スピナーの部品は3Dプリンタでつくったそうで。
ところで北海道科学大学も元北海道工業大学だったはずですが、東京科学大学はこのネーミング変遷の流れ被ってますね

学会発表、最近は写真・動画撮影禁止、音声録音禁止というところが国内学会では主流になってきています。
注意喚起ということで秋の学会であったことについて書いておこうと思います。
2か月ほど前、北大で開催された化学工学会55回秋季大会において学会員ではありませんが、とある先生の依頼をうけて展望講演をさせていただきました。
発表後にも普段とは研究分野の異なる先生方からも様々な質問や問い合わせを受けて大変良い経験をしたとおもっていたのですが、その中である企業の方が共同研究の可能性もあるので発表した資料を送ってほしいと伝えてきました。
特に疑いなく、共同研究の可能性があるのであればとぜひと思い資料を送ったのですが、それっきり何度か問い合わせても連絡がない(また来週連絡しますといってそれっきりとか)という対応をされました。
資料を送るまではすぐに連絡してきたのに、そういう態度かと・・。
まぁむかついたので改めて抗議しましたが、結局のところ発表資料を無償で得たかっただけのようでした。学会事務局にも報告済
たまに問い合わせてくる会社とかでもできるだけ金をかけずに、でも何かアイデアや技術は得たいという感じの人はいますね。まぁできるだけ安くというのは分かります。
ただ発表資料とかは一応、知財ですからね。少なくとも初対面の人間にはその人が信用できるかわかるまでは、安易に資料を渡したりするのは避けるべきと肝に銘じました。
注意喚起のために記録しておきます。
かなり更新が滞っていました。
10月はあちこち学会に行きました。コロナ禍もすっかり終わって去年は海外は台湾と韓国、オーストラリアに行っていましたが、これらはいずれも時差はほぼなかったので比較的体力的にしんどくなかったのですが、今回行った海外はドイツとアメリカ(西海岸側)
もう年齢的に体力もなくなってきたのか時差のある地域は結構しんどい。
ドイツの行った先はレーゲンスブルク。
街の雰囲気的は昔ながらのヨーロッパという感じで古めの建物があるのと、昼間からお酒飲んだりのんびりしてる雰囲気が昔いったGreifswaldに似てるような、、似てないような。。
ヨーロッパの歴史的に政治や文化に影響与えた歴史的な街らしい。
学会会場はレーゲンスブルク大学。化学の展示品が多くておもしろい。
アメリカの行った先はサンディエゴ
ハロウィンだったからなのか、メキシコの文化なのかよくわからなかったガイコツ。。
先日、仙台で研究会によばれて発表してきました。
で、非常に勉強になる研究会だったのですが、その後の懇親会でとても偉い某教授が鞄から徐に本を取り出し、宣伝を始めました。
機動戦士ガンダム 宇宙世紀vs.現代科学 | 伊藤篤史, 笠田竜太, 金子俊郎, 福田努, 小池耕彦, 坂本貴和子 |本 | 通販 | Amazon
そう、ガンダムのビームサーベルはプラズマなのです。
主に私より少し上の世代(今の50歳前後くらい)の人にとってガンダムはまさにタイムリーな話題のようで、ミノフスキー粒子とかIフィールドについて熱く語ります。
(言ってることはまぁわかるのですが、、あまりに熱くてちょっとついていけないこともあります笑)
私も子供の頃SDガンダムとかカードダスとかでは遊んでましたが、リアルガンダムは実はよく知りません・・(小声)
しかしそんなに熱く語るなら買ってみるかということで、早速amazonでポチりました。
4歳児に果たして内容がわかるか・・(今はウルトラマンと仮面ライダーに夢中。。)
まして2歳児には・・
まぁでもこれから研究室に配属される大学生や高校生に少しでもプラズマに興味をもってもらうのは悪いことではないと思います。
AIとかそういった技術が広がってきて、大学の偏差値や人気はそういったところに敏感に反応します。
今年の東工大の情報系の倍率とか、前期試験なのに高すぎるような気もするのですが。
ただ実際、AIとかそのものの研究というのも魅力的ではあると思いますが、多くの分野で機械学習等を利用した研究は進んでいるわけで、高校生とかにはそういった事実・情報がもう少し伝わるといいのになぁとは思うところです。
実際、私の所属する機械知能工学科も例年通りおそらく機械系の研究室が大人気でしょう。まぁロケットとかロボットとかそういったことが魅力的なのはわかります。
だがしかし、量子系にも色々魅力的な研究室はたくさんあるわけで、やる気・野心に溢れる人が配属されてくるといいなぁと思ったり。
ガンダムのビームサーベルではないですが、昔、飛行機大好きな学生と缶コーヒーのオマケを買って、改造してこんなプラズマを作ったことはありました。