スケジュール
次の重要なイベントタイミングは今年の「千曲川・犀川災害大規模氾濫に関する減災対策協議会」(4月末、あるいは5月上旬開催予定)であり、そこで今回の飯山水害に対して飯山市や河川事務所からどのような報告が行われるのか、という事の確認となる。
http://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/bousai/gensai/index.html
避難行動や発災時の初動対応についてアンケートを実施〜長野市被災した住民や市職員を対象に、
http://archive.md/pVYrG
長野市はこうして今回の水害について反省し、今後に生かすための行動をとり始めました。
しかしながら多大な被害を出したにもかかわらず、飯山市にはまったくその様な動きは見られません。
長野市対応の今後のスケジュール(案)
12月6日 「情報提供検討部会」の開催、設置
1月頃 避難実態の住民アンケート実施(長野市長沼地区等)
1~3月頃 課題の抽出、対応方針(案)の検討
3月頃 「千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会」にて報告を予定
PS(2020/2/24)
「千曲川逃げ遅れゼロを目指した情報提供検討部会」
http://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/news/kisha/pdf/r11209jyouhou_kentoubukai.pdf
『部会での検討内容
・住民への伝わり方(住民の受けとめ、理解、行動実態)住民アンケート調査
今後のスケジュール
3月頃 「千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会」にて報告を予定』
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飯山市もメンバーになっている自治体で作る新しい部会で今回水害の「住民アンケート調査」を行う事が決まりました。
3月に発表会があります。
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したがって、本来は聞きたくもないのですが、飯山市も住民の声とやらを聞く事になりました。
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台風19号に伴う飯山地区の浸水状況等把握調査〜飯山市の台風19号調査〜2月29日まで
https://archive.fo/MyHGP
さて皆さん、一番大事な事を市役所に要求しましょう。
「市役所は今回水害に関連して、持っている情報を隠すことなくすべて公開すること」全てはここから始まります。
ちなみに、市役所が一番隠したがっている情報は「いつ、だれから 皿川樋門を閉めた という連絡を受けたのか?」という事です。
それが公開されると市役所と河川事務所のウソが見え始めます。
市役所が隠しているウソ(水害の原因)
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飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討・一覧
PS(2020/3/2)
横丁大家さんブログの今日の記事
「家屋被害630件・事業所浸水被害147件〜未だ避難生活をしている人多数〜台風19号被害!」
https://ameblo.jp/mto193914/entry-12578948399.html
http://archive.fo/RwfVp
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2枚目の写真に、皿川樋門が開いていた為、千曲川の水が皿川をJR鉄橋をこえて逆流しそこで水面に垂れ下がった木の枝にふれて白濁している様子が写っています。
そして、この写真は今回が初めての公開になります。<--逆流の証拠写真!!
これで6時5分から9時44分の間は「千曲川の水は皿川を逆流していた」という事が証明されました。<--このシリーズの「その9」を参照願います。
そうして、逆流が起きる、という事はつまり「皿川樋門は開いていた」という事です。
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飯山市と河川事務所の大嘘があばかれました!!
追伸(5/3日)
待てど暮らせど
「千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会」が開かれた、という報告がありません。
そのかわりに多くの委員会が設立、運営されている様です。住民アンケートの結果報告はどうなったのでしょうか?またしても「不都合な事実が多いため」「闇から闇に葬られた」のでしょうか?
追伸の2
千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会が6月11日に、WEB会議形式=開催場所=千曲川河川事務所で開催されました。
上記記事より:『今回の会議は、令和2年度の本格的な出水期を前に、令和元年台風第19号出水を踏まえ、各機関における課題と今後の対応及び減災に関する取組の進捗状況や今年度の取組実施予定などを共有し、今後の洪水等に備えていくために開かれたもので、「台風19号の千曲川堤防決壊により大きな被害が発生した長野市住民の避難行動に関するアンケート調査の結果報告」などがありました。
このアンケート結果は、6月12日付の信濃毎日新聞でも報道されました。
この会議の構成メンバーには飯山市も入っています。
・・・飯山市の「台風19号災害対応に対する検証」はどうなっているのででしょうか?
多方面からの検証を行い、その検証結果について早急に市民に公表し、その結果を市民と共有しつつ、新たな事態に対応しなければいけないのではないかと思います。』
飯山市の住民アンケート結果はどうなっているのでしょうか?区長さん達とお茶を飲んでそれで話は終わりですか?飯山市のやり方には失望するばかりであります。
追伸の3(2020/7/2 記)
第六回 千曲川・犀川大規模氾濫に関する減災対策協議会 の詳細が公開されました。
内容詳細は前記リンク先にてご確認ねがいます。
それにしても、飯山市の発表内容の貧弱な事。
「本当にやる気がある」のでしょうか?
大いに疑問であります。
・台風19号時の流量 千曲川2カ所 過去最大 (信毎Web)
国が千曲川の流量を調べるため県内3カ所に設けている観測所のうち、上田市生田と中野市立ケ花で昨年10月の台風19号災害時、過去最大の流量を記録したことが10日、国土交通省千曲川河川事務所(長野市)の調査で分かった。千曲市杭瀬下の観測所は川の流速を正確に計測できず、流量を計算できなかった。
同事務所は、川の断面や流速などから1時間ごとの流量を算定。一部の観測所では暫定値を示していたが、同日までに確定値をまとめた。
3カ所の観測所で最も上流の生田では、昨年10月12日午後9時に最大の毎秒7267トンを記録。立ケ花では同13日午前4時が最大で、同8387トンだった。計算できなかった杭瀬下は生田より下流にあるため、生田よりも流量が多かったとみられている。
国が2014年に作成した「信濃川水系河川整備計画」は千曲川の氾濫を防ぐため、おおむね44年度までに立ケ花で毎秒7300トンの流量に対応するとしているが、台風19号の流量はこれを同約1千トン上回った。杭瀬下は同4千トンが目標で、実際の流量の方が上回った可能性が高い。生田は目標の流量が設定されていない。
国や県、流域自治体が進める「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」は27年度までに、台風19号と同程度の雨が降っても千曲川で越水しないことを目指す。同事務所は今後、遊水地の新設や河道掘削で流量を確保できるようにする方針だ。(2020年6月11日)