昨日の夕方、Ｋやんから電話。
Ｋやんは、以前勤め先で知り合った弟のようなヤツで
どうにも憎めない男である。
「今晩キャンプしませんか？ 突然ですけど」
「えらい突然やん、ひょっとして車来たんか？」
「ええ、そうそう、まあ、ちょっと見せびらかしに店行きますわ」
キャンピングカーを買ったとは聞いていたが・・・
今から自慢話聞かなあかん・・・
来た、ヤツが。
見ろ見ろとうるさいので調子を合わす。
「ね、これ、どう？ これどう？」
「おお！、楽しいなあ スキーとか行くのにええなあ、このテーブル
酒も飲みやすそうやし」
「でしょーでしょー！」
外は寒い・・・
「おお！ええなーサイコー！ じゃ、ちょっと寒いし店の中入ろか？」
「ちょちょっ、ちょっ、こ、これこれ！」
あ～なにやのん
「ちょちょっ、これこれこれ見て下さいよー これを！」（怒）
これ、こうしてね、天井にベッドがありますねや、で、これをこう
持ち上げると、ホレ！テント！ どう！！！！！」
「おー すごいなー 天井高くて酒もうまいやろー」
ところで、メシでも行こうや」 （早く）
近場で食事終了 店前の駐車場に戻る。
「コーヒー飲みたいな～」
「あ、僕淹れますわ、車の中にコンロあるし♪」
店の駐車場でテント持ち上げてルームライト点けた変な車の中で男二人
コーヒー飲むのはいやや・・・
「まあ、たまやしウチ寄ってけよ コーヒーあるしね♪」
カミサン交えて雑談・・・
帰り際、車見せてもらえよ～ 楽しいよ♪
また一から聞かなあかん・・・
「へ～ いいね～ これはなあに？」
「うわー 質問するなー」 （また始まるゾ・・・）
Ｋやん 後ろのドアまで開けましたわ
嬉しいんだな～ こっちも嬉しいんですけどね。
フフ、スキーもキャンプも行けるな
「Ｋやん、オレ、キャンピングカー手に入れた気分やわ～
運転手付きの♪ ウケケ」
