株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その390.感性+知識=怖いものナシ

2018-09-05 07:24:25 | 制作会社社長の憂い漫遊記
マンションの窓から台風というものを初めて見た。
窓から見ていると街路樹がなぎ倒され、バス停の屋根が折れて崩れた。
竜巻の映像さながらで様々なゴミが宙に舞っていた。
2時間ほどで過ぎ、雨は夕方には止んだが
外に出ると爪跡がくっきり残っている。
弊社は前日朝にすでに臨時休業を宣言し
台風に備えて打合せや納品を済ませていた。


 ▲バス停崩壊

 ▲どこかの屋根が中庭に落ちていた

 ▲いたるところで街路樹が倒れた

どんなに元気でイケイケの時でも、
ふとした時に不安や苦しみが忍び寄ってくる。
生きていると誰でも何かしらの不安や苦悩を引きずることになる。
やっと解消しても、また新たな悩みが生まれてくる。
動けば動くほど、コミュニケーションを取れば取るほど、
楽しくもあるが、同時に不安も生まれてくる。

弊社に見習いがやってきた。
3ヶ月バイトで働いてもらう、いわばお見合い期間。
弊社の様に小さい会社は入社後すぐに
「合わない」と辞められると大損害だ。
また弊社の様に小さな会社に入ろうとする若者にとっても
会社から「君はむかない」となると、
貴重な時間を無駄にすることになる。
そのためのお見合い期間だ。

社会に出るといろんな人に出会う。
基本的には会社という簑を着ているので
なかなか本性は見えないが
私生活に戻ったり、怒りを感じると本性が出る。
チカンに「君は誰だ?名のれ」と叫ぶより、
「君はどこに勤めているのだ?」と言う方が
たじろぐと聞いたことがある。
今では、何をするかよりもどこに属するかの方が
重要と考えている人が多いのだろう。

働くと対価として給料がもらえる。
しかし給料のために働くと人生は貧しくなる。
あまり儲からなくても自分が楽しいと思う仕事につく方が
人生は百倍厚みを増す。
私の子供たちはまだ人生の緒に付いたところなので
迷いながら生きている。
親が感じるほど、当の本人はあまり悲観的ではない。
夢があるから相殺してもなお楽観的になれるのだろう。
あるいは知らないことが最強の武器なのかもしれない。
それでも自信の持てない時期に
将来の選択をすることに不安になるのは致し方ない。
仮に大企業に勤めたとしても、合わなければ辞めてまた働けばよい。
ただ、働くのを止めたり、適当なのは人生を無駄に過ごすことになる。
さらに、怠惰は怠惰を生む。
一生懸命に働けば天職にも出会えるし、刺激を受ける人にも出会える。
給料も仕事も人もついてくる。働く姿を必ず誰かが見ている。
腐らず焦らず、一生懸命に働けばよい。

未来は誰にも見えない。
しかし昨日までと今に対する歩みが絡み合って明日は生まれてくる。
今をしっかり歩めば、少しは未来が見えるかもしれないし
夢も近いものに感じられるだろう。
そのためにはまずは一生懸命働くことだ。
何になりたいかを決めて、夢に向かって歩む人は数少ない。
自分が何者なのかもわからない人の方が圧倒に多い。
しかし一生懸命働けば夢が描けるようになる。
時が経つのも忘れ、ワクワク生きられるようになる。
若者たちよ、人が人であるために、一生懸命働こう。怠けてはいけない。
そうすれば必ず今持つ感性に知識が加わり、怖いものナシになれる。

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