株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その63.女流スタッフ

2012-10-25 15:57:32 | 制作会社社長の憂い漫遊記
私がこの世界に入った30年前は男性の世界だった。 映画監督やTVドラマの脚本家に女性はいたが、微々たるもので 男性社会であった。 というのも昼夜を問わず、場所を選ばず、撮影が行なわれるので クリエーターとはいえ肉体労働が主体であった。 何十キロもある照明機材や、撮影機材を担いでの移動は 体力がないとできなかった。 ドキュメントであれば機材を持って危険地帯を歩かねばならなかった。 それでもビデオ機材 . . . 本文を読む

その62.アナログ・ネイティブ

2012-10-24 10:00:55 | 制作会社社長の憂い漫遊記
少々下世話だが、 男が集まって「お前の好きなもんは何や?」と聞きあいをすると 「酒やな」「ギャンブルやな」「女なや」と、昔から相場が決まっている。 「背中に床柱、右手に酒、左手に女、懐に金が男の最高の贅沢だ」 とも言われてきた。 私の場合、まず消去法でいくと、 会社経営という一世一代のギャンブルをしているので わざわざギャンブルをすることはない。 タバコを吸わないのでパチンコや麻雀は環境的に受け付 . . . 本文を読む

その61. 次の目標は会社に肉をつけること

2012-10-19 16:53:53 | 制作会社社長の憂い漫遊記
20年ほど前の泊まりロケといえば、旅館と相場が決まっていた。 今みたいにビジネスホテルもなく、地方では飲み屋や飯屋も少なく、 旅館で朝・夜の二食付き、部屋は大部屋と決まっていた。 撮影が終わり宿に着くと晩飯を食いつつ一献差しながら、 本日撮影した内容について議論し、明日の撮影に備える。 撮影が16ミリフィルムからビデオテープに変わると即再生できるので、 旅館のテレビにケーブルをつなぎ再生して皆で意 . . . 本文を読む

その60.「代打!オレ!」の代打は誰だ?

2012-10-16 08:28:55 | 制作会社社長の憂い漫遊記
人には引き際というものがある。 今年も阪神・金本 知憲選手(44)や ソフトバンク・小久保 裕紀選手(42)など プロ野球選手だけでも146人が引退した。 昔は30歳そこそこで引退したが、体の作り方と鍛え方が進化し、 40歳でも現役を続けている。引退後はほとんどの方が野球関係の仕事につく。 第2の人生だ。 我々の世界では60歳からが監督として磨きがかかる年齢となる。 第2の人生は動けなくなってから . . . 本文を読む

その59.アパッチ砦は今年も1名増!

2012-10-11 09:14:04 | 制作会社社長の憂い漫遊記
インディアンの中でも最強の部族としてその名を馳せるアパッチ族。 騎兵隊が攻めいっても落とせない難攻不落のアパッチ砦。 統率された騎兵隊の手には最強の武器・ライフル銃と腰にはサーベル。 馬に曳いて大砲まで持ってきている。 一方、アパッチ族の武器は弓矢。 そしてどこから手に入れたのかライフルもあるにはある。 しかし、どう考えてもやる前から勝負がついている。 にもかかわらず、アパッチ砦はなかなか落とせな . . . 本文を読む

その58.行動観察における音の重要性について

2012-10-09 08:42:32 | 制作会社社長の憂い漫遊記
私がこの業界に入った30年前、 ようやくENG(Electronic News Gathering)が出てきた。 ENGとは、ビデオカメラとビデオテープレコーダ (VTR) の 組み合わせで、番組素材となる映像、音声を収集するシステムをいう。 特にロケ取材に有効で、日本では昭和40年代から50年代に このシステムが導入され、テレビ番組制作の機動性・速報性は 格段に高まった。 (PRの世界にもフ . . . 本文を読む

その57.デカとしての直感!?

2012-10-02 08:14:20 | 制作会社社長の憂い漫遊記
当社が農業機械メーカーのトップカンパニー・(株)クボタさんと お取引して、かれこれ22年になる。 自動車事故ほど一般的に知られていないが、 農業機械による死亡事故は毎年相当数ある。 その最大の要件は転倒による死亡事故。 トラックから農業機械を乗せ降ろしする時や、 道路からほ場に出入りする時、 あるいは傾斜地を走行中にバランスを崩して機械諸共転倒し、 下敷きになる事故が後を絶たない。 そこで機械にシ . . . 本文を読む

その56.春風駘蕩

2012-10-01 07:13:43 | 制作会社社長の憂い漫遊記
春風駘蕩と書いてシュンプウタイトウと読む。 意味は、人柄がおおらかな様。 零細企業の社長はほとんどが プレーイング・マネージャーだと言っても過言ではない。 少なくとも当社の協力会社の社長は皆さん、 プレーイング・マネージャーで、かつ全ての方が「春風駘蕩」である。 ギスギスした方はおられない。 策を弄して社長をしているのではなく、 人柄だけで持っているといってもよい。しかも例外なく一生懸命働く。 そ . . . 本文を読む