福島の原発からあふれ出した放射能は地球の奥底にまで浸潤し、
太平洋には汚染水がダダ流しになっている。
もはや日本だけの問題ではなくなっている。
太平洋戦争で原爆の被害国が、
65年後、原発の被害国、加害国になった。
人間の利己主義にうすら寒い恐怖を感じる。
私たちは何をすればよいのだろうか? . . . 本文を読む
人の想像力とは何なんだろうか?
私達は映像を生業にしている。想像力が問われる職業だ。
一時は消えかかった映画の火がここ10年で勢いを取り戻し、
アニメーションだけでなく実写劇映画も世界に躍進している。 . . . 本文を読む
お風呂場のロビーはかっての建物をリニューアルしているが、
最初に建てられた時の
職人さん達の名前が刻まれた名盤が残されている。
棟梁の肩書きは「工匠長」となっている。
工の匠(たくみ)の長(おさ)との意味から
親方(棟梁、現場責任者)の肩書きなのだろう。
実に重みがあり、響きのいい肩書きだ。
同義語の「宮大工」は、神社をはじめとする
木造建築物を扱う、特別の技術を持つ棟梁を思い浮かべるが
「工匠長」は町場でコツコツ地道に人が住む家を作る
親方の姿が思い浮かぶ。
「工匠長」にはどこか街の職人さんの匂いがあり
庶民的な感じがする。 . . . 本文を読む
どっかの国が日本の「接ぎ木」をバカにしたらしいが、
病害虫回避からその国も「接ぎ木」を導入するとのこと。
福島の震災で残った松も「接ぎ木」にすれば安価で丈夫な松に再生されたが
それでは劇的でないので、メチャ手の掛かる&金の掛かる方法で
チマチマ再生させているらしい。
「接ぎ木」は作物の持つ貪欲さをプラスに変換する手法だ。
ダメージを与えて生きる力を強くする。 . . . 本文を読む
我が社は大阪市北区大淀にあるが、
昼飯を食うのにいつも一苦労する。
店舗が少ないのだ。
いわば5店舗を毎週ローテーションしているようなもので、
2日連続で同じ店に行くということもあるし、
家で食った晩飯と翌日の昼飯がカブルということもある。
それくらい飯屋が少ない。
がしかし、ことカレーについては激戦区である。 . . . 本文を読む
隣の若夫婦は、楽しそうに子供達と会話しつつ、
時たま「おいしいね」と話しかけている。
子供達は運ばれた料理を食べながら、両親の顔を見て笑っている。
そして両親に話しかける、
「おいしいね」と。 . . . 本文を読む
イベントでは雨は天敵、
しかしこの時期に4~5日あるイベントで
雨が一日も降らないなんてことはまずない。
もう8月だというのに気候が安定しない。
しかし雨が降っても、設営やリハはしておかねばならない。
よって事前に郵送していた合羽と長靴を装着していざ出陣。
設営にとりかかる。 . . . 本文を読む