令和4年9月第382回飯山市議会定例会
◯議事日程(第2号)
令和4年9月7日(水曜日)午前10時開議
日程第1 一般質問
14番 山崎一郎議員
10番 上松永林議員
12番 久保田幸治議員
7番 高山恒夫議員
◎市長(足立正則)
これからの10年ということであると思いますが、飯山市にとって大きな課題が2つあると思いますので、その2つについて述べさせていただきたいというふうに思います。
まず1点目なんですが、これからの飯山市にとりまして千曲川の治水対策が実は最重要課題なんです。令和元年の東日本台風では、これまでの予想をはるかに上回る大雨によりまして、長野市の長沼地区では千曲川の本堤が決壊しまして人命に関わるような大きな災害となりました。
国では、立ヶ花での流下整備目標を上流部のダムなどの洪水調整する前は9,400トンと非常に大きな、調整後でも今までの7,300トンから1,000トン多く流す8,300トンということを整備目標として、現在、緊急治水対策プロジェクトが進められているわけでございます。
それで、上流部の長野市、それから対岸の須坂市のほうでは、これに基づきましてより決壊しにくい堤防の整備が既に進んでおるわけでございまして、上流部がこうして整備されてくることによりまして飯山盆地での洪水リスクというのはより高まっているというふうに考えなければならないというふうに思います。前よりも1,000トンたくさん流さなきゃいけないということでございます。
それで、飯山市におきましては、流下量が増えることによりまして無堤地区の堤防整備、バイパス沿いとかそれから常郷のエリアがあります。それから、遊水地整備もこれからでありまして、千曲川、そして皿川で多くの工事を、これまた早くしなければならないということがございます。
この千曲川、皿川の治水工事は、市民の命にも直結するような非常に最重要課題でありますので、国・県との連携体制を一層強めて推進をしていく必要があるということがまず非常に大きな一つでございます。
↑コメント
足立君
とうとう自分たちがやらかしたミスを一言も詫びることなく市長を辞めたわけだ。
そういう事でいいのかい?足立くん。
ちなみに飯山市の公表では台風19号襲来の折「バイパス沿いとかそれから常郷のエリア」にあふれた水も「内水氾濫扱い」だったなあ。
しかし事実は「そこに氾濫したのは千曲川の水」だから「外水氾濫」だよねえ、足立くん。
◆10番(上松永林)
会派絆の上松永林です。
発言を許されましたので、市政運営の中で私が関心を持っております諸問題について、事前の通告に従い質問をいたします。
最初に、雨水排水対策事業についてお尋ねをいたします。
飯山市では、令和元年度の19号台風と2年度の7月豪雨のような市街地での浸水被害の解消を目指して、
事業期間を令和3年度から7年度までを第1期とする大規模雨水処理施設整備事業といたしまして、まず、
1、飯山排水区災害復旧事業、
2として、城山雨水排水ポンプ場整備事業、
3として、市街地排水路改修事業、
4として、市街地貯留施設事業等を実施しております。
3年度に行われた事業のそれぞれの工事の進捗状況と、併せてまた、城北下水路大型ボックスカルバート設置工事のように3年度予算で4年度に繰り越した事業等がありますが、それらの状況もお尋ねをいたします。
◎建設水道部長(高橋英志)
令和元年台風第19号により浸水被害を受けました飯山・城山雨水排水ポンプ場の災害復旧工事につきましては、ポンプ施設の修繕等を行いまして、令和2年度に完了しております。
また、令和3年度から進めております大規模雨水処理施設整備事業につきましては、
1つ目として、城山雨水排水ポンプ場整備事業で、機械更新工事、建物耐震改築工事を実施しておりまして、令和4年度末の完成に向けて事業を進めております。
2つ目の市街地排水路改修工事につきましては、城北下水路の更新工事を実施しておりまして、出水期前に新たな排水路の設置が完了しまして、本年度秋に竣工となります。
3つ目の市街地貯留施設事業につきましては、公共下水道雨水計画に雨水貯留施設を位置づける必要がございますために、公共下水道の全体計画及び事業計画につきまして、関係機関との協議を進めているところでございます。
以上です。
↑コメント
それでね高橋君
ポンプ場の設備は原状復帰だけだよねえ
そんなんでポンプ場の能力不足の件は直ったのかい?
それからねえ、大雨降ると25m道路と堤防の接続道路の下が浸水する。
それを防ぐには「降った雨水を一時的にためておく市街地貯留施設が必要」な訳だ。
つまり「現状では飯山市の雨水対応能力は不足している」という事を認めたわけだよねえ。
それはつまり「台風19号並みの雨が降ると、皿川が氾濫しなくても市内に雨水があふれて床下、床上浸水が発生するぞ」という当方の指摘を認めた事にもなる。
ちなみに4番目の「市街地貯留施設事業等」というのは何かね、高橋くん?
説明が必要だよ。
◆10番(上松永林)
静間樋管ですけれども、この内水対策については、雨水の公共下水道計画区域外からの内水流入の抑制を図る方法を検討して第1期事業期間の中で進めていきたいとしておりましたけれども、まだ終了していないようであります。進捗状況をお尋ねします。
併せて、今後の見通しと現時点での静間樋管の内水対策をお尋ねいたします。
◎建設水道部長(高橋英志)
静間樋管への内水流入を抑制する方法としまして、上流の北畑地籍で一級河川清川へ一部を放流することが効果的と考えております。現在、その放流先等について河川管理者であります長野県と協議を進めているところでございます。
なお、現時点での静間樋管の内水対策としましては、委託契約をしております業者が緊急時に静間樋管へ移動式の排水ポンプを搬入設置いたしまして、消防団の操作によって排水作業を行うこととなっております。
以上です。
↑コメント
県町を千曲川からの逆流泥水の中に沈没させたのは、消防団が静間樋管を閉めなかったせいだよ、上松くん。
そんな事もわからずに、見当違いの対策をしても意味はないよねえ、高橋君。
おっと間違えた
市役所は「静間樋管が閉まっていなかった事を知っているん」だったねえ、足立くん。
だって「氾濫の後で、そこに溜まりこんだ千曲川の泥をダンプで運び出した手配をした」のは飯山市だものねえ。
>静間樋管への内水流入を抑制する方法としまして、上流の北畑地籍で一級河川清川へ一部を放流することが効果的・・・
↑↑↑県町エリアの台風19号での浸水被害は「内水氾濫ではない」のだよ。
あそこのエリアには「上流の北畑地籍からの雨水は流れ込まない。」
>なお、現時点での静間樋管の内水対策としましては、委託契約をしております業者が緊急時に静間樋管へ移動式の排水ポンプを搬入設置いたしまして、消防団の操作によって排水作業を行うこととなっております。
↑↑↑台風19号の折には、その契約はしていなかった様だね。
従って「消防団・第一分団長をはじめとして、市役所の担当課を含めてだれも開けっ放しだった静間樋管を閉める事はしなかった」という訳だね、高橋くん。
ちなみに2023/10月時点で静間樋管のシャフトにはいまだゲートが全閉した事がわかる白ペイントマークがなかった。
グーグルマップで一見、白ペイントがある様に見えたのは見間違い。
現物確認したら、白ペイントマークがない。
つまり「市役所は今だまじめに静間樋管を閉めるつもりは無い」という事を示している。
そうであれば大水の際には県町エリアには千曲川からの逆流がまた起きる可能性が大きい。
そうであれば県町エリアに暮らしている住民は自衛手段を講じる必要がある。
それはつまり「千曲川大水の際には静間樋管が閉められている事を自分の目で確かめる」という事である。
◆10番(上松永林)
長野県が行う皿川の河川改修工事ですけれども、これは千曲川合流点から英岩寺までの約600メートルの区間で築堤整備による内水対策を実施するという説明がありました。
工事が始まる気配がいまだ見えませんけれども、日程等をお聞きでしたらお話をいただきたいと思います。
◎市長(足立正則)
これは長野県が行っております皿川の河川改修事業でございますけれども、今年度、堤防やJR橋の設計、また、用地測量、物件調査を進めていただいておりまして、今後、順次個別の用地交渉に入る予定というふうに聞いておるところでございます。
それからまた、9月にはJR橋の工事の影響区間を除く上流と下流に分けて工事を発注し、年内には工事着手ということでございまして、令和6年度を目標として整備をしていくという見込みと聞いておるところでございます。
ただ、これは県がやっている事業ということでございまして、今度はフルバックといいますか千曲川の本堤と同じ高さの堤防を造るということになりますが、その接合部、樋門の関係とか、それから、今、堤防バイパスへつながる手前の皿川橋、ここのところも接合部のところがあるんですが、ここについては国の工事がうんと関係してくるわけでございまして、今、先ほどお話し申し上げましたのは皿川橋より上流の県管理区間の話で、したがって、その合流部につきましては、国の事業でございます。
それ以降になる見込みではないかというふうに思われますが、そこのところが実は非常に大事な点でもございますので、いずれにしても早く事業に取り組んでもらうという必要があるというふうに認識しております。
以上です。
↑コメント
ねえ足立君
取り去る事が出来ない皿川樋門をあたかも「取ることが出来る」様に言う君の言い方は「市民に対するだまし」と言うものだよ。
そうして「樋門が残るフルバック」などと言うものは「世の中にはない」のだよ、足立くん。
それにしても皿川樋門、前回台風19号では「市役所が立てた水防計画」に従って開けっ放しだった訳だが、おかげで飯山市街地は千曲川の泥水の中に沈んだ訳だ。
それでも懲りもせずに「皿川樋門は開けっ放しでいい」=「フルバックにする」と言うのだね、君はww。
◆10番(上松永林)
今、市長からも早く事業に取り組んでいただきたいというようなお話がありました。
本当に、ことしも全国各地で大雨による災害が発生をしております。飯山市もいつ豪雨に見舞われるか分かりません。
さらに、長野県に降る雨の雨水のおよそ半分は千曲川に集まるわけであります。7年度までとしている雨水排水対策事業をできるだけ急ぐべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
◎市長(足立正則)
上松議員さん、おっしゃるとおりなんです。
今、市街地の内水の事業それから千曲川関係、皿川関係の事業を進めていただいているんですが、今、異常気象といいますか、今まで想定していなかったような雨というのがいつ降るか分かりません。
今回も台風、たまたま日本海側のほうへそれたわけですけれども、したがって、これもうできるだけ早くやらなきゃいけないという事業でございます。
千曲川が貫流している飯山市の宿命でございますので、これにつきましては、ぜひ市も全力を挙げて取り組まなければいけないというふうに思います。
以上です。
↑コメント
ねえ足立君
台風19号襲来の折、自分たちがやらかしたミスについては一言も触れないのはどういう訳だい?
2度と同じような「おバカな市役所対応をしない為には何をするべきか」、少しも明確にせずに君は辞めるんだねえ。
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追伸:飯山市議会議事録については飯山市のHPからアクセスして閲覧する事が可能です。:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/iiyama/SpTop.html
参考資料・一覧