目が覚めると、どうも枕元がうるさい。
話し声がする。笑い声もする。
ふと、起き上がって音のする方を見ると、窓の向こうに小さな部屋があり、
そこで、知り合いのおばちゃんと友達らしきおばちゃん二人が談笑している。
そこは、何かを売る店である・・・らしい。
にぎやかで楽しそうだ。
が、オレの寝ている部屋は2階で、窓の向こうに部屋などない。
おかしーな~ こんな部屋あったっけ?
いつも間にか愛猫おえんと遊んでいる。
随分レトロな雰囲気の昔の病院の待合室のような玄関で。
おれんちの玄関、こうして見ると広いなあ。
なんでこんなに広いんだ?無駄じゃねえか?
何しろ変な玄関だ。
おえんがひっくり返ってニャ~と鳴く。
で、本当に目が覚めて夢だと気付く。布団の横のおえんは本物だった。