学会発表、最近は写真・動画撮影禁止、音声録音禁止というところが国内学会では主流になってきています。
注意喚起ということで秋の学会であったことについて書いておこうと思います。
2か月ほど前、北大で開催された化学工学会55回秋季大会において学会員ではありませんが、とある先生の依頼をうけて展望講演をさせていただきました。
発表後にも普段とは研究分野の異なる先生方からも様々な質問や問い合わせを受けて大変良い経験をしたとおもっていたのですが、その中である企業の方が共同研究の可能性もあるので発表した資料を送ってほしいと伝えてきました。
特に疑いなく、共同研究の可能性があるのであればとぜひと思い資料を送ったのですが、それっきり何度か問い合わせても連絡がない(また来週連絡しますといってそれっきりとか)という対応をされました。
資料を送るまではすぐに連絡してきたのに、そういう態度かと・・。
まぁむかついたので改めて抗議しましたが、結局のところ発表資料を無償で得たかっただけのようでした。学会事務局にも報告済
たまに問い合わせてくる会社とかでもできるだけ金をかけずに、でも何かアイデアや技術は得たいという感じの人はいますね。まぁできるだけ安くというのは分かります。
ただ発表資料とかは一応、知財ですからね。少なくとも初対面の人間にはその人が信用できるかわかるまでは、安易に資料を渡したりするのは避けるべきと肝に銘じました。
注意喚起のために記録しておきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます