さて、件のTDR。
排気のジョイント、サイレンサーのつなぎ目(イチバンココがひどい)、排気口、各所尋常じゃないオイルまみれ状態。
自分で走っていても、先日、かみさんが試乗した後姿見てもオイルの吐出量がハンパじゃない。
ま、整備の基本、バラシと清掃だ。
タール状のオイルに砂が混じり、割り箸とウエス、ブレーキクリーナーでしこしこ。
腐ってたジョイント部分もガンガムで補修。
欠品だったスプリング製のバンドも、ステンワイヤー代用で締め上げる。
あれ???
TDRのミッションオイル点検はウインドウ式だ。
何で、サイドスタンドで立ってるマシンなのに、ウインドウに気泡が見えるんだ???
サイドスタンドがかかっている状態ではウインドウはカラに見えなければならない。
常識的に、オイルの点検は車体が直立の状態で点検するものだ。
クラッチのキレ・タッチの悪さ、異常なオイル噴出状態。
ミッションオイルが入りすぎている時の症状だ。
4ストの場合は「オイル上がり」や「排気の異状」でわかりやすいけどTDRはもともと混合オイルをよく吐くので、わかりにくかったのだ。
車体を直立させて、ドレンからミッションオイルを抜く。
純正指定のミッションオイル量は1000㏄だ。
出るわ出るわ。
500㏄のコーラのペットボトルに溜めてもまだ、オイルの点検窓に上面が出ない。
結局、700㏄くらいになっただろうか。
ビツクリ(笑)。
試乗は名変の都合でできないのだが、オイルまみれ状態からの脱出は確信している(笑)。
あとは、フロントフォーク、だな。