころ、ちょっとした楽しみがあります。

 

2011年のMBCドラマ大賞、主演男優賞、主演女優賞、ベストカップル賞、子役賞など7冠に輝いた作品です。

機会があったら見てみてください。

 

 

それからもうひとつ。

 

『私の心が聞こえる?』

 

 

子供の時の梯子からの転落事故で耳が聞こえなくなった男性と、

ある日突然いなくなった義理の兄を待ち続けながら、

血のつながらない義父と祖母を支えて生きている女性のお話です。

そこに、会社の権力争いや親子の情と憎しみなどが絡んできます。

でも、全編を通じてとても前向きで爽やかな印象のドラマでした。

 

主演は昨年2月に除隊したキム・ジェウォン。

除隊後、最初に選んだ作品がこのドラマでした。

私がキム・ジェウォンを最初に見たのは「ロマンス」でしたので、

あの時高校生を演じてた男の子がこんなに立派な青年になったのね・・・

なんて、ドラマの内容とは別に感慨深いものがありました。

役はチャ・ドンジュ。

子供の時に義父が祖父を殺害(結果的に)する場面を目撃したドンジュは、

母と共に、義父に乗っ取られた会社を取り戻すために必死の努力で読唇術を身に付けます。

 

そんなチャ・ドンジュが心惹かれる女性は、

やはり耳の聞こえない母を、ドンジュの義父によって会社の火災事故の時に見殺しにされたウリ。

母の再婚によって家族となった知的障害のある義父と祖母を支えて生きています。

どんな時でも明るく前向きで、思いやりと優しさにあふれた女性です。

演じているのはファン・ジョンウム。

すごくかわいいとかすごくきれいとかではないんですが(^^;)

このウリの役柄と彼女の雰囲気がぴったりだと思いました。

 

そして、ウリが家族と共に待ち続けてるのは義理の兄、マル。

マルはウリの母が亡くなった時の火災の責任を取らされそうになった父を助けるため、

ドンジュの母の希望でドンジュの兄として生きることを決めます。

元々貧しい暮らしと知的障害のある父から逃げたかったマルは、

ずっとそのことからくる家族を捨てたという罪悪感を持ちながら、

一方では自分を救ってくれたドンジュの母への信頼と自分への愛、

そして弟的な存在のドンジュへの愛を信じて生きてきました。

マル役はナムグン・ミン。

まったりとした話し方が魅力の、とっても素敵な俳優さんでした。

また一人、みーっけ!!

そうそう!このマルとドンジュ、男同志なのにけっこうイチャイチャシーンが多いんです。

しかもベッドの上で!

なんか想像してしまいました・・・

誰かさんと誰かさん・・・・・あ、赤面(#^.^#)

 

 

あと、知的障害のあるお父さん。

このお父さんの存在がこのドラマ全体を優しい気持ちにさせてくれています。

純粋なままの心。

大好きだったウリのお母さんのため、いなくなってしまった大切な息子のため、

毎日毎日、おいしいご飯を炊いて食べさせようと頑張っています。

息子が自分を恥ずかしく思っているからと、家の外では絶対に声をかけないお父さん。

本当は血のつながりはないんですけど、ただひたすら息子のために生きてきたお父さん。

 

そんなお父さんを、これもまた大切に思っているおばあちゃん。

実はおばあちゃんもこのお父さんの本当の母親ではありません。

知的障害があるからと実の親から託された(捨てられた)子を、

心から可愛がり世間からかばって我が子のように育ててきました。

 

血のつながりはないけど、心のつながりはそれ以上に強くあたたかいものだと教えてくれるドラマです。

 

細かいことを言えば、耳の聞こえないドンジュが、いくら優秀でもそこまでできるか?っていうところもありますが、

そういうことはとりあえず気がつかないことにしましょう。

とにかく愛がいっぱいのドラマです。

愛の補充にはもってこいです。

 

この撮影の後なのか、撮影中だったのかわかりませんが、

キム・ジェウォンが『最高の愛』のバラエティー番組のインタビューのコーナーに出ていました(^^♪

「ドンジュオッパー!」って呼ばれていました。

 

 

お勧めというか、とってもおもしろいドラマがあとひとつ。

今韓国で放送中の『屋根部屋の皇太子』。

JYJのユチョンとハン・ジミンの主演のドラマです。

現在放送中なので日本で放送されるのはまだ先ですが、

とにかくおもしろい!

朝鮮時代からタイムスリップしてきた皇太子と部下3人(三銃士ですな!)。

現代に慣れるまでのドタバタや慣れてきてからの三銃士の活躍ぶり。

超笑えます。

あのユチョンのコミカルな演技。

必見です!!

 

ううう、長くなってしまいました・・・

話しだすと止まらない・・・

すみません。

 


『シークレットガーデン』

2011-12-22 16:31:41 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

ヒョンビンとハ・ジウォン主演の「シークレットガーデン」を観ました。

 

とっても素敵なファンタジーでした。

     

 

傲慢で自信満々の財閥の御曹司であり百貨店社長のジュウォン(ヒョンビン)と

両親を亡くし武術監督を夢見るスタントウーマン、ライム(ハ・ジウォン)が繰り広げるラブストーリです。

全編を通じてとてもファンタジックな演出で、素敵だな~って思いながら観ていました。

ドラマに使われている曲もきれいな曲が多く、耳に心地よく響いていました。

ソンジェが大好きな「4MEN」の曲はいつもどのドラマでも素敵ですが、

この「シークレットガーデン」でもやっぱり素敵でした。

 

ドラマの紹介ではジュウォンとライムの魂が入れ替わって起こるラブストーリーっていう感じで紹介されているのが多いですが、

私はそこのところはただの味付けで、魂が入れ替わることがなくても、この二人は恋に落ちていたと思います。

 

境遇も性格も価値観も全く違い、最初はお互い絶対に理解しがたい相手だったんですが、

偶然からいろいろ関わって行くうちに、なぜだかわからないけど相手が気になってたまらなくなり・・・・

 

ジュウォンがライムのことを気になる存在として意識し始めたのは、

ライムを知ってから、いつもどんな時も何をしていても、そばにライムを感じたからなんです。

 

たとえば広~い(ほんッとに広~~いんです)お庭をひとりで散歩している時、

広~いリビング(全面ガラス張りなんです)から庭を眺めている時。

少し離れた所にいつもライムがいて、同じ歩幅で一緒に歩き、一緒に立ち止まり、

一緒にだまって外を見ている・・・・

 

ジュウォンがライムを感じているその気持ちを、ただ歩いているだけ、ただ立っているだけで表現しているんですが、

そのジュウォンの気持ちがとてもよくわかるんですね。

そのゆったりとした時間と雰囲気の中でだんだんとジュウォンの中でライムの存在が大きくなって行く過程を、

とても気持ちよく観ていました。

そして、その時に流れている曲が、“4MENと美”が歌う「Here I am」。

とってもとっても素敵な曲でした。

 

私がこのドラマで一番好きなシーンです。

ほんとにきれいなシーンなんです。

 

そして、それとは逆に爆笑しながら観ていたのは、ジュウォンとライムの魂が入れ替わった時。

まだお互いを拒絶し合っていた仲なのに、からだは相手。

そして男と女。

爆笑でした!

入れ替わっている時のエピソードもおもしろいのですが、

なんといっても、あの海兵隊を志願したヒョンビンが女の子らしい振る舞いや表情をするんですね~。

今思い出してもニヤニヤしてしまいます。

       こんな感じで。

 

中盤以降のジュウォンがライムへの気持ちに気づいてからの猛アタックは、

正直、うらやましかった・・・・

 

そして、二人がぶつかる大きな壁。

死を覚悟してのライムへの深い愛。

この時は涙涙・・・

ピダムが死んだとき(善徳女王)くらいの号泣でした。

 

共演のユン・サンヒョンやキム・サランもとてもよかったです。

今までキム・サランはあまり好きな女優さんではなかったんですが(役がね・・)

このドラマでのキム・サランは、最初ムカつきましたが、後半彼女の気持ちがよく理解できるんですね。

もうひとり。イ・フィリップ。

「太王四神記」に新人で出演した人なんですが、スゴイ存在感でした。

 

気持ちが通じ合ってからの二人のイチャつき具合、けっこうベッタベタ(特にジュウォンが)なんですが、

観ていて気持ち良かったです。

寒い冬にぴったりの心がルンルンするドラマでした。

 

残念ながら、ソンジェがツイったお酒の歌。

気がつきませんでした・・・・

何度も観たいドラマなので、次にはチェックしながら観ようと思います。

 

 

 

 


『 manny 』

2011-11-21 20:26:58 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

韓国ドラマ『manny』を観ました。

 “~ママが恋したベビーシッター~” と副題がつきます。

 

     manny(マニー)~ママが恋したベビーシッター

 

このドラマは男性ベビーシッターの話なんですが、男性のベビーシッター・・・・

ちょっと想像つきませんよね。

でも、何だかこんなベビーシッターがいてくれたらうれしいかも!と思いました。

う~~ん、男性なので母親と違う目線で子供を見ることができる、そういうところがいいのかも。

もっとも、このドラマのmanny(マニ―)、“できすぎ~!”って言っていいくらいすばらしいんですよね。

 

「ベビーシッター」なんですが、子供たちはもう少し大きくて、弟クンは幼稚園くらいだしお姉ちゃんは小学校高学年くらい。

両親は離婚して母親とおばさんの4人暮らしです。

だから、まあ何かと問題が生じるわけで・・・・

 

両親の離婚のストレスで心が不安定になってしまっている弟クンや、おませで母の手に負えなくなってきているお姉ちゃん。

マニ―はそんな子供たちの心を少しずつ開かせていくんです。

 

ひとつひとつのエピソードを原因の追求や対処方法を盛り込んで解決していくんですが、それがとても為になる話なんですよね。

そして決して怒らずにゆっくりとゆっくりと、子供たちに考えさせながら気持ちを解きほぐしていく。

や~~、私には100年かかっても無理な芸当です・・・・

 

そして、やっぱり子育ての話ばかりじゃあつまらないので、副題にもあるようにママとマニ―の恋のお話もあります。

この恋にママのお姉さんも絡んで、複雑ではないんですがややこしい事態になっちゃうわけで・・・・

まあ、最終的にはハッピーエンドになるのだろうな~っていう感じの終わり方でした。

 

主演のマニ―、キム・イハン役は ソ・ジソク。

ソ・ジソク、『19歳の純情』でク・ヘソンの相手役パク・ユヌを演じた俳優さんです。

ユヌの時とは全く違うキャラクターで外見もけっこう変わっていたので、初めは全然気がつきませんでした。

あれから5年も経っていて、とても落ち着いた感じになって柔らかさがでていました。

優しいマニ―役がよく似合っていたと思います。

けっこうイケメンになっていて、ちょっとビックリ・・・したかな~

子供のような素直さと明るさと、そして頼もしさと思慮深さがとっても魅力的なキム・イハンでした。

 

ママ、ソ・ドヨン役はチャ・ジョンユン。

ちょっと鼻にかかった話し方が子供に振り回されているお母さんっぽくて、とてもかわいかったです。

『不良カップル』でも離婚を迫られている奥さん役で、気弱な役が似合っていました。

最初に観た『屋根部屋のネコ』では、とってもいけすかないイヤな役でしたが・・・・

なんだかんだあって、イハンが家を出ることになった時、

「好きになったの。どこにも行かないで・・・・」ってボロボロ泣いているドヨンを見たら、

どんな男性もコロリといってしまうのではないかしら・・・・

とってもかわいかったです。

 

全16話と短いドラマでしたが、満足度はまあまあです。

突っ込みどころはいくつかありますが、楽しかったからいいかな~。

子育てに関しての情報がたくさんで、これからお子さんが大きくなって悩みが多くなるお母さんたちは観ておくといいかも!

 


『ロイヤルファミリー』

2011-11-17 20:26:12 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

チソン主演の『ロイヤルファミリー』を観ました。

 

     

 

これってチソンのために書かれたドラマなの?

っていうくらい、いや~~~、チソンがエリート検事&弁護士ハン・ジフンの役にとてもよく合っていて、

これがまたカッコいいんです。

正義感が強くて、賢くて、一途で、優しくて、行動力があって、顔がよくて、スタイル良くて・・・・

 

何なんだ、この男は~

 

元々、チソンは子犬のようなかわいい目をしていると思っていたのですが、

このドラマの中でずっと支援してくれたキム・インスク(ヨム・ジョンア)を見る時の目が愛くるしくてかわいい~

軍隊に行く前はもっと細いイメージだったんですけど、今回見たチソンはけっこうしっかりした体つきになっていました。

恐るべし!軍隊!!

 

このドラマは森村誠一の『人間の証明』をモチーフにしたもので、

韓国トップクラスの財閥一家(ロイヤルファミリー)を舞台にして繰り広げられる、

家族の愛や絆、社会正義や人としての尊厳など、とっても深~いところを追及しているドラマです。

ミステリー仕立てで、一気に状況を説明するのではなく、ジフンがひとつひとつ真実を掴んでいく目線でストーリーが展開していて、

スカ~~~っと気持ちいいほどの逆転劇などもあり、ドキドキワクワクではないんですけど続きがとても気になるドラマでした。 

 

あらすじは・・・・

誰もが憧れる財閥一家の妻だけど名前ではなく「K」と呼ばれ息を殺して生きてきた、

大韓民国最高のロイヤルファミリーJK一族の次男の妻キム・インスク。

彼女は、少年院出身のエリート検事で孤児のハン・ジフンを保護し育ててきました。

ジフンとインスクは、血のつながりはありませんがその絆はとても強く家族同様の存在でした。

まるで恋人のように、いえそれ以上、夫婦よりも深い信頼で結ばれていたんですね。

インスクの夫が事故死したことをきっかけに、家族の中でのインスクの立場や人間扱いされない事実を知ったジフンは、

彼女を“ロイヤルファミリー”という地獄から救おうと、JKの顧問弁護士としてロイヤルファミリーに入りこみます。

18年間で与えられた苦しみの復讐を始めたインスクを助けていくうちに、ジフンにとって辛い事実が明らかになっていきます。

インスクが徹底して隠す過去は、孤児になるしかなかったジフンの過去とも関係していました。

信じ続けてきたインスクへの疑惑と、それでもまだ信じたいという気持ちが葛藤する中、ジフンが出した結論は・・・・

 

 

インスクとロイヤルファミリーとの闘いなんですが、ここの男たちはちょっと情けなく、実際は女の戦いなんですね。

でもそれはよくある嫁姑、そこに小姑が加わってさらに嫁たち同士もイヌとサル・・・っていうのではなく、

JKグループの事業をめぐっての攻防なんです。

その駆け引きが面白く、かなり引き込まれました。

 

そんな中でのジフンのインスクへの思いが男としての想いであると気付いていくところは、

このドラマの中では数少ない“ちょっとドキドキ”で救いでした。

 

そして試されるインスクの母としての愛。

愛する人を最後まで信じたいと思うジフンの葛藤。

自分のせいで一人の人の人生をいばらの道に進めてしまったと思い、そばで守り続けるオム執事。

それぞれの愛が、ことさら大きな声で表現されるのではなく、その行動や表情で表わされています。

 

最終回、ジフンの言葉。

 

   “人間”としてはやめて“人”として生きないか。 “人間”という言葉は負担だ。

   気高くいなければいけないし、完璧でいなければいけないし、冷たい感じがする。

   “人”という言葉は、どこか、においがあって弱くて、でも愛おしくて温かいところがあるだろう?

 

そうなんですよね。

肩の力を抜いてちょっとは休んで。

時にイヤな自分がいてもそれを受け止めて。

でも、いつも誰かを愛していて。

それが“人”として生きるってことなんだろうな、って思います。

 

ラストは、「俺がどこへ行こうとしてもあなたがついて来て。分かった?」・・・・ジフンはインスクにそう言います。

これからの未来に希望を感じて、しっかりと手を握り笑い合っているジフンとインスクの笑顔がとても綺麗でした。

 

でもね・・・・

 

ラストの幸せそうなふたりを思いだすと、とても胸がしめつけられます。

 

 


「49日(邦題:私の期限は49日)」

2011-11-04 00:29:59 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

韓国ドラマ「49日」を観ました。

後半の11話~20話はほぼ1日で一気に観てしまいました。

何だろう、この不思議な余韻は・・・・

     私の期限は49日

 

話の大まかな筋を言いますと・・・・

主人公のシン・ジヒョンは婚約式を終えて結婚に向けて幸せの絶頂にいたんですが、

突然の事故によって植物状態になります。

しかし、49日間の猶予を与えられ、その間に真実の涙を3人分集めれば目覚めることができると言われ、

他人(ソン・イギョン)のからだを借りて心から愛してくれる人たちの涙を集めるための49日が始まります。

その過程で、婚約者と親友の裏切りを知り、その婚約者によって窮地に陥る父の会社を救おうと奔走し、

自分を嫌っていると思っていた旧友(ハン・ガン)との愛に気づく・・・というものです。

 

まず、キャスティングがとても良かったです。

 

前にも言いましたように、私、チョ・ヒョンジェさんが大好きです。

賢そうでお育ちの良さそうな顔立ちと雰囲気がすごく好きなんです。

今回もとても有能な建築デザイナー、ハン・ガンを演じてました。

しかも小洒落たワインバーのオーナーで。

高校の時からジヒョンが好きだったんですけど、いつもケンカしていて、でもとても感謝していて。

それでジヒョンが植物状態になっても絶対に目を覚ますと信じていて、

いつもジヒョンが好きだったピンクのバラを持ってお見舞いに行くんです。

こんなすてきな人にしょっちゅうお見舞いに来てもらえるなんて・・・・

羨ましい限りです

 

そして、ソン・イギョン役のイ・ヨウォンさん。

ジヒョンがイギョンに憑依するお話なので、本来のイギョンとジヒョンが憑依したイギョンの2役を演じています。

ジヒョンは底抜けに明るくてはつらつとしているんですが、イギョンは恋人を亡くしてから抜け殻のようになってしまって、

5年間 “ただ生きている”・・・という生活をしています。

なので、まったく違う性格の二人なのでその表情の変わり様が見事でしたね。

イギョンの時は本当に胸が締め付けられるほど切ない気持ちになりましたし、

ジヒョンの時はとてもとてもかわいかったです。

高校生の制服も良く似合っていて、もうすぐ7歳になる娘さんがいるとはとても思えません。

 

そして、スケジューラー(ソン・イス)を演じたチョン・イル。

もしかしたらこのドラマのイチ押し!かも。

良い味だしてました~!

スケジューラーっていわば“死神”なんです。亡くなった人をあの世へ送るエレベーターに乗せる人。

あ、“人” じゃないですね。

このスケジューラーが、死神のくせにカッコいいんですよ、これが。

出てくるたびに衣装が違っていてめっちゃ似合っているんですね。

で、ジヒョンが乗り移っている時のイギョンとの軽快な会話がおもしろくて楽しくて。

でも、楽しいだけじゃなかったんです。

このスケジューラーにもとてもツライ過去が・・・

 

他にもジヒョン役の元See Yaのナム・ギュリや最近よく見かける、ジヒョンの婚約者ミノ役のペ・スビンなど、

けっこう役者さんは見ごたえある方たちでした。

 

 

では、お話の感想を。

このドラマは伏線が多くあり、それが物語の結末にとても重要になってくるので詳しくは語りません。

が、ひとつひとつの伏線が繋がってくる度におもしろさが増してきました。

真実の涙を探すことが、本当に愛してくれる人を見つけることになり、

ハッピーエンド!っていうのがこういった話の定石ですが、このドラマは・・・・

 

姿はイギョンなのにどうしてもジヒョンを感じてしまうハン・ガンですが、

事実を明かせない事情があると察して(バレたら即あの世行きなのです)、だまってジヒョンを助けます。

ジヒョンもしだいに彼へ気持ちが向くのですが、

結局二人はシン・ジヒョン、ハン・ガンとして気持ちを伝えあうことはありませんでした。

想っていても言うことができないもどかしさ、伝えることができなくてもただひたすら愛する人のために尽くす姿。

愛する人を悲しませないようにあえて何も言わずにいる・・・・とても深い愛でした。

でも、言葉で伝えなくてもお互いの気持ちは十分わかっていましたから、

それはそれで幸せだったのだろうと思います。

 

そして、ソン・イギョンとスケジューラー、ソン・イスの関係。

なぜジヒョンが憑依する相手がソン・イギョンだったのか。

最後にわかるジヒョンとイギョンの関係。

う~ん、絡み合っていました。

ちょっと話できすぎ!の感もありますが、まあそこは韓ドラですから。

 

このドラマは号泣!ではありませんでしたが、

後半はいつも気がつくとじわ~っと涙が滲んで・・・・そんなドラマでした。

中でも、スケジューラーとソン・イギョンについては、ただただ切ないばかりで・・・・

これだけでもドラマ一つ作れるんじゃない?って思わせるエピソードでした。

この二人の演技、とても光っていました。

 

ラストについては、これってどうなのかな~とも思いますが、納得しましょう!って感じで。

コメディータッチなところもあり、泣けるほどシリアスなところもあり、

そして、裏切り役の二人もいるんですが、この二人も切って捨てたくなるような最悪な悪人ではなかったので、

ムカつきながら観ることはなく、良いドラマでした。

おススメです。

けっしてチョ・ヒョンジェさんが出ているからっていうだけではないですからね。

 

ジヒョンは植物状態の49日の間、魂が幽体離脱しています。

そして、病室で自分を思って嘆き続けている両親を見てジヒョンもまた心を痛めているんですね。

ちょっとオカルト的な要素なんですが、全然そんな感じはなく、

ああ、もしかしたらそういうこともあるんじゃないかしら・・・って思いました。

仏教の世界でも、人は死を迎えると49日は魂としてまだこの世に存在していて、

49日経つと仏様になってあの世に行かれる。って言いますよね。

いつまでも嘆き悲しんでいる姿は、亡くなった人の魂をこの世に留めてしまい安らぎを与えられないのかな、と。

このドラマの49日は植物状態での49日であって亡くなったわけではないのですが・・・・

 

 

余談です。

チョン・イル、ちゃんと見たことなかったんですけど、意外にカッコよくて演技も上手いかも。

「お嬢さんをお願い」は、主役二人が苦手で観る気にはならないので、

「美賊イルジメ伝」でも観ようかしらって思っています。

そしてこのドラマの冒頭でチョン・イルがビルの屋上でギターを弾いているんですけど、

どう見ても命綱らしきものが見当たらない・・・・

ワイヤーなしで42階の屋上で撮影したそうです。

ひぇ~~~~!

 


ピダム‥‥ ~善徳女王~

2011-10-05 10:16:48 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

『善徳女王』を観終わりました。

最終話は号泣でした。

こんなに泣いたのは久しぶりです。

 

タイトルは『善徳女王』ですが、私にとってこのドラマは、

前半はミシル、後半はピダムが主人公でした。

 

ミシルは自分の夢のためには誰も信用していなかったし、愛情も抱いてはいなかったのでしょうが、

唯一、ピダムには愛情を持っていたんですね。

そのミシルのピダムへの母としての愛情が、結果として自分の破滅に繋がってしまったのですが‥‥

ピダムを助けたことによって死を迎えることになったミシルは、ある意味、幸せを感じていたのかもしれないです。

その最期の時でさえ、言葉は冷静でしたが、ミシルはピダムのことを心配していました。

“人を得るために国を得るのは危険だ”と。

そして結局その通りになりピダムは‥‥

 

ピダム。

とても弱い人でしたね。

いつも誰かに認めて欲しくて、信じて欲しくて、愛して欲しくて、そのために一生懸命にあがいて‥‥

あれだけ知略に長けて状況を冷静に見極められる人なのに、

トンマンの裏切りを知らされると(策略でしたが)冷静な判断力を失ってしまいました。

子供の頃からいつも抱いていた“捨てられるのではないか”という不安とトンマンへの愛情の強さが、

ピダムの判断を狂わせてしまったんですね。

トンマンに信じて欲しいという強い思いを抱いていながらも、結局トンマンを信じ切れなかったピダム。

でもトンマンは最後までピダムを信じていたと聞かされ。

その後悔と絶望とトンマンへの愛があまりにも深すぎて、観ていて辛いばかりでした。

最後に伝えたかったトンマンへの言葉。

ただ、「トンマン」と名前を呼んであげたかった‥‥

そうすることは反逆行為だから誰もできないと、でもトンマンが心からそうして欲しいと願っていたこと。

「愛している」とか「すまない」とかそういう言葉ではなく、ただ名前を呼ぶだけ。

でもそれはトンマンとピダムだけが知っている、どんな言葉よりも深い愛の言葉ですね。

トンマンまであと70歩‥‥あと30歩‥‥10歩‥‥

傷つきながらもまっすぐトンマンに向かっていくピダム。

それを、心の動揺を隠しながら見つめるトンマン。

「トンマン‥‥トンマナ‥‥」

伝えたかった言葉がトンマンにとどくところまではたどり着くことができなかったピダム。

あ~~~もうここで号泣もピーク!

しっかりとトンマンを見つめながら息絶えたピダムはどんな思いだったのでしょうか。

 

やっぱり私にとってはこのドラマは“善徳女王”を通して描かれたピダムのトンマンへの愛のドラマでした。

それにしても切なすぎる‥‥ 

 

【ピダムの心からの笑顔】

 

信頼できるピダムにしか任せられない任務だと言われて。

「子供のようだ。そんなにうれしいか」

「私を信じてくださるから」

 

 

【ピダムの涙】

 

ミシルが亡くなり。

「王女にまで必要のない人間になってしまったら‥‥」

 

都から避難するよう説得しながら。

「私の真心と女王を守りたい心が、もう、見えないのですか」

 

 

【トンマンとピダムが幸せだったほんの短い時間】

 

眠れないトンマンの胸を優しくトントンしながら。

 

 

【心はトンマンへ】

 

死を覚悟でトンマンの元へ。

「伝えるべき言葉を伝えられなかった人がいる。その言葉を伝えに行くのだ」

 

 

ピダム‥‥ 

 

 

 

 


『きみはペット』ポスター その2

2011-10-04 16:21:07 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

『きみはペット』のキャラクターポスターが公開です。

 

     

 

キム・ハヌルとチャン・グンソク、それぞれのポスターです。

 

キム・ハヌル、Sexy~~~

脚、ほっそ~~~い

何年も顔も体形もまったく変わっていない感じです。

うらやまし~~~

 

そして、グンソクくん。

相変わらずこの映画に関しては、かわいい~~~って言葉しかありませんね

こんなペットだったら当然、欲しいです

毎日が楽しくてしょうがないでしょうね~、きっと。

絶対、甘あま~~なご主人様になってしまうだろうな‥‥

 

☆たちがペットだったら‥‥

 

妄想のスイッチ入りそうです‥‥

 

 

 


『フルハウス 2(仮題)』

2011-10-01 10:30:06 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

『フルハウス』の続編が制作されるそうです。

 

『フルハウス』続編、主演にノ・ミヌ&ファン・ジョンウム

 

RAIN(ピ)とソン・ヘギョが出演し国内外で大ヒットしたドラマ『フルハウス』(KBS、2004)。

その続編にノ・ミヌとファン・ジョンウムが出演することが決まった。

二人が所属するコアコンテンツメディアが発表した。

『フルハウス2』(仮題)はキム・ジョンハクプロダクションが制作の準備をすすめているものの、

いつ、どの局で放映されるかなど、具体的なスケジュールは未定。

     

 記事はここより。

 

『フルハウス』にはずいぶんハマりました

はつらつとしたソン・へギョがめちゃくちゃかわいくて

“フルハウス”も素敵な家でした。

 

続編ってことは登場人物の設定はそのままなのかな~?

とすると、まったく別な印象の二人のキャスティングですね。

 

ノ・ミヌは『パスタ』でおなじみですね。

前に“長髪の似合う男子”でさゆりさんから推薦のコメントをいただきましたね~。

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『霜花店』にも出演していたみたいなんですが、気が付きませんでした

前作のRAINと比べるとずいぶんとやわらかな感じのするイ・ヨンジェになりそうですが、

イケメン大好きな私はかなり楽しみです

 

ファン・ジョンウムさんは出演していたドラマも観ていたんですが、

すみません、よく覚えていません 

 

 

 


『赤と黒』 ~キム・ナムギル~

2011-09-18 22:40:22 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

NHKで放送されていた韓国ドラマ『赤と黒』。

最終回があの衝撃的なお知らせがあった日だったので感想を書くのが遅くなりました。

 

ネタバレもありますのでご注意を!

 

観終わって何とも言えない切ない余韻の残るドラマでした。

大体のドラマはどんな終わり方をするのか想像できますが、これはちょっと読めませんでした。

 

ジェイン(ハン・ガイン)とテソン(キム・ジェウク)が上手くいくなんてのは到底あり得ませんから、

テソンが初めから気の毒だな~とは思っていましたし、

テラ(オ・ヨンス)もテソンと同様、かわいそうな結末に落ち着くしかないんだろうと。

注目はゴヌク(キム・ナムギル)が復讐を果たせるのか、果たすとしたらどんな形なのか‥‥

そして、ゴヌクとジェインは‥‥どうなるの?

 

なんて思っていたら、

えっ?

ゴ、ゴヌクって会長の本当の子供だったの?

じゃあ、テラとは血はつながっていなくても姉弟、モネとは異母兄妹!

わ~~、テソンは会長夫人とは結局何の関係もないのに愛されたくてあがいていたのね。

うっかわいそうすぎる‥‥

 

それでも事実がわかり、ゴヌクがへシンの一員であると認められて、もしかしたら今度こそ幸せに‥‥

 

そんなに甘くはありませんでしたね。

事実を知らないモネの憎しみからの暴走で‥‥

自分に銃を向けているモネに 「もう一度、オッパと呼んでくれないか」。

この言葉、切なかったですね。

実の妹を利用して復讐しようとしていた自分がなんて愚かだったんだろう、

申し訳ないことをした妹に、これからはいい兄として接したい‥‥

そう思たのでしょうね。

でも、そのモネの手に握られていた銃で、結局ゴヌクは死ぬことになるなんて。

 

そしてゴヌクの最後の優しさ、モネを最後までかばうこと。

重傷を負いながらも家を出て誰にも見つからないようにして死んでいく‥‥

ジェインにはアメリカに行くと書き残して。

みんなはどこかでちゃんと生きていると思っているんです。

やっと身元不明の遺体となって発見されても、生きていると思っているみんなにはわからない。

 

結局ゴヌクは誰にもみとられず死んでいき、その死すら知らないために誰にも泣いてもらえずに。

 

とてもとても切ないラストでした。

このゴヌクという人のあまりにもかわいそうな人生を思うと、切なくてため息ばかりでした。

 

このドラマを観ようと思ったのは、前にも書きましたがキム・ジェウクとオ・ヨンスが観たかったから。

でも、観終わった時のイチ押しはキム・ナムギルでした。

全体を通じて冷たい表情が多いんですけど、ちょっとした瞬間に“ふっ”と微笑んだ時の目が素敵で。

いろんな表情のすべてが魅力的でした。

あと、なんたってめちゃくちゃスタイルがいい!!

なんと脚の長いこと、長いこと、長いこと!!!

 

よく考えたら私、このキム・ナムギルの作品、けっこう観ていたんです。

イ・ハンという芸名で出ていた『がんばれクムスン』、『恋人』、『後悔なんてしない』。

キム・ナムギルになってからの『美人図』、『暴風前夜』など。

特に好きではなかったけど、とにかく演技に引き込まれました。

 

そして、今度はこの『赤と黒』で完全にこの人を観てみたいと。

なので、これから『善徳女王』を観ようと思います。

う~~、な、長い‥‥

 

 


「ただあなただけ」ポスター

2011-09-05 18:28:03 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

今日はやたらと映画のポスターが気になります。

 

ソ・ジソブとハン・ヒョジュの映画「ただあなただけ」のポスターです。

とてもきれいですね。

「華麗なる遺産」の元気はつらつなヒョジュちゃんとはまた違った、大人の雰囲気のヒョジュちゃんです。

 

 

素敵です

 

あ、私はソ・ジソブが大好きだというわけではないんですが、ただ、良いものは良い!

という目線なんです~。

 


韓国ドラマ 「オー!マイレディー」

2011-08-26 16:29:24 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

韓国SBS『オー!マイレディー』がDVDレンタルになったので観ました。

また3日間のイッキ観です。

ひとことで言うと、おもしろかった!です。

 

オーマイレディ

 

【あらすじ】

ソン・ミヌ(チェ・シウォン)は人気絶頂のイケメンスター。でも、演技は下手な大根役者。

そのミヌのところに、家政婦として派遣され、やって来たのがバツイチ子持ちのおばさん、ユン・ゲファ(チェリム)。

有名人の家とは知らないゲファは本人が帰宅し驚く。

ところが仕事の途中で娘から急を要する電話が入り自宅に戻ったら‥‥ 

家賃の滞納で家を追い出されてしまったゲファは、元夫に頼み込んで娘を預かってもらうことにする。

就職支援センターの手違いでミュージカル制作会社に紹介されたゲファだったが、必死に雇って欲しいと頼みこんで。

その時、ミュージカル制作会社の次回作品にミヌのキャスティングを考えている事を知ったゲファは、

彼と知り合いだとポロっと話してしまう。

それを聞いた社長のユ・シジュン(イ・ ヒョヌ)は、ゲファに「ミヌを連れてきたら、採用しよう」と言うのだが・・・。

 

【キャスト】

ソン・ミヌ … チェ・シウォン(Super Junior) 自己中で大根役者なスター。

ユン・ゲファ … チェリム バツイチで子持ちの35歳。ミュージカル制作会社のミヌ担当。

イェウン(ミヌの娘) … キム・ユビン ミヌの元カノとの娘。突然元カノから預けられる。

ミンジ(ゲファの娘) … パン・ジュンソ ゲファの仕事が軌道に乗るまで父親のもとへ。

ユ・シジュン … イ・ヒョヌ ミュージカル制作会社代表。一見冷たいがゲファを理解している。

 

 

以前は好きな俳優さんを観るパターンが多かったんですけど、

最近は映画などがそれでちょっと失敗していて‥‥

ドラマも俳優さんで選ばずに観たら、あら!おもしろいじゃないっていうのにめぐり会ったりして。

で、今回もストーリーが私好みのラブストーリーだったので観てみようと思っていました。

 

実はSuper Junior で知っているのはカン・インくらいしかいなくて、

チェ・シウォンを見ても全く記憶にありませ~んの顔でした。

きれいかわいい系が好きな私としては、ちょっと “う~ん‥‥” 的なお顔立ちで‥‥

 

それが、お芝居ってスゴイですね

観ていくうちにだんだんすてきになってくるんですよね~

実際ドラマの中でも、最初はどうしようもない自己中なスターだったのが、

少しずつ変わって来るにつれ表情が大人な頼れる顔つきになってきて

それになんてカッコいいんでしょう

何を着ても良く似合っていて。

ダンスシーンもさすがです。

 

このドラマ、私にとってはまさにタイムリーな内容でミュージカル制作がストーリーの芯になっています。

キャスティングの事や公演までの練習風景やいろいろ。

ああ、ソンジェも今こうしてお稽古しているんだわ、なんて考えながら観ていました。

 

内容的には、主人公たちが困難に陥るエピソードも割とさら~っと解決して観ていても “辛くてたまらない ”

なんてことにはならず、気持ちよ~く観ていられました。

注文をつけるとしたら、ミヌの自分の娘に対する愛情がだんだん芽生えて大きくなっていく過程を

もうちょっとたくさんのエピソードで物語って欲しかったなって。

 

そのミヌの娘役のお譲ちゃん、ものすごーくかわいかった

キャスト このお譲ちゃんです

 

精神的なショックで言葉が話せなくなったっていう設定なので、

ドラマの中では、「うん、おばちゃん」と「うん」の二つしかセリフがないんですけど、

座っているだけでかわいい~~~ でした。

 

 


韓国ドラマ「赤と黒」

2011-08-23 10:44:29 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

韓国ドラマの「赤と黒(原題:悪い男)」が9月4日からNHK BS プレミアムで放送開始になります。

      NHK公式ホームページです。

 

【ストーリー】

野望のために執念を燃やす男ゴヌク。

幼い頃、海神グループに捨てられた息子という誤解で、海神グループの養子となり、

後継者として夢のような日々を過ごしたゴヌク。

しかし、遺伝子検査でそれが偽りなのが分かると、後継者の席から容赦なく引きずり落とされる。

その後、当然のように自分の物だった海神グループを取り戻すため、彼の緻密な計画が始まった。

明るく愛らしい感性とあどけない性格の海神グループ末娘モネと海神グループの長女として

父の事業のための政略結婚を黙って受け入れたテラ。

モネは急に空から自分のヨット上にパラグライディングに乗って不時着したゴヌクに

心を奪われてしまう。

テラは分別のない妹の心が気にかかる。

海神グループの後継者でみんなの注目を引くが,

庶子と言う理由で一度も家族の愛を感じることが出来ずに育ったテソン。

孤児院出身であるソニョンを愛したテソンはソニョンが自分と結婚すれば

むしろ不幸になるはずだと思い彼女と別れることを決心する。

しかし、ソニョンはテソンが住むオフィステルで投身自殺をする。

テソンは自己嫌悪に落ち日本に向かう。

ある日、妹のモネが恋に落ちたと言う相手ゴヌクが、彼の遂行秘書として日本に来るようになり

ゴヌクと一緒にやって来たチェインと偶然に会う。

 

キャスト

 

シン・ゴヌク(キム・ナムギル)

    

    アクションスタントマン。29歳

    外国語実力まで兼ね揃えた優れた才能の持ち主。

    幼い頃、大財閥家の息子として養子になるが後に追い出され、

    その心の傷で海神グループに対する復讐を夢見る。

    完璧なボディー、悩殺的な笑みと悪魔的なカリスマで、

    すべての女性達を虜にする魅力の持ち主。    

    成功のためなら愛など必要ない。

      愛してはいけない女、自分とあまりにも似ているチェインがしきりに気に なる。

 

ムン・チェイン(ハン・ガイン)

    ムン・ジェイン


    美術館アートコンサルタント、29歳 

    名門大を卒業したが平凡な家のチェインに世の中は甘くなかった。

    財閥の家のように優雅に暮らしてみたいが、チェインには夢のようなものだ。

    海神グループの隠された息子ホン・テソンに近付いてみたが、彼はテソンではなくゴヌクだった。

    偶然に日本で本当のテソンに出会うが、

    財閥後継者と結婚しようとする俗物的な目標と自分の弱点をすべて見せてくれたゴヌクに

    何故か引かれていく自分に気づく。 

 

ホン・テラ(オ・ヨンス)


    ホン・テラ


    海神グループ長女。35歳

    財閥家の娘たちがする ように、彼女も愛ない政略結婚を当然のように受け、

    一児の母と同時に妻として暮してきた。

    しかしゴヌクに出会い、ただ一度も震えたことのなかった心が震え始める。

 

ホン・テソン(キム・ジェウク)


    ホン・テソン


    海神グループ後継者。29歳

    海神グループの後継者で羨ましいことすべてを持っているが、

    家族の愛をただ一度も感じてた事がなく、寂しさを抱えている。

    唯一、頼って愛していたソニョンの自殺によって、現実逃避のため日本行へ向かう。

                                                      記事の元はこちらからです。

 

野望と復讐劇、そこに愛情が絡まり合う‥‥

最近観ていないタイプのドラマです。

キャスティングにとても惹かれて、韓国での放送から観たいと思っていました。

これをNHKでやるなんて思いませんでしたね~。

NHKって言えばやっぱり時代劇!と思っていたものですから。

しかも、連続放送!

イッキ観ができる

ドラマ20話なんてDVDで2~3日で観れる私としては、毎週1話ずつの放送はイライラして‥‥

精神衛生上でも今回の放送はgooです。

 

主役のキム・ナムギルさんもいいんですけど、私はやっぱり キム・ジェウクです。

妖艶な感じのきれいな顔立ちとみごとな日本語

「コーヒープリンス1号店」で見た時、“あれ?日本人なの?” って勘違いしたほど。

今回は日本でのロケもけっこうあったみたいなので、またあの流暢な日本語が聞けるかな~

私が長髪が似合うと思う数少ない男性の一人です

 

それからオ・ヨンスさん、大好きです。

韓国の女優さんで一番好きな人です。

この人も、とても綺麗な顔立ちをしていらして、声と上品な話し方がすごく好きです。

社長令嬢ということで、役としてはピッタリだと思います。

 

が、このドラマでは二人ともとてもつらい役どころみたいですね~

なんとかしあわせな結末を迎えてくれればいいんですけど‥‥

いつもは先の展開が気になって、レビューをさがして読んでしまうんですが、

今回はそれは我慢しようかな~。

 

 

 

 

 


ホームシアター その2

2011-07-17 13:50:38 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

また昨日の夜、家族でホームシアターしました。

 

今度は 『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』 です。

 

はあ~~~~あ  

 

うちの旦那さまが借りてきた時、私、そう思いました。

いくら夏だからって妖怪映画観る気にならないわって思っていたら、

それはそれはそれはタイトルからは想像もできないくらい感動的な内容でした

 

あらすじ、ざっくりと。

女子高生の楓(北乃きい)は、妖怪・濡れ女(寺島しのぶ)によって、

手にウロコができそのままでは死んでしまう呪いをかけられてしまいます。

そんな相談を受けた鬼太郎(ウエンツ瑛士)たちは、その呪いに封印するために、

いにしえの楽器を集めて“護人囃子の儀”を行おうとします。

早速、仲間と楽器を探す鬼太郎でしたが、その過程で千年前の濡れ女の悲劇を聞かされます。

人間の海人(萩原聖人)に恋をした濡れ女は、人間となって夫婦となりました。

しかし、彼女が妖怪であると知った村人たちは、“鬼道衆”に依頼して二人の仲を引き裂き、

濡れ女を封印したのでした。その時濡れ女は、海人に裏切られたとウソを聞かされ恨みをつのらせました。

そして、楓は“鬼道衆”の末裔であり、それゆえに封印を解かれた濡れ女から呪われたのでした。 

自分の家系の行為を知った楓は、激しいショックを受け、そして“幽霊族”である鬼太郎も先祖は同じように、

人間から滅ぼされたという事実をぬらりひょん(緒形拳)から聞かされ、彼もまた衝撃を受けます。

それでも楓をはじめとする人間たちを妖怪の魔手から守りたいと考えます。

異国の妖怪、夜叉(ソ・ジソブ)との死闘、人間の怨念から生まれたガシャドクロとの闘いに勝ち、

楓は妖怪の魔手から解放されます。

鬼太郎の配慮で、甦った海人と再会を果たした濡れ女は、彼の真実の愛情をようやく知り親子3人で旅立って行きました。

 

というものです。

 

ストーリー自体、おもしろかったのですが、それをさらにおもしろくさせていたのがキャスティングの素晴らしさでした。

何といっても寺島しのぶさんの濡れ女です。

たかが妖怪なんですけど、人間から受けた裏切りに対する恨み、悲しみがものすごく重く感じ取れました。

寺島しのぶさんはあまり好きな女優さんではないので今まで観たことはありませんでしたが、

さすが!たくさんの賞を手にしている女優さんだと思いました。

セリフひとつひとつに力があってついつい引き込まれて観ていました。

この役、寺島さんだったからただの子供向け妖怪物語では終わらなかったと言っていいくらいです。

 

それと、夜叉役のソ・ジソブです。

劇中セリフはいっさいありません。

でも、その存在感はものすごかったです。

オーラってこういうものなんだな~って。

鬼太郎との激闘シーン。ワイヤーアクションもですが、剣さばきのカッコいいことといったら

今まで韓国俳優さんのアクションを見慣れていて何とも思っていませんでしたが、

あらためてその華麗さや鋭さに驚かされました。

おみごとです、ソ・ジソブさん

 

その他の役者さんたちもみなさん主役級のそうそうたるメンバーで、特殊メークの奥の顔を探すのが

おもしろかったです。 


『甘いウソ』

2011-07-08 22:55:29 | 映画・ドラマ (韓国 台湾 日本)

韓国映画『甘いウソ』を久しぶりに観ました。

そう、ソンジェさんがチラリ出演したあの映画です。

私は主演のパク・チニが好きで、そしてパク・チニがずっと想い続けていた先輩の役が

これまた私の好きなイ・ギウですので観ないわけがありません。

レンタル開始と同時に観ました。

 

レンタルは2009年12月ですので、『君にラヴソングを』あたりからしか真剣に超新星を見ていない私は、

もちろんこの時はまだキム・ソンジェを知りませんでした。

かなり後でソンジェさんが出演していた事を知り、かなり必死で思い出そうとしました。

あ~~そういえば “お!かわいいじゃん” って思った男の子いたな~。

それがソンジェさんでした。

好みって怖いわ~~~

 

 

映画の話ですが、記憶喪失のウソまでついて近づいたあこがれの先輩よりも

ずっとそばで見守ってケンカしながらも何かと助けてくれた幼馴染を選んだ主人公ですが、

イ・ギウ好きな私はそれが祝福できず、“ふん” という気分で観終わりました。

 

その相手役、チョ・ハンソンも嫌いではないんですけど、どうも人物設定が私の好みではなかったので‥‥

『オオカミの誘惑』では、カン・ドンウォンよりも素敵だと思いましたから。

なんで女性の下着を売るなんて商売にしちゃったんでしょう

 

パク・チニはとりたててかわいいとか美人ではないんですが( すみません )、

こういうコミカルな演技をするとめちゃめちゃcuteになります。

そういうところがとても好きで‥‥

 

久しぶりに観て、今度はしっかりとキム・ソンジェくんをガン見させていただきました。

もう一度写真を

 かわいいわ~この呆れた顔